新任の代表理事２人が就任　パルシステム連合会　第43回通常総会

パルシステム連合会
パルシステム生活協同組合連合会（パルシステム連合会、本部：東京都新宿区）は6月23日（月）、東京都豊島区のホテルメトロポリタンで第43回通常総会を開催しました。総会では、第20期役員選任案が承認され、直後に開催された理事会で新任の代表理事理事長に渋澤温之、代表理事専務理事に辻正一をはじめとする新たな役員体制が決まりました。

2024年度供給高は前年比102％
総会では提案された「2024年度事業報告、決算報告及び剰余金処分案承認の件」など4議案すべてが全会一致で可決、承認されました。議決詳細は別紙のとおりです。

2024年度は、サステナブルアクション「超えてく」の一環として、産直米の生産者を応援する「お米で超えてく（お米スイッチ）」や、水産品の利用を呼びかける「お魚食べよう」などを展開しました。そのほか冷凍温度帯で2拠点目となる物流施設「つくばみらいセンター」の開設や、能登半島地震における被災地への職員派遣などを通じ、持続可能な社会の実現を目指しました。

その結果、決算は供給高1,811億9百万円（前年比102.8％、予算比101.8％）となりました。会員生協ベースでの供給高は2,366億30百万円（前年比102.8％）です。経常剰余は11億19百万円（前年比1億13百万円減、予算比9億19百万円増）でした。
グループの「総合力」問われる１年に
2025年度は、国連の定める国際協同組合年であり、8月に先の戦争から80年、2026年3月には東日本大震災から15年の節目を迎えます。第9期中期計画（2024～2026年度）2年目として、パルシステムグループの総合力が問われる1年と位置付けます。予算は、供給高183,920百万円（前年比101.5％）、経常剰余400百万円（同35.7％）を見込みます。

そのほか本総会では、第20期役員として理事25人、監事4人が選任されました。総会終了後に開催された理事会で、代表理事理事長に渋澤温之（前代表理事専務理事）、代表理事専務理事に辻正一（前常務理事）をはじめとする役員体制が決まりました。
新任代表理事略歴

代表理事理事長：渋澤温之（しぶさわあつし）2000年生活協同組合エル（生協エル、現生活協同組合パルシステム千葉）ならびに生活協同組合連合会首都圏コープ事業連合（兼任、現パルシステム連合会）理事就任、2004年生協エル専務理事、2018年パルシステム連合会専務理事などを経て現職。1965年3月生まれ。

代表理事専務理事：辻正一（つじまさかず）2008年生活協同組合東京マイコープ（東京マイコープ、現パルシステム東京）業務執行理事に就任。2013年パルシステム連合会理事（兼任）、2015年パルシステム東京専務理事、2023年パルシステム連合会常務理事などを経て現職。1966年7月生まれ。



●パルシステム生活協同組合連合会第４３回通常総会

日時：2025年6月23日（月）14時～16時04分
会場：ホテルメトロポリタン3階富士の間
出席：代議員総数55名(本人出席53名、書面出席2名)

議案・採決結果
第1号議案　2024年度事業報告、決算報告及び剰余金処分案承認の件
◆反対　0票、賛成　53票、可決。
第2号議案　2025年度事業計画及び予算決定の件
◆反対　0票、賛成　53票、可決。
第3号議案　第20期役員選任の件
◆反対　0票、賛成　53票、可決。
第4号議案　役員退職金支給の件
◆反対　0票、賛成　53票、可決。

パルシステム生活協同組合連合会
所在地：東京都新宿区大久保2-2-6 、理事長：渋澤温之
13会員・統一事業システム利用会員総事業高2,604.2億円/組合員総数176.2万人（2025年3月末現在）
会員生協：パルシステム東京、パルシステム神奈川、パルシステム千葉、パルシステム埼玉、パルシステム茨城 栃木、パルシステム山梨 長野、パルシステム群馬、パルシステム福島、パルシステム静岡、パルシステム新潟ときめき、パルシステム共済連、埼玉県勤労者生協、あいコープみやぎ
HP：

2025年は国際協同組合年です