秋田県でワイン用ブドウの栽培に取り組むTOYOSHIMA FARM、ワイナリー開業に向けてクラウドファンディングを開始。公開初日で目標金額達成、ネクストゴール300万円に挑戦中!

2024.03.11 16:20
詩の国秋田株式会社
秋田県由利本荘市矢島町でワイン用ブドウを栽培する「TOYOSHIMA FARM」は、子どもたちに農業の可能性を示すことで美しい田園風景を守りたいという想いから、ワイナリーの開業を目指しています。
◆クラウドファンディング概要
「秋田・鳥海山のふもとでワイナリー開業に挑戦!~ふるさとの美しい風景を守りたい~」

【プロジェクトページリンク】
ページURL:
実施期間 2024年2月22日~2024年3月31日

食品や工芸品を中心に、厳選された秋田県産品の販路開拓を行う地域商社 詩の国秋田株式会社(代表取締役 伊藤 晋宏)が運営するECサイト「詩の国商店」は、クラウドファンディングプラットフォームCAMPFIRE内の「SCOP」にて、秋田県内の生産者と共同でプロジェクトを立ち上げ、生産者の取り組みを支援しています。プロジェクト第三弾は、秋田県由利本荘市矢島町でワイナリー開業を目指す「TOYOSHIMA FARM」とコラボ。公開初日で目標金額50万円を達成し、ネクストゴール300万円達成に向けてチャレンジしています。

※SCOPとは…
株式会社秋田銀行(頭取 新谷明弘)と株式会社秋田魁新報社(代表取締役社長 佐川博之) および株式会社CAMPFIRE(代表取締役 家入一真)が秋田県の地域課題の解決ならびに活性化を目的に開設した購入型・寄付型クラウドファンディングサービスです。

◆TOYOSHIMA FARMとは
TOYOSHIMA FARMの豊島昂生(とよしまこうせい)さんは2016年からふるさとである秋田県由利本荘市矢島町でワイン用ブドウの栽培をしています。これまで、栽培したブドウを使って県外の醸造所に委託して作ったワインやジュースを販売してきました。
この度、ブドウ栽培を始めた頃からの夢であるワイナリー開業にチャレンジしています。

◆ワイナリーのある未来
豊島さんは、矢島町でワイナリーを開業すると、こんな未来が待っているのではと考えます。
-”made in 矢島”ワインが作れる 栽培~醸造までの一貫した工程を全て、矢島で行うことができ、新たな矢島地域の特産品として売り出すことができます。
-新たな観光・交流スポットになる 将来的にはワイナリーの見学会や商品販売、各種イベントの開催場所としての活用も思い描いています。矢島地域で人が交流できる拠点として貢献できます。
-ふるさとの子どもたちに農業の可能性を示せる ワイナリーを開業し、TOYOSHIMA FARMが楽しくブドウ栽培やワイン造りに取り組む姿を見せることは、矢島で暮らす子どもたちや若い人たちに"農業"の可能性を示すことができ、豊かで美しい矢島の風景を守ることにつながります。

◆TOYOSHIMA FARMの歩み
2014年、大阪で会社勤めをしていた豊島さんは、仕事を辞めてふるさと矢島町に帰ってきました。農業をしていた父を手伝いながら、鳥海山を望む棚田の風景を見ていると、都会暮らしで疲れていた心が自然と癒えたといいます。この時、「ふるさとの田園風景を守りたい」と思ったそうです。TOYOSHIMA FARMの原点です。
農家を志したものの「どうせやるなら、新しい農業をやれ」と米農家の父に言われ、悩んでいた時に出会ったのが各地で活躍する「ワイナリー」でした。ワインに関わる全て(栽培・醸造・販売など)のことを複合的に行っている様子を見て、ワイナリーを中心に地域が活性化している事例を知り、「自分も挑戦してみたい」という思いを抱いたそうです。

秋田県の果樹試験場で1年間、栽培の基礎を学び、2016年から栽培を開始しました。 一般的にワインの原料となるブドウ栽培については、降水量が少なく、日照時間が長い、または、1日の寒暖差が大きい環境が適していると言われています。それに対して、雪国で降雪量・降水量が多いうえ、日照時間も短い秋田県は、「ワイン生産には適していないかもしれませんね笑」と豊島さんは言います。過酷な環境の中、ゼロから栽培法を学び、手探りで苗木を育てた日々は、失敗の連続だったと言います。それでもひたむきにブドウと向き合い続けたのは、ふるさとへの想いです。「私がここで農業を心から楽しむ姿を見て、子どもや地元の若者に『自分もやりたい』と農業に魅力を感じてもらえたら嬉しいです。」と豊島さんは語ります。
現在、約2ヘクタールの畑で赤ワイン用のメルローや白ワイン用のシャルドネなど国際品種8種・計約6,000本を、海外のワイン用ブドウの産地で主流の「垣根仕立て」でしています。畑を訪れると、緩やかな斜面に整然と連なるブドウの枝葉の美しさに目を奪われます。
心血を注いで栽培したブドウをまずはジュースに加工したところ評判に。就農から4年目の2020年、ワインづくりの先人や地域の人々の助けも得ながら、ついに山形県と長野県の醸造所に委託する形で醸造を実現しました。最初に醸造した白ワインとスパークリングワイン、計2,700本は県内外から反響を呼び、早々に品薄になりました。
ブドウ栽培には不利な環境……それは一方で、ここでしか生み出せない特徴をブドウたちにもたらします。暖かい地域ではブドウの甘みが増す一方、酸味は徐々に薄れていきます。豊島さんの育てるブドウは、温暖とは真逆の環境で育てることにより酸味に特徴があり、「綺麗な酸が残り、すっきりとした飲みやすいワイン」として評価されています。降水量が多く、日照時間が短いという一見ネガティブな環境がTOYOSHIMA FARMのワインの良さを引き出しています。
そんな、ワイン用ブドウの栽培に取り組んできた豊島さんがいよいよ、当初の夢であるワイナリー開業に向けて動き始めます。由利高原鉄道「矢島駅」からほど近い場所にある農協の施設を活用し、準備を進めます。
計画では2024年秋にワイナリーを開業し、あわせて酒造免許を取得。2025年から自社醸造ワインの出荷を始めていきたいと考えています。
「海外や国内の他産地とは異なる、矢島だから表現できるワイン」の醸造、そして、地域の方々から応援してもらえるワイナリーを目指して準備を進めています。
ワイナリー開業予定地は、観光列車も走る由利高原鉄道「矢島駅」からも近い場所です。
ワイナリーを通じて、農業に魅力を感じてもらえる子どもたちが増えることを目指しています。
◆リターン品の紹介
TOYOSHIMA FARMのワインを中心に様々なリターンを取り揃えております。その一部をご紹介します。
10,000円(消費税・送料込み)白・赤ワイン+グラス+HPへのお名前掲載TOYOSHIMA FARMの白・赤ワインとワイングラス1個をセットにしてお届けします。
10,000円(消費税・送料込み)赤ワインで味わう比内地鶏おつまみセット秋田県の特産品、比内地鶏を使用したおつまみ缶詰と赤ワインとのペアリングをお楽しみいただけます。
50,000円(消費税・送料込み)ワイナリータペストリー名入れ権(個人向け)開業するワイナリーに設置するタペストリーに支援者様のお名前を掲載させていただくプランです。もちろんワインつきです。






◆CAMPFIRE プロジェクトページ
【ページURL】
【ページ掲載期間】
2024年2月22日~2024年3月31日

◆プロジェクトオーナー
食品・工芸品を中心に厳選した秋田県産品を掲載するショッピングサイト。
秋田の土地と風土を活かし、こだわりの原料と製法で”本当にいいもの”を作る人たち。
そんな生産者のものづくりに対する想いに共感していただき、秋田の輪を広げていきます。サイトURL:
Instagram:
【ECサイト運営会社】
会社名:詩の国秋田株式会社
所在地:秋田県秋田市山王三丁目2番1号 秋田銀行本店2階
代表者:伊藤 晋宏
設立:2021年4月
URL:
Facebook:
秋田県に本店を置く秋田銀行株式会社の子会社として2021年4月に設立した地域商社。
農業・食品関連分野、伝統工芸分野などを中心に、秋田の強みを活かした商品開発・ブランディング・プロモーションを通じて、秋田県の産業振興をはかっております。
また、台湾現地に台北支店を設立しており、国内だけでなく、台湾を中心とした海外への販路開拓を通じて新たな商流構築にも取り組んでおります。

【お客様からのお問い合わせ先】
《詩の国秋田株式会社 EC事業担当》
食品・工芸品を中心に、厳選した秋田県産品を掲載するショッピングサイト。生産者のものづくりに対する思いにフォーカスした読みものページも掲載。
サイトURL:
Instagram:

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