カットと丸ごとで保存法は違う？れんこんの冷蔵＆冷凍、常温保存

切り方や加熱方法によっていろいろな食感が楽しめるれんこん。その保存方法を冷蔵と冷凍、常温の場合に分けて紹介します。

カットされたものと丸ごとのもので保存法が変わります。

ラップでぴったりと包んで野菜室で保存する。

保存容器にれんこんを入れ、かぶるくらいの水を入れてふたをし、保存。 　　
【保存期間の目安】
約1週間（秋冬なら2週間程度）

濡らしたキッチンペーパーで包む。

1をビニール袋に入れて野菜室で保存する。

長く保存したいときは、料理に使える大きさに切ってから冷凍保存します。

使いやすい形（乱切り、輪切りなど）に切る。

1を酢水（水1カップに酢小さじ1/2）にさらしてあく抜きする。2～3分さらしたら水気を取る。

酢水に長くつけ過ぎると酢のにおいが移ってしまうので注意。

2を冷凍用保存袋に入れ、冷凍庫に入れて保存する。

【保存期間の目安】
約1カ月
【使い方】
凍ったまま調理

両端が切られていない土つきのものは、土を落とさずに表面を湿らせ、さらに湿らせた新聞紙に包んで冷暗所でも保存できます。

れんこんを上手に保存して、おいしく使い切りましょう。

穴があって先を見通せることから「見通しがきく」という縁起物としても用いられるれんこん。蓮（はす）の地下茎が肥大したもので、漢字では「蓮根」と書きます。
きんぴらや酢ばすではシャキシャキ、煮物ではホクホクとした食感が楽しめます。加熱するメニューが多いようですが、本来は生食できる野菜。火を通す場合も栄養素を壊さないよう、加熱時間は短めにしましょう。
最終更新:2023.10.25
文：アーク・コミュニケーションズ
写真：清水亮一（アーク・コミュニケーションズ）
写真（撮影協力）：吉田めぐみ
監修：カゴメ
出典：
JAこうか「食とくらしのこと　レンコン」（れんこんの保存）
JAグループ「秋・冬の旬野菜　レンコン」（れんこんの保存）
JA福岡市「れんこん」（れんこんの保存）