電動タイヤローラを初めてレンタル提供しました～カーボンニュートラル推進と環境負荷軽減に貢献する次世代建設機械のレンタルを開始～

西尾レントオール株式会社
ニシオホールディングス株式会社傘下の西尾レントオール株式会社（本社：大阪府大阪市、代表取締役社長：西尾公志）は、グループ会社である新トモエ電機工業株式会社（本社: 東京都大田区、代表取締役社長: 外村 圭弘）と共同開発した電動タイヤローラのレンタル提供を開始し、2025年3月5日に初出庫を迎えました。

撮影：西尾レントオール株式会社

電動タイヤローラ導入の意義
建設業界では、2050年のカーボンニュートラル実現に向けた取り組みが加速しています。特に建設機械からのCO2排出量削減は業界の重要課題となっており、当社はこのニーズに応えるべく、従来のディーゼルエンジン式に代わる電動タイヤローラの開発・導入を進めてきました。

今回レンタル提供を開始した電動タイヤローラは、以下の特長を有しています：
・CO2排出削減効果 - 従来型と比較して作業中のCO2排出量を100%削減
・騒音低減 - エンジン音が大幅に軽減され、住宅密集地や夜間工事での使用に最適
・振動軽減 - 作業者の快適性向上と周辺環境への影響を最小化
・メンテナンスコスト削減 - エンジン関連部品の点検・交換が不要
参考URL

現場の概要と導入の効果
お客様：株式会社NIPPO
施主：株式会社IHI・野村不動産株式会社
元請：五洋建設株式会社
現場名：「Landport横浜杉田」（神奈川県横浜市金沢区）
工事内容：外構工事
初出庫となった当該現場は住宅地に近接しており、環境配慮型機械の導入が求められていました。この機種をご活用いただくことにより、住民の方々への騒音影響を最小限に抑えながら、高品質な施工を実現するサポートを進めます。

今後の展開
当社は2025年度内に電動タイヤローラを７台まで拡充し、全国の建設現場へのレンタル提供を広げる計画です。また、ローラに限らず、バックホウやダンプトラックなど他の建設機械の電動化にも積極的に取り組み、建設業界のカーボンニュートラル実現に貢献してまいります。

詳細は西尾レントオール公式ホームページのお知らせもご覧ください

撮影：西尾レントオール株式会社

2025年6月18日（水）～21日（土）の４日間で開催される「第7回 国際 建設・測量展（CSPI-EXPO2025）」では、NISHIOグループである山崎マシーナリー株式会社の出展ブースにて電動タイヤローラの実機展示を行います。国内でまだ数の少ない実機を間近でご覧いただける機会ですのでぜひ、お立ち寄りください。

また本展示会では、西尾レントオールも屋内・屋外ともにブース出展いたします。実機・デモンストレーションをメインに据え、当社の先端技術搭載製品を身近で体感いただける展示となっておりますので、ぜひお立ち寄りください。皆様のお越しをスタッフ一同心よりお待ち申し上げております。

2025年2月19日（水）～20日（木）の2日間、西尾レントオール・東京機械センター（千葉県佐倉市）にて、舗装・土木会社向けに「電動建機試乗会」を開催しました。電動タイヤローラをはじめ、当社が保有する約15種類もの電動建機や関連商品が勢ぞろいした様子をご覧いただけますので、ぜひご視聴ください。