決められた枠を超えて、自分の意志で働く。見えてくる「大事にしたいもの」

2025.03.26 11:12
こんにちは。


感染対策に特化した会社、モレーンコーポレーション(以下、モレーン)で関西営業部支社長をつとめる山本といいます。


営業一筋でやってきた僕が、モレーンという会社を一言でたとえるなら「自分の大事にしたいものが見えてくる会社」ではないかと思います。


なぜそう思うのか。


今日はその理由をこれまでの経験を通してお話ししようと思います。
「感染対策」という領域に挑んだ理由
僕は2006年の夏にモレーンに入社しました。


それまではMRとして医師や薬剤師に医薬品の情報を提供する仕事をしていましたが、さらなる可能性を求めて退職。医療系の仕事にはやりがいを感じていたので、営業職で医療に関われる会社を探していました。


そんなときに出会ったのが、感染対策に特化したモレーンでした。


当時、感染対策の分野はまだ十分に注目されていませんでしたが、モレーンを見つけたとき、僕はMR時代に病院の先生と交わしたこんなやりとりを思い出しました。


「患者さんの中には、外科や内科で疾患そのものの治療を行っていても、治療が順調に進まない人もいる。実は、感染症の影響を受けているケースも少なくない」


感染症が治療の妨げになることもあり、感染対策はとても重要。


そのことを思い出し、感染対策に特化したモレーンなら診療科目などの枠を超えて幅広い提案ができるかもしれない、そう思いました。
つくり手の想いを届けたい。営業活動が、感染対策への意識向上に
2006年当時、感染対策への意識は今ほど高くありませんでした。例えば、病院で注射針を捨てる際、専用ボックスではなくコーヒーの瓶を使っているところもありました。


そんな状況では、感染対策の製品を提案しても「別になくても困ってないよ」といわれることが多く、製品の必要性を理解していただくのは決して簡単なことではありませんでした。


それでも、少しでも興味を持ってくれたお客様には「なぜこの製品が必要なのか」「どんな想いでつくられたのか」という話を丁寧に伝えるようにしていました。


実は、こうした話をするようになったのには理由があります。


あるとき、感染対策機器を扱うメーカーの視察でイギリスを訪れる機会がありました。そこで機器の製作現場を見学し、工場の方々から直接話を伺う中で、予期しない感染を防ぐためにこれほどまで想いを込めて製品をつくっていることを知りました。そして、その情熱がお客様にまったく伝わっていないことを痛感したのです。


「自分が伝えなければならない」


そう思いました。営業マンとしてはつい製品の仕様やスペック、価格の話に偏りがちです。でも、背景やつくり手の想いを添えて伝えることで、受け取る側の感じ方や熱意が大きく変わってくるはずです。


そうした地道な営業活動を続けていく中で、徐々にですが「なるほど。これは使ったほうが良い製品なんだ」と必要性を感じていただけるようになりました。こうした活動は、感染対策への啓発にもつながっていたと思います。
「ほかとは違う、本当に必要なもの」といってもらえることがうれしい
現在、私は関西支社営業の支社長として、新規採用営業、部下のマネジメント、新製品開発プロジェクト「Pain!」チームのリーダーという3つの業務を担っています。


「Pain!」ではお客様の困りごとを解決する製品開発を日々行っており、2025年春には「
」と「
」を発売いたしました。
お客様からは「ほかと違う」「本当に必要な製品」という声をいただいており「つくった甲斐があった!」と本当にうれしい気持ちです。


あらゆるもので満たされているこの時代、まったく新しいものを生み出すのは難しいかもしれません。それでも「モレーンらしい」と評価いただける製品を自信を持ってつくってこられたと思っています。


開発中にはメンバー同士、意見がぶつかることもありましたが、そんなときは議論を大切にしてきました。メンバー同士、横の関係を保ちながら意見を発散・収束させていく。リーダーである私の役割はジャッジをすることではなく、話し合える関係を尊重し、その場をつくっていくことだと考えていますし、これからもその役目を担っていきたいと思っています。
モレーンは「大事にしたいもの」が見えてくる会社
モレーンという会社に少しでも興味を持ってくれた方にお伝えしたいことがあります。それは、モレーンは「自分の大事にしたいものが分かる会社」だということです。


MR時代は給料もそれなりによく、命を救う仕事に関われるというやりがいがありました。


でもモレーンにはそれだけでなく、感染対策をキーワードに広い領域で貢献できる環境と、人との深い関わりがあります。そして何より、自分の意思で物事を進めていける。これはMR時代にはなかったものです。


自分の意思で物事を進めていくと、「自分の大事にしたいもの」が自然と見えてきます。僕が気づいたのは「相手を尊重し、想いを形にすること」が自分にとって本当に大事、ということでした。


これからも大事にしたいことを忘れず、感染対策を通じて多くの人に安心を届けていけたらと思っています。

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