おせちの残りを簡単リメイク！10分でできる洋風おつまみ

お正月三が日も明けて、徐々にお正月ムードも終わり。でも、まだおせち料理が残っている、なんてことはありませんか？そのまま食べるのも飽きてしまったおせちを、洋風おつまみにリメイクして日本酒と一緒に楽しみましょう。ドリンク&フードクリエイター・青山金魚さんが考えた、10分でできるリメイクレシピをご紹介します。

おせちで残った数の子を利用して、大人気おつまみのカズチーを再現！そのままでもちろん、お好きなハーブやスパイスを加えたり後がけしたりして、アレンジも自由自在です。クラッカーやバゲットにのせたり、のりで挟んだりしても楽しめます。

【材料】
・数の子（塩抜き済）：30g
・スモークチーズ：60g
・プロセスチーズ：40g
・ゆずの皮：3g
・山椒粉：適宜（無くても可）

【作り方】
①数の子は包丁できざむと粒がつぶれてしまうので手で細かくほぐす。チーズは粗く刻む。ゆずの皮はみじん切りにする。
②チーズとゆずの皮をクッキングシートの上にのせ、600wの電子レンジで1分ほど加熱し、数の子を加え、お好みで山椒粉を振り、棒状に整えて冷蔵庫で冷やす。
※加熱時間はチーズの表面が柔らかくなって溶けてくる程度で調節
③固まったら8ミリほどの輪切りにする。

おせち料理で残ってしまうものとして上位に上がるのが黒豆。たくさん作りすぎたけど、食べきれないという人が多いようです。そこで、黒豆をスナック風にリメイク。黒豆に味がついているため特に調味料は不要なので、簡単にできるのもポイント。粗びき黒胡椒とはちみつをかけてアクセントをつけて楽しむのもおすすめです。

【材料（8本分）】
・黒豆：32粒
・クリームチーズ：100g
・餃子の皮：8枚

【作り方】
①餃子の皮の中央にクリームチーズと黒豆をのせくるくると巻き、巻き終わりに水をつけ留める。
②クッキングシートに並べトースターで10分前後表面に焼き色が付く程度焼く。

おせち料理には欠かせない紅白かまぼこ。そのまま食べるか、醤油やマヨネーズをつけて食べるのが定番かもしれませんが、それも飽きたらちょっと一工夫。クリームチーズとバルサミコ酢で洋風にし、串を刺したらおしゃれなピンチョス風に。

【材料（4串分）】
・かまぼこ（紅白）：各8枚（5mm幅）
・わさび：適量

A
-クリームチーズ：100g
-バルサミコ酢：小さじ2
-醤油：小さじ1/2
-ごま油：小さじ1/2

【作り方】
①かまぼこを赤、白2枚をずらして並べくるくると巻き、2セットづつ串に刺す。
②Aを混ぜ合わせ、①の中央に詰めてわさびをのせる。
※1㎝幅に切ったかまぼこの中央に切り込みを入れ、Aを詰めてもOKです。

にんじんと大根で紅白のおめでたい色をしているなますは、その酸っぱさから苦手という人も多いようです。そんな酸っぱさを和らげてアレンジするのにおすすめなのが、生ハムとチーズ。それぞれにうま味と塩気があるので調味料は必要なく、簡単にリメイクできますよ。

【材料（8個分）】
・なます：50g
・生ハム：2枚
・スライスチーズ：2枚
・クラッカー：8枚
・ゆずの皮：少々
・オリーブオイル：8滴

【作り方】
①チーズを2枚とも十字に切り、クラッカーの上にのせる。
②生ハムを2枚とも4等分に切り、①にのせる。
③②の上に、汁気を絞ったなますを盛り、刻んだゆずの皮をのせ、オリーブオイルを1滴ずつかける。

N.B.A認定バーテンダー。カクテルコンペティションでは全国大会に出場。 オリーブオイルテイスター/ナチュラルフードコーディネイター/ベジタブル&フルーツアドバイザーの資格も有す。 料理では年間12本以上のレシピコンテストを勝ち抜き、現在は家時間を楽しむお酒と料理を提案。企業と連携したレシピ開発を多く手掛ける。 主な著書は、「即決！選ばレシピ（主婦の友社）」、「医者がすすめる！カラダにいい最強おつまみ（タツミ出版）」など。viawww.instagram.com