高知を“八百屋で元気にする”令和の行商「森尾商店」移動販売本格始動!生産者と消費者をつなぐ新たな挑戦ーエクスライドが描く“地域の子どもが商いを学ぶ”未来構想とは

2025.06.11 15:20
合同会社エクスライド
“顔の見える八百屋”が雨の中で完売スタート!地域の青果を移動販売で届ける森尾商店、SNS発信とエンタメ性でまちに活気を。将来は子どもたちの商い教育を担う〈エクスライド学校〉構想へ
移動販売初日には、大雨にもかかわらず多くの来場者でにぎわいました。地元の生産者とともに、楽しく・おいしく・元気に地域を盛り上げます!

合同会社エクスライド(高知県高知市、代表:甲木良作)は、6月10日(月)、地域課題に根ざした移動販売型の青果事業「令和の行商・森尾商店」を高知市内で本格始動いたしました。

TSUTAYA中万々店前(高知県高知市中万々809)での初出店では、雨天にもかかわらず多くの来場者が足を運び、販売した約400点の商品が完売。お客様によるSNS投稿も多数見られ、「顔の見える八百屋」として、地域にリアルな反響が生まれ始めています。
オープン開始直後からSNSを見た若い世代もぞろぞろ集まりはじめました。

本プロジェクトは、農業・流通・地域コミュニティを巻き込んだ“高知発の地域循環モデル”として立ち上がったものです。そして今回は、その先にある未来、すなわち《エクスライド学校構想》についても、本リリースで初めて明確にお伝えします。
「見えない野菜」を、見える場所へ
目にも鮮やかなピーマンがシンボルのように並ぶ「森尾商店」の移動販売は、生産者と消費者をリアルにつなぐ新たな”行商”のかたちです。

前回のプレスリリース
では、市場に乗らない“行き場のない野菜”に光を当て、フードロス削減と農家の販路確保を両立するモデルとして森尾商店の構想を紹介しました。
今回の移動販売は、その“次の一歩”です。

八百屋としてただ野菜を売るだけでなく、お客様の反応を目の前で感じ、言葉を交わし、笑顔で商品を手渡す。デジタル化が進む今の時代だからこそ、あえてのアナログな関係性の中にこそ、私たちが忘れかけていた「商いの原点」があるのではないか――。

スマホでは得られない、人と人とのあたたかいやり取り。声をかけ、手を振り、笑い合いながら野菜を買ってもらう。そんな昔ながらの八百屋の風景を、令和に復活させたいという思いから、私たちは雨の中、テントを広げ、野菜とともに立ちました。
初出店で感じた“つながりのチカラ”
思わず写真を撮りたくなるようなエンタメ性と、買って応援したくなる野菜たちで、SNS上でも多くの反響を集まています。

6月10日の初出店では、袋詰めで用意した約400点の野菜がほぼ完売。販売しているのは、地元の農家さんから直接仕入れた、新鮮で安心な野菜たち。その多くは、見た目やサイズが理由で市場には出回らない、いわゆる「行き場のない青果」。

けれど、味や栄養は一流。生産者の愛情と想いがたっぷり詰まった野菜たちを、破格の袋詰めサービスでお届けしています。

特に人気を集めたのは、100円でたっぷり入ったピーマン袋詰め。多くのお客様がそのお得さと鮮度に驚き、商品を手に撮影。その場でInstagramストーリーに投稿してくださる方が続出しました。
森尾商店名物・野菜の詰め放題(100円)!
詰めて楽しい、嬉しい。100円ピーマンで笑顔連鎖中!

実際に会話を交わしながら販売する中で、お客様の「このピーマン、本当に立派!」「また来週も来てくれる?」といった声は、ただの販売実績以上の価値を感じさせてくれました。
なぜ、移動販売なのか? なぜ「八百屋」なのか?
雨の中でも足を運んでくれるお客さんがいる。その理由は、ただ野菜を売るだけではなく”つながり”を届けているから。森尾商店は、地域の生産者の想いと、街中の暮らしをつなぐ”令和の行商”。移動販売という形を選んだのは、野菜と人との距離を縮めたいから。

この取り組みは、単なるビジネスではなく、私たちが掲げる「地域の課題解決型ビジネス」の第一歩です。農家の方々が抱える販路の課題、地域社会の”人と人のつながりの希薄化”。これらの課題を、商いの力で結び直していく。それが、私たちが解決したい課題です。

さらに、移動販売という形式は、初期投資が少なく、1日単位で回収と改善ができる柔軟性を持っています。働く側にとっても、子育てママやセカンドキャリア層など、多様な生活スタイルに合わせやすく、ソーシャルインクルージョン(社会的包摂)の側面も担っています。

ゆくゆくは、志を共有してくださる方々へのノウハウ提供(FC)や常設店舗展開も視野に入れています。

そして何より、「八百屋」という業態は、地域の玄関口。朝、「今日は暑いねぇ」から始まる、たわいのない会話が、実は地域のセーフティネットにもなる。スーパーでも、ネットでも味わえない、“顔の見える関係性”こそが、いま再び求められているのです。
森尾商店の先に描く、“エクスライド学校”構想
私たちエクスライドがこの事業の先に据えているのが、「エクスライド学校」構想です。これは、地域の子どもたちが「仕入れ・値付け・POP作り・販売・SNS広報」までを実践的に体験できる、“商いの総合学習”の場です。

経済の仕組みを体験を通じて理解し、相手のことを思い、工夫する力を育てる――。
そんな生きる力を育む、教育と実践を融合した新しい学びの場を作りたいと考えています。
▼ 実現したい3つの柱:
1. こどもバイヤー体験:農家を訪ね、野菜を仕入れ、その価値を自分で決める。
2. POPづくり・値段づけワークショップ:どうすれば売れるか?を考えるマーケティング教育
3. 実践販売DAY:実際の森尾商店ブースでこども店長としてリアル販売(保護者同行)

またこの取り組みは、NPO団体・こども食堂・学校関係者と連携していく予定です。「商いを通じて、生きる力を育てる」――これが、私たちが森尾商店を単なる移動八百屋で終わらせない理由です。
高知を“八百屋で元気に”したい
森尾商店は、高知のまちをぐるぐるとまわる中で、人と人、まちと農業、こどもと大人、たくさんの“接点”を生み出していきます。大げさかもしれませんが、森尾商店は「まちを元気にする装置」だと、私たちは信じています。
今日はまだ、そのスタート地点。
でもここから、たくさんの出会いと、たくさんの可能性が広がっていくことを願っています。
【今後の展望(2025年内)】
- 移動販売を月10回以上体制に拡大し、地域ファンづくりを本格化
- 高知市内にリアル店舗を出店し、常設販売・拠点づくりへ
- 中華料理店(虎嘯)などと連携したお弁当販売の強化、ジャム加工品、クッキー等の販売
- エクスライド学校構想のパイロット実施

イベント出店、企業・団体様との業務提携やタイアップも積極的に受け付けております。
メディア取材やコラボレーションのご相談も大歓迎です。
本取り組みにご関心をお持ちの企業・報道関係者・教育関係機関の皆さまは、ぜひお気軽にお問い合わせください。
【企業情報】
企業名:合同会社エクスライド
住所:高知市桟橋通1-10-6アステールK306
連絡先:yasai888@exride.jp(担当:森尾)
URL:
Instagram:

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