東京で人と自然がつながるサードプレイス「ART FARM IKEJIRI」、有機米事業者とマイクロファーマーが協力し合う神戸の拠点「米と味噌」、クラウドファンディング実施中!

2025.05.30 14:29
株式会社MotionGallery
農業を通して、”都市”と”農村”から未来のモデルをつくる

 国内最大級のクラウドファンディング・プラットフォームを運営する株式会社MotionGallery(本社:東京都中央区/代表取締役:大高健志)は、人と自然の共創から粋な再生型文化を育て、全国に広がる屋上農園モデルを目指す
(東京・池尻)、有機米事業者とマイクロファーマーが協力し合う拠点を神戸につくり、温故知新な未来へ向かって食の価値転換を目指す
プロジェクト(兵庫・神戸)のクラウドファンディングを実施しています。
 昨今、米価格が依然として高止まりする「令和の米騒動」により、米をはじめとする農業、食に高い注目が集まっています。”都市”と”農村”からそれぞれのアプローチで今後の農業、食の未来を考え、伝えるプロジェクトにご注目ください。
旧世田谷区池尻中学校跡地を活用した複合施設「HOME/WORK VILLAGE」の屋上に、東京で人と自然がつながるサードプレイス「ART FARM IKEJIRI」が誕生
 2025年4月に「次世代からの宿題をみんなで解決する」をコンセプトに、働く、遊ぶ、学ぶ、人々の暮らしそれぞれが緩やかにつながる小さな村のような複合施設「HOME/WORK VILLAGE」が廃校となった池尻中学校の校舎、体育館、校庭を活用しオープンしました。その屋上に、都会で人と自然がつながるサードプレイス「ART FARM IKEJIRI」を創造していくプロジェクトをスタート。当クラウドファンディングを通じ、クリエイティブメンバーを募り、7月中のグランドオープンを目指します。シェアファームに参加して収穫物をシェアしたり、プロのガーデナーによる栽培指導、グランドオープニングご招待等といったリターンを多数ご用意しています。
はじまりは、都内12箇所のアーバンファームやキーパーソンを取材した書籍「Urban Farming Life」を通じ、仲間とつながり、池尻中学校跡地屋上との出会いです。都市生活者が農的なライフスタイルを取り入れることで、心と身体にとても良い影響を与えるということを感じ、その知見を生かし、「 人と自然の共創から都市に循環と粋な文化を育てるルーフトップファーム」をつくる挑戦に至りました。老若男女が年齢や職業、国籍も越えて、人と自然が共創する多様な「ART(技術)」によって循環を生み、人・地域・都市・環境を再生する粋な文化を「FARM(農園/育てる)」を育んでいきます。
メンバーの石田紀佳氏が関わるシモキタ園藝部や自由大学でのアーバンパーマカルチャー講座、パーマカルチャーキッチンなど
アーバンファーミング?なぜ、今、池尻に屋上ファームをつくるのか?:
 わたしたちは今、猛暑や水害をはじめ気候変動や生物多様性の枯渇、食料自給率の低下、地域コミュニティの衰退、孤独、社会包摂など様々な課題を抱えています。2050年には世界人口の7割が都市住民になると言われ、 その解決の鍵は「都市」の変革にあると言われています。そんな今、世界的に注目されているのが、人と自然、人と人が共存する再生型ライフスタイル「アーバンファーミング」です。それは専業の農家ではなく、会社員でも、どんな職業でも、仲間と一緒に食べ物を育て、シェアする「農的」ライフスタイルです。
 調査によれば、参加者同士がつながり、緩やかなコミュニティを形成するなかで 、「今まで関わっていなかった人とも話すようになった」「菜園で土を触ることで無心になって自分らしくいることができる」などの声が聞かれた他、定量調査も含めて肉体的、精神的、社会的にウェルビーイングに良い影響を与えているということがわかっています。わたしたちはアーバンファーミングが野菜を育てるだけでなく、人のつながりや多様な生命の循環を再生し、 多くの人の意識を変えるきっかけとして波及していくことで、地球規模の課題や社会問題の解決に応えていけると信じています。
わたしたちのビジョンー都市と地域が循環する生態系へ
実現したいこと:
【SHARE FARM】
家族や仲間とともに、美味しい野菜や果物、ハーブ、ホップ、花などを育てたり、収穫した野菜を隣のロングテーブルでFarm to Tableとして味わったり、都会の中で土に触れ、自然の循環を体感する場に。プロのガーデナーによるレクチャー(週1回予定)で楽しく学びながら栽培できます。
【VINEYARD】
ワイン品種(カベルネ・ソーヴィニョン、メルロー、シラー)のぶどう苗を育て、郊外のワイナリーと連携してワイン醸造も。トークイベントや小規模な集まりにも利用できます。
【WORKSHOP】
栽培技術を学んだり、アーバンパーマカルチャー、アウトドア、季節や暮らしに関わる講座など、人と自然がつながる多様な「ART(技術)」を体験するワークショップを開催予定です。
【MARCHE, EVENT】
週末を中心に、近隣や郊外の農家や生産者によるマルシェやトークイベント、茶会、アートイベント、Farm to Tableイベントなどを開催予定です。
【COMPOST】
微生物などで発電する「コンポスト発電」やローカルフードサイクリング株式会社による「堆肥回収会」、ワークショップなど、いろいろなタイプのコンポスト愛用者が参加できて交流できる場に。
【KITCHEN】
畑で採れた野菜を洗ったり、かんたんな調理もできるキッチンを設置します。バイオジオフィルターで、排水をろ過して生態系に還元するべく計画中です。
▼クラウドファンディング概要
プロジェクト名:人と自然の共創から粋な再生型文化を育て、全国に広がる屋上農園モデルに!
期間:実施中-6月23日(月) 
目標:350万円~施設整備・設備導入を通じて、屋上で生命を育むための技術(art)のために活用
リターン:5,000円~1,320,000円の18種類
シェアファームに参加して収穫物をシェア 、プロのガーデナーによる栽培指導、定例ミーティングの参加権、ぶどう苗を育てワインを学ぶセミナー、コンポスト講座、グランドオープニングご招待等
※社員の福利厚生やウェルビーイング向上、組織づくりに向けた法人向けプランもあり。
イメージ図
温故知新な未来へ。食の価値転換を目指す「米と味噌」プロジェクト
 当プロジェクトでは、有機栽培の米づくりを継続可能なビジネスとして成立させ、数多くのマイクロファーマーが有機米づくりに関われる拠点づくりを行います。また、自分達で育てたこだわりの米と大豆を活かし、「米と味噌」の可能性について伝える活動を始めます。リターンはこれからつくる米と味噌。神戸市北区の農村に構えた拠点に招待し、消費者であるみなさんにとっても農村が、農業が、リアルに身近な存在となることも目指します。スローガンは「Respect the Roots, Grow the New Future」。
 この取り組みを通じて目指すことは、価値観の転換。このまま右肩上がりの成長を是とする経済・社会・会社・暮らしのままで良いのだろうか?と思っている人も少なくない中、新しい未来は日本古来の米や味噌を通じて切り開けるということ、そして農的生活を日常に取り入れることで自らの新しい成長を遂げられるということ、そして農村はまだまだ可能性を秘めているということを広めていきます。米を買い、味噌を買うという経済活動が、自分達の理想の未来へのアクションになる。そんな取り組みにします。
AIが事務仕事をしてくれる時代。なぜ、今「米と味噌」?:
 国は「みどりの食料システム戦略」という名のもと、有機栽培面積を2050年までに25%にするとの目標を掲げています。この面積を実現するには、国土のうち大きな面積を占めている水田を有機化するしか実現は不可能でしょう。またカーボンニュートラル社会の実現が叫ばれて久しいですが、炭素を吸収するには植物の力が重要になり、農地の大部分を占める有機稲作面積がその大きな役割を担います。
 また、山裾の使いにくい農地を誰が管理していくのかということも問題となっています。想像する答えの一つは、自給自足を目指すマイクロファーマー(都市住民)が、この山裾に残る不成形で小さな農地を野菜や大豆の栽培、手植え・手刈りの稲作に活用するということ。機械を使う一般的な農家にとっては使いにくい土地でも、都会から通って来るマイクロファーマーにとっては、小高くて景観が良く、まわりに干渉されず、ちょうど居心地の良い農地であることが多いのです。
マイクロファーマーが典型的な農地を共同管理する想定の模式図。2人で1200平米を管理。山裾は1000平米以下の農地も多く、マイクロファーマー1名で米づくりと野菜づくりをするのにちょうど良い。

鍵となるのは、マイクロファーマーでも稲作に取り組めるインフラを整備すること。手間のかかる苗づくりや脱穀、乾燥などの機械作業をハブとなる施設が請け負えば、マイクロファーマーたちが大きな経済的負担を背負うことなく稲作にも挑戦できるようになると考えています。区画整理された整形の広大な土地では、現代の機械的な手法で稲作を行い、整理されていない不成形の小さな土地では、マイクロファーマーが都会からやってきて活動する。そんな棲み分けと協力し合う連携のスタイルを成立させることで、中山間地の農地を守っていきたいと思います。
機械を持っているハブファーマーが米づくりを主体に活動。山の裾野で活動するマイクロファーマーをサポートする存在となる。景観が良い山際に人が定期的に出入りすることにより、田畑も保たれる。

 AIが事務仕事をしてくれる時代だからこそ、今こそ、農業は若い世代が活躍していける良い仕事ではないか。農村集落の中心部の米は未来ある若い有機米事業者が担い、山裾ではそのインフラを活用して都市からやってきたマイクロファーマーが活動する。そして定住者や移住者が増えることで日本の山間部にある農村集落を守っていける。そんな未来をつくれないかと考え、モデルになれるようにこの取り組みに挑戦したいと考えています。
▼クラウドファンディング概要
プロジェクト名:温故知新な未来へ。食の価値転換を目指す「米と味噌」プロジェクトはじめます。
期間:実施中-7月31日(木) 目標:200万円
リターン:3,000円~65,000円までの11種類~米づくり体験を一般の方々にしていただきやすくするスペースの改装コスト(キッチン、トイレ、駐車スペースなどの整備費)
米(2025年度、2026年度)・味噌(2025年冬仕込みバージョンを2026年冬に)、米ワークショップ参加権1回(ぼかしづくり、苗ならべ、田植え、稲刈りなど)、味噌味噌づくりワークショップ等

一般のお問合せ:contact@motion-gallery.net
MOTION GALLERYは、みんなの共感をパワーに、社会に新しい体験・価値観をもたら す創造的なプロジェクトを実現するクラウドファンディング・プラットフォームです。

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