恵比寿ガーデンプレイスタワー「DBJ Green Building認証」最高評価5つ星を取得

サッポロ不動産開発株式会社
築30年以上のオフィスビルでは初

　サッポロ不動産開発株式会社（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：宮澤　高就）が運営する恵比寿ガーデンプレイスタワー（以下「当物件」）が、DBJ Green Building認証オフィスビル版で最高評価の5つ星を取得しました。築30年以上の賃貸オフィスビルにおける5つ星の取得は、国内初の事例です（認証日時点）。

　DBJ Green Building認証（以下、DBJGB認証）は、環境・社会への配慮がなされた不動産を支援する目的で2011年4月にスタートした日本政策投資銀行（DBJ）による認証制度で、こうした不動産について、環境性能のみならず、テナントや地域との連携、耐震性能なども含めて総合的に評価され、優れている物件に対して、5段階のランクで認証が付与されます。

　当物件は、恵比寿のランドマークとして、1994年8月に竣工しました。以来30年以上、継続的なバリューアッドおよび運営管理などの工夫によって、最高評価の5つ星（国内トップクラスの卓越した「環境・社会への配慮」がなされた建物、認証取得可能な集合体の上位10％）の取得に至りました。5つの評価軸※1の中で特に評価が高かったのは、１.Community & Diversity（オールジェンダートイレの設置、ビール工場と街の歴史等を紹介するミュージアムの設置、施設内緑地におけるSEGES認証※2の取得等により、利用者多様性・周辺環境・生物多様性※3に配慮している点）、２.Resilience（3回線受電方式の採用、屋上へのTMD型制震装置※4の設置による制震リニューアル工事の実施、専用部に電源供給可能な非常用発電機の設置、渋谷区との災害時における帰宅困難者支援に関する協定の締結等により、施設の防災性を向上させている点）でした。

　恵比寿ガーデンプレイスタワーにおける2023年8月のCASBEE-ウェルネスオフィス評価認証Sランク取得に続き、この度のDBJGB認証の5つ星取得は、当社の長年にわたる安全・安心への取組みと、環境・社会への配慮が高く取評価された結果です。今後も継続的により一層のこれらの取組み強化し、「まちづくり」を通じて地域の魅力を高め、持続可能な発展に貢献します。

恵比寿ガーデンプレイスタワー

認証ロゴマーク

【認証の概要】

※1（参考）DBJ Green Building認証 日本政策投資銀行サイト：

※2 SEGES（Social and Environmental Green Evaluation System）:社会・環境貢献緑地評価システム
（参考）SEGES 公式WEBサイト

※3 恵比寿ガーデンプレイス「サッポロ広場」が環境省「自然共生サイト」に認定

※4 TMD(Tuned Mass Damper)：揺れの周期を調整した錘が動くことにより建物の揺れを止める制震装置