日本の常識は世界の非常識? ポリコレ、LGBT強制、不法移民、SDGs──「常識の皮を被った非常識」の押し付けに一石を投じる!

2025.06.02 05:20
株式会社ハート出版
平等のはき違えによって逆差別が蔓延る結果となったアメリカ。その悪例を後追いする日本。その未来を救えるのは「あたりまえをあたりまえ」にという「常識」だけ!『常識 コモンセンスで取り戻す日本の未来』刊行!
人類普遍の真実が「常識」だと規定すれば、おそらく的外れである。
東西で共通する真理は多いが、各国は独自の文化、風俗がある。宗教の違い、国や地域の伝統によってコモンセンスは大きく異なる。特に善悪、聖魔、正邪、正不正の判定基準が異なる場合、コモンセンスとはいったい何か────。

本書冒頭の引用ですが、確かに「常識=コモンセンス」とは人類普遍の真実ではありません。しかし、人間が集団的・社会的動物である以上、その大なり小なりのコミュニティを維持するために必要な最低限の規範、それが「常識」ではないでしょうか。

今年1月に第47代アメリカ大統領に就任したドナルド・トランプ氏は、主に関税面の政策で世界中を大混乱に陥れましたが、その一方で前職バイデン政権が推進してきた数々の「DEI(多様性、平等性、包括性)」「LGBTQ(性的少数者)」「SDGs(持続可能な開発目標)」政策にメスを入れました。これらの政策の行き過ぎにより、差別解消のはずが逆差別になり、米軍が黒人及び女性を能力に関わらず優遇した結果士気や戦力が低下し、教育現場では普通の男女をトランスジェンダーへ促す性教育が推進され、スポーツ界では女性限定の大会でトランスジェンダーが新記録を連発するという事態が各地で起きました。

日本でも、「トランスジェンダーや元男性が女子トイレや女風呂に入っていいのか」という議論が起きたのは記憶に新しいと思います。

トランプ大統領は就任演説で「ジェンダーは二つ。男と女のみ」と言ったのは、決してLGBTQを無視するという意味ではなく、「民主主義の常識は最大多数の最大幸福」であり、「少数派が多数派の意見を無視し、自分たちの価値観を押し付けることは民主主義の常識に反する」ということなのです。日本での議論を例に取れば、「一人のトランスジェンダーがいくら女風呂に入りたいと言っても、それ以外の大多数の女性が性的恐怖を感じるなら、それは常識に反する」ということです。

メディアは「ノイジーマイノリティー(声高な少数派)」の意見を声高に取り上げ為政者もそれに流されることが多々ありますが、上記の通り「民主主義の常識は最大多数の最大幸福」である以上、真に聞くべきなのは「サイレントマジョリティー(静かなる多数派)」の声です。繰り返しますが、「少数派を無視しろ」と言っているのではなく、「少数派の意見が多数派の人権を無視することはあってはならない」ということです。しかし、実際それが横行していたのが、アメリカのバイデン政権であり、ドイツのメルケル政権であり、そして現在の日本なのです。

「あたりまえを、あたりまえに」

一見、簡単なように思えますが、本来の日本を取り戻し、将来に希望を持てるようにするためには、この「あたりまえ」の実践がカギとなります。

先に例示したのはジェンダーに関する問題でしたが、本書ではそれ以外にも「移民・難民問題」「経済問題」「国際問題」などについて、その「常識」を挙げています。冒頭のように、常識は必ずしも真実ではありませんが、世界の、そして日本の混乱の大きな原因の一つが「非常識の横行」です。本書は以下の文章で結んでいます。

「もっと日本人は自分の国に誇りを持とう。常識に還ろう」

今こそ日本は「常識の皮を被った非常識」から脱却するときです。
・著者プロフィール
宮崎 正弘(みやざき まさひろ)
昭和21年金沢市生まれ、早稲田大学中退。
「日本学生新聞」編集長、雑誌『浪曼』企画室長を経て、貿易会社を経営、世界を回る。
昭和52年『もうひとつの資源戦争』で論壇へ。以後、旺盛な好奇心とともに世界各地の戦争、紛争、選挙、事件現場など取材。中国全33省、旧ソ連15ヶ国、旧東欧のすべてを踏破した。
著作に『日本が危ない!一帯一路の罠』(ハート出版)、『2025年トランプ劇場2.0!世界は大激変』(ビジネス社)など時局評論のほか、『禁断の国史』(ハート出版)、『吉田松陰が復活する』(並木書房)、『二度天皇になった女性』(ワック)、『明智光秀 五百年の孤独』(徳間書店)、『西郷隆盛』(海竜社)など歴史評論多数がある。
・書籍情報
書名:常識 コモンセンスで取り戻す日本の未来
著者:宮崎 正弘
仕様:四六判並製・216ページ
ISBN:978-4-8024-0235-4
発売:2025.06.14
本体:1,500円(税別)
発行:ハート出版
書籍URL:

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