「新潮社 本の学校」、学びたい人のニーズに応える「文系ウェビナー」シリーズ 第二弾は評論家の與那覇潤さんによる「江藤淳と加藤典洋」講座

2025.05.30 11:00
株式会社新潮社
『「推し」でも「アンチ」でもない生き方のために…文芸評論の双璧「江藤淳と加藤典洋」に学ぶ』

「新潮社 本の学校」では、新生活スタートの2025年4月より新しい「文系ウェビナー」シリーズをスタート! 第二弾となる今回は、6月25日(水)に評論家の與那覇潤さんによる「江藤淳と加藤典洋」講座を配信します。
株式会社新潮社が運営するオンライン学習サービス「新潮社 本の学校」は、受講しやすい新価格帯、ライブ配信(見逃しあり)+オンデマンド配信で、学びたい人のニーズに応える「文系ウェビナー」シリーズを開始します。

新たな講師陣による新たな切り口、1000円に満たない低価格で、新社会人や大学生をはじめ、幅広い方に楽しみながら学んでいただける形式の新しい教養講座シリーズです。新しい配信チャンネルでありながら、後日「新潮社 本の学校」にて、オンデマンド視聴も可能です。

4月の第一回に続き、第二回目は評論家の與那覇潤さんによる「江藤淳と加藤典洋」講座です。

【オンライン配信】、6月25日(水)19時~

『「推し」でも「アンチ」でもない生き方のために…文芸評論の双璧「江藤淳と加藤典洋」に学ぶ』
戦後昭和と平成のそれぞれを代表する、文芸評論家だった江藤と加藤。1999年、66歳にして自死した江藤淳は没後25年にあたる昨年、復刊や関連書の発売が相次ぎました。戦後50年だった1995年に「敗戦後論」で大論争を呼び、令和の初月(2019年5月)に病没した加藤典洋の不在を惜しむ声もまた、戦後80年目の今年に入って絶えません。

『成熟と喪失』『閉された言語空間』などで、戦後日本の現実に抱く違和感のゆえんを探り続けた江藤。『アメリカの影』での鮮烈な江藤批判でデビューし、本人とのたった一度の共演は喧嘩別れに終わりながらも、やがてその歩みを受け継ごうとした加藤。

本来なら「あり得ないこと」ばかりが続く世界で、社会や人間が根本的に壊れてしまったと感じ、現状を全否定する欲求が噴き出す現在。この人しか信じないと「推し」の言うことを鵜呑みにするか、相手がなにをやっても貶し続ける「アンチ」になるか。両極化が進む分断の時代をケアし、乗り越えるヒントを、江藤と加藤が遺した批評は教えてくれます。

講師を務めるのは今年5月に『江藤淳と加藤典洋 戦後史を歩きなおす』(文藝春秋)を上梓した、評論家の與那覇潤氏。聞き役は「飯田橋文学会」の一員であるライターの山内宏泰氏が務め、ウェビナー形式でお届けいたします。チケット購入者は1ヵ月の見逃しアーカイブつきなので、リアルタイム視聴が難しい方もぜひエントリーを!

【こんな方におすすめです】
・名前をよく聞く江藤淳と加藤典洋、または批評とは何かに興味のある方
・二極化した議論ばかりが横行する、息苦しい世の中に違和感を覚える方
・もはや湧きにくい「戦後80年」の実感を、文学の力で捉え直したい方

【講義内容(予定)】
・文芸批評こそが「分断を乗り越える」方法である
・昭和天皇を「推す」ことで、生き延びようとした江藤淳
・「アンチ」との論争を克服し、成熟した加藤典洋
・戦後80年、彼らからなにを受け継ぎ、なにを忘れるべきか
ほか

【登壇者プロフィール】
與那覇潤(よなはじゅん)
評論家。1979年生まれ。学者時代の専門は日本近代史。地方公立大学准教授として教鞭をとった後、双極性障害にともなう重度のうつにより退職。精神科医・斎藤環氏との共著『心を病んだらいけないの? ―うつ病社会の処方箋―』(新潮選書)で、2020年に小林秀雄賞受賞。21年、コロナ禍での歴史学界の堕落を批判し学者廃業を宣言。代表作に『中国化する日本』『知性は死なない』(ともに文春文庫)、『平成史』(文藝春秋)ほか。

山内 宏泰(やまうち ひろやす)
愛知県生まれ。出版社勤務ののち、フリーランスライターに。文学、美術、写真、社会、教育、伝記などのテーマを扱う。著書に『上野に行って2時間で学びなおす西洋絵画史』など。作家・文学者の交流の場である「飯田橋文学会」でも活動。


【開催概要】
・イベント名『「推し」でも「アンチ」でもない生き方のために…文芸評論の双璧「江藤淳と加藤典洋」に学ぶ』
・講師:評論家 與那覇潤氏、ライター 山内宏泰氏
・開催日時:2025年6月25日(水)19時~20時00分 ※延長の可能性もあります。
・開催方法:オンライン配信(Zoomのウェビナー)
・受講方法:前日までに視聴方法をPeatixから配信するメールでお送りします。
・チケット購入者は1ヵ月の見逃しアーカイブあり。配信終了後準備ができ次第Peatixのメッセージにてアーカイブ視聴URLをお送りします。
・主催:「新潮社 本の学校」
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【主催】
新潮社 本の学校

【「新潮社 本の学校」ホームページ】
【「新潮社 本の学校」SNS】
(※)「本の学校」は (株)今井書店の登録商標です。
「新潮社 本の学校」は、同社およびNPO法人本の学校の了解を得ています。

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