AGRIST、大企業と新規事業で社会課題を解決する共創プラットフォーム「AGRIST LABs」創設。農業を起点に、地方創生を加速【大手企業との共創で新たな価値を創出】

2025.04.04 04:40
アグリスト
日鉄興和不動産、NXホールディングス等が出資。宮崎、鹿児島、茨城に自社農場。全国のJAや自治体と連携。食料危機、環境問題、地方創生に貢献。

概要:大企業とスタートアップが連携して社会課題を解決
参考画像:NXホールディングスと山梨県の実証実験

AIとロボットを活用したスマート農業で持続可能な農業を実現するAGRIST株式会社(本社:宮崎県新富町、代表取締役:秦裕貴)は、大企業との連携による新たなビジネスモデル開発を目指し、「AGRIST LABs」を設立しました。

宮崎県新富町に本社を置くAGRISTは、宮崎、鹿児島、茨城に自社農場を持ち、全国のJAや自治体と連携しながら事業を推進しています。この度、日鉄興和不動産やNXホールディングス(日本通運)などが出資するAGRISTは、農業を起点とした地域創生を加速させ、食料危機、環境問題、労働力不足といった社会課題の解決と、新たな事業機会の創出を目指します。

背景:日本の社会課題とスタートアップAGRISTの挑戦
日本は今、かつてないほどの社会変革期を迎えています。人口減少と高齢化は地方の疲弊を加速させ、耕作放棄地の増加は食料自給率の低下と食料安全保障への不安を高めています。また、気候変動による異常気象は農業に深刻な影響を与え、サプライチェーンの脆弱性も露呈しています。

このような状況に対し、AGRISTはAIとロボットを活用したスマート農業を推進することで、持続可能な農業の実現を目指してきました。宮崎県新富町に本社を構え、宮崎、鹿児島、茨城に自社農場を持つAGRISTは、これまでも全国のJAや自治体と連携し、地域に根差した事業展開を行ってきました。

そして今、これらの課題をより包括的に解決し、新たな未来を創造するため、大企業との連携を強化する「AGRIST LABs」を設立します。


AGRIST LABsのコンセプト:共創による新たな価値創造
「AGRIST LABs」は、農業を核として、様々な産業の知見や技術を持つ大企業と連携し、持続可能な地域社会を創造するための共創プラットフォームです。

AGRISTが持つAI・ロボット技術と農業ノウハウを基盤に、大企業の持つ経営資源、技術力、販売網などを掛け合わせることで、単独では成し得ない革新的な事業モデルを開発し、社会課題の解決と経済成長の両立を目指します。


AGRIST LABsで目指すこと:大手企業との連携で実現する未来
AGRISTの4本のブランドコンセプト

-【新規事業開発】儲かる農業パッケージの開発:AIやロボットを活用した効率的な農業モデルを構築し、高品質な農産物の安定供給を実現します。これにより、食品メーカーや流通業者は安定した原材料調達が可能となり、新たな商品開発やサプライチェーンの最適化に繋がります。
-【地域活性化】地域資源の有効活用:農業と観光、食文化、エネルギーなど、地域の多様な資源を組み合わせ、新たなビジネスチャンスを創出します。例えば、地域の特産品を活用した共同での商品開発、農業体験と連携した新たな観光プランの企画など、地域経済の活性化に貢献します。
-【社会課題解決】脱炭素、就労支援、地域交流の促進:環境負荷の低減に貢献する再生可能エネルギーを活用した農業、高齢者や障害者の就労機会を創出する農福連携モデル、地域住民の交流を促進するイベント企画など、社会的な課題解決に貢献する新たなビジネスモデルを共創します。
-【全国展開】全国展開可能なビジネスモデルの確立:地域での成功事例を基に、他の地域へ展開可能なビジネスモデルを開発します。これにより、全国各地の課題解決と地域創生を加速させ、新たな市場を開拓することが可能です。
-【SDGs達成への貢献】持続可能な社会の実現:「AGRIST LABs」での取り組みは、SDGsの複数の目標達成に貢献します。例えば、「飢餓をゼロに」「働きがいも経済成長も」「つくる責任 つかう責任」「気候変動に具体的な対策を」「海の豊かさを守ろう」「陸の豊かさも守ろう」など、企業としての社会貢献を可視化し、企業価値の向上に繋がります。


今後の展望:共創による未来へのロードマップ
AGRIST LABsは、以下のスケジュールで事業を推進し、大企業との連携を強化していきます。
- 1年目: 宮崎、鹿児島、茨城の自社農場を実証フィールドとし、AIとロボットを活用した農産物の栽培を行いながら、地域資源や関係機関(全国のJAや自治体を含む)との連携を深めます。同時に、連携に関心のある大企業との対話を開始し、具体的な共創テーマを探索します。

- 2年目: 1年目の成果を基に、地域課題解決と新たな事業機会の創出に貢献するビジネスモデルを大企業と共同で開発・検証します。実証実験やプロトタイプ開発を通じて、事業の実現可能性と収益性を評価します。

- 3年目: 成功事例を基に、ビジネスモデルをパッケージ化し、全国展開を目指します。また、より多くの大企業の参画を促進し、共創の輪を広げていきます。


【大企業担当者様へ】AGRIST LABsへの参画メリット
- 新たな成長領域への参入: スマート農業と地域創生という成長性の高い分野で、新たな事業機会を創出できます。
- SDGs達成への貢献と企業価値向上: 社会課題の解決に貢献することで、企業イメージ向上とブランド価値の向上に繋がります。
- 最先端技術とノウハウの活用: AGRISTが持つAI・ロボット技術と農業ノウハウを活用し、自社の事業に新たなイノベーションをもたらすことができます。
- 地域社会との連携強化: 全国のJAや自治体との連携を通じて、地域社会との関係性を強化し、新たなビジネスチャンスを創出できます。
- リスク分散とシナジー効果: AGRISTとの共創により、新規事業開発のリスクを軽減し、相互の強みを活かしたシナジー効果を発揮できます。


まずは、お気軽にお問い合わせください。AGRIST LABsの詳細な資料をご提供し、個別の相談会にて貴社の課題やニーズに合わせた連携プランをご提案させていただきます。

大企業との新事業で社会課題を解決ーAGRIST LABsが描く共創の可能性AGRIST株式会社 代表取締役の秦裕貴
この度、私たちが設立した「AGRIST LABs」は、単なる農業の枠組みを超え、日本の社会が抱える根深い課題に、大企業の皆様と共に立ち向かうための挑戦です。

90年代以降、私たちは「空白の時代」とも呼ばれる長期的な経済停滞を経験し、地方の疲弊、人口減少、そして新たな産業の創出の遅れといった課題が顕在化しています。しかし、この停滞を打破し、持続可能な社会を築くためには、従来の延長線上にはない、革新的なアプローチが求められています。

AGRISTは、AIとロボットを活用したスマート農業を核に、食料問題、環境問題、そして地方創生という喫緊の課題解決に取り組んでまいりました。宮崎、鹿児島、茨城に自社農場を持ち、全国のJAや自治体との連携を通じて、現場のニーズを肌で感じています。

そして今、「AGRIST LABs」を通じて、私たちは大企業の皆様の革新的な発想、卓越した技術力、そして広範なネットワークと、私たちの現場での知見、AI・ロボット技術を掛け合わせることで、社会に新たな価値を生み出すことができると確信しています。

新規事業開発は、常に不確実性と隣り合わせです。
しかし、AGRIST LABsは、実証実験の場となる自社農場、地域との深い連携、そして何よりも社会課題を解決したいという強い意志を持っています。この基盤の上に、皆様の斬新なアイデアとリソースを注入いただくことで、リスクを最小限に抑えながら、社会実装を見据えた事業を共創できると信じています。

AGRIST LABsは、皆様にとって単なる投資先ではありません。共に汗を流し、知恵を絞り、未来を創造していくパートナーです。農業という普遍的なテーマを起点に、食、エネルギー、観光、福祉など、多岐にわたる分野で新たなビジネスチャンスを共に探求しませんか?

「空白の時代」を終わらせ、次世代に希望溢れる社会を引き継ぐために。AGRIST LABsは、皆様との出会いを心待ちにしています。まずは、私たちの描く未来について、膝を突き合わせて語り合いましょう。

株式会社 AGRIST について
AGRISTは、テクノロジーで農業課題を解決し、100年先も続く持続可能な農業を実現するスタートアップ企業です。AIを搭載した自動収穫ロボットを活用したスマート農業を全国で展開しており、宮崎、鹿児島、茨城に自社農場を有しています。また、全国のJAや自治体と連携し、各地の農業課題解決に取り組んでいます。拠点は、国の地方創生優良事例にも選出された農業が盛んな宮崎県新富町です。2023年までに農林水産大臣賞を含む国内外で20以上の賞を受賞しました。

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