リファインバースグループ、クリーンテックス・ジャパンとサーキュラーエコノミーの推進に関する協業を開始

2025.05.13 14:00
株式会社リファインバースグループ
第一弾となるリユース可能な養生シートが完成、大京穴吹不動産にて採用が決定

株式会社リファインバースグループ(本社:東京都千代田区/代表取締役社長:越智晶、以下「リファインバースグループ」)は、クリーンテックス・ジャパン株式会社(本社:兵庫県神戸市、社長:大山済世、以下「クリーンテックス・ジャパン」)とゴム製品等の資源循環に関しての協業を開始し、サーキュラーエコノミーの推進を目指します。

第一弾の製品開発として、リユース可能な養生シートを開発しました。この養生シートは、大京穴吹不動産のマンションリフォーム現場に導入され、廃棄物削減と環境負荷低減に貢献する取り組みとして本格的に運用が始まります。
リユース可能な養生シート使用例(写真提供:大京穴吹不動産)

■協業の背景
 リファインバースグループは、20年前からサーキュラーエコノミーの取り組みを積極的に行い、様々な企業が抱える廃棄物の課題解決を推進してきました。使用済みタイルカーペットを再び生まれ変わらせる「水平循環リサイクル」技術を先駆けて確立し、漁網やエアバックなど様々な廃棄物の再資源化に取り組んでいます。クリーンテックス・ジャパンは、業務用マットの製造・販売において世界的な実績を有し、環境配慮型製品の開発やCO2削減に積極的に取り組んでいます。
 今回の協業により、それぞれが培ってきた「再資源化技術」と「製品の開発力」を融合し、廃棄物のさらなる有効活用と、製品の環境価値向上を目指します。今後は、両社の強みを活かし、資源循環型社会の実現に貢献してまいります。
■第一弾となる「リユース可能な養生シート」の取り組みについて
 リユース可能な養生シートは、大京穴吹不動産の協力のもと、クリーンテックス・ジャパン、リファインバースグループの3社で開発を行いました。完成したリユース可能な養生シートは、建物の清掃管理業務などを行う有限会社イオタによって工事現場まで配送され、イオタがマンション共用部へ敷設します。工事完了後の使用済みシートは、再びイオタが回収し、クリーニングを経て他の工事現場でリユースできるようになります。

■「リユース可能な養生シート」開発背景
 マンションリフォームの際に床面を保護するために使用される養生シートは、従来、使い捨てされることも多く、使用後は産業廃棄物として処理されるのが一般的でした。リファインバースグループでは、2021年よりオフィスビルなどから排出されたタイルカーペットを再資源化した「リファインパウダー」から製造したリユース可能な養生シートの導入を進め、廃棄物削減やCO2排出量削減に取り組んできました。しかし、当時のシートは耐久性の面で課題があり、使用回数が5回程度に限られていたため、さらなる改良が求められていました。
そこで、リファインバースグループが構築したビジネスモデルのもと、クリーンテックス・ジャパンにて養生シートの製品開発を開始。大京穴吹不動産の現場にてテスト導入を行い、実用性を検証。50回程度の再利用が可能になるなどの耐久性の向上と、雨の日も滑りにくいなどの安全面も強化されたことから、大京穴吹不動産での採用が決定しました。

■今後の展望
 リファインバースグループとクリーンテックス・ジャパンは、今回のプロジェクトを皮切りに、これまでリサイクルが困難であったゴム複合製品のリサイクル技術や製品開発に関して両社の持つ強みを融合することで資源循環の取り組みを推進していきます。
リファインバースグループについて
「誰にもない視点と技術で、未来の富をつないでいく」
20年以上前からサーキュラーエコノミーを実践し、様々な素材の再生・開発に取り組んでいます。オフィスや施設で大量に廃棄されるタイルカーペットを、水平循環型リサイクルを実現した再生素材 「リファインパウダー」にするため自社工場で回収・再生をおこなう事業や、廃漁網や廃車エアバッグから高品質リサイクルナイロンペレット「REAMIDE」(リアミド)に再生する事業を展開。2023年からは、鳥の羽根「フェザー」を原料にした新しいバイオ素材「ReFEZER」(リフェザー)を開発し新事業を開始するなど、ビジネスの力で循環型社会を実現するため事業の拡大と研究を行っています。

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