ベテラン編集者と学ぶ人気講座から新たに【エンタメ小説創作講座】書く人のための“発禁”入門シリーズが連続配信スタート!オンライン学習サービス「新潮社 本の学校」

2025.06.18 12:00
株式会社新潮社
今こそ、表現行為の原点へとテーマを深める小説を――。文芸の歴史とともに歩んだ老舗出版社が新たな書き手を応援!技術指導を超えた画期的なオンライン創作講座をお届けします。

表現の自由を脅かされつつあるとき、私たちはどのように小説を書き続ければよいのでしょうか?
言論が抑圧された時代を鏡として描くことで、「なぜ小説を書くのか」というテーマも浮上します。
株式会社新潮社が運営するオンライン学習サービス「新潮社 本の学校」では、2025年6月18日(水)より、編集者・佐藤誠一郎講師による新機軸の小説創作講座シリーズを3か月連続で配信します。

大河ドラマ「べらぼう」の舞台・江戸では、蔦屋重三郎をはじめとする版元や戯作者たちは時の権力による出版や創作への禁圧に直面しました。後に戦時下など厳しい検閲や言論統制の時代を経て、あからさまな弾圧こそ影を潜めたものの、権威に対する忖度や自主規制に加え、ネット空間での検閲的な相互監視が蔓延するようになった現代日本。

今、小説というメディアでの創作を志すなら、焚書・禁書などの苛酷な歴史から、社会を覆う同調圧力までを踏まえ、「書くことをめぐるドラマ」をこそテーマに据えてはいかがでしょうか。表現の自由そのものが侵された時代を現代の鏡として描く、そんな季節が到来しているのです。
江戸の筆禍や中国王朝における文字の獄、陰謀論やフェイクニュース等も連想させる偽書や海賊版、『華氏451度』や『日没』といった書物が鍵となるディストピア小説……。さまざまなアプローチから広義の“発禁”について学ぶことの先には、作家は作品を何のため、誰のために書いているのかという表現行為の原点への問いも浮かび上がるはず。

出版部長などを歴任し、数々の著名作家に伴走してきた講師が、長年の編集者経験を活かして「禁じられた出版」の興味深いエピソードとその背景を繙き、エンタメ文芸のテーマとして挑むためのヒントをご提案します。息の詰まるような時代に小説を書くのは孤独で心細いものです。本講座ではオンラインを通じて全国の受講生と向き合い、小手先の技術をノウハウとして伝えるのではなく、テーマの深め方をご一緒に考え、書き続ける勇気を鼓舞します。権威におもねらぬ戯作者魂をも刺激する、新機軸の創作講義にご期待ください。
○シリーズ講義タイトル 【エンタメ小説創作講座】書く人のための“発禁”入門
講義プレイリストURL(シリーズ予告篇から順次追加更新):
【第1回】筆禍をめぐるドラマ~禁制抑圧から共犯までの内幕~(6月18日より配信)
【第2回】偽書という仕掛け~連鎖する嘘、逆転する真贋~(7月中旬より配信)
【第3回】言論弾圧を描く季節~抑圧から紡がれる物語(フィクション)~(8月中旬より配信)

○料金 1講義 約70分 1800円(消費税別) 
※個別受講が可能です。※購入ページよりダウンロード可能なレジュメ資料付。
【こんな方におすすめです】
・大河ドラマ「べらぼう」で江戸時代の出版界、ヒットをめざす版元や戯作者に興味をもった方
・発禁、焚書、筆禍、言論統制など、表現の抑圧をめぐるドラマを「創作の視点」から学びたい方
・「なぜ人は小説を書くのか、誰のために書くのか」を多角的なアプローチから考えてみたい方
【講師プロフィール】
佐藤誠一郎
新潮社出版部長、新潮文庫部長などを歴任。「新潮ミステリー倶楽部」ほか三つの叢書を手がけ、「日本推理サスペンス大賞」をはじめ五つの文学新人賞の立ち上げ、新人作家育成に携わる。佐々木譲、高村薫、宮部みゆき等の担当編集者として作家に伴走するとともに、エンタメ文芸を中心に幅広いジャンルを手がけた。小説創作講座などで指導に取り組んできた経験から、『あなたの小説にはたくらみがない―超実践的創作講座―』(新潮新書)を刊行。「新潮社 本の学校」でも小説技法や読解的なアプローチ、文章技術など多彩な講義動画を配信中。2024年より「さきがけ文学賞」選考委員。
【「新潮社 本の学校」ホームページ】
【「新潮社 本の学校」SNS】
(※)「本の学校」は (株)今井書店の登録商標です。
「新潮社 本の学校」は、同社およびNPO法人本の学校の了解を得ています。

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