「ニュートラルワークス.」廃棄された素材で染色“TOO GOOD TO WASTE”シリーズ新作

2025.01.28 13:00
株式会社ゴールドウイン
富山湾の駆除ウニ殻など、創業の地・富山県内の廃材を活用

株式会社ゴールドウイン(本社:東京都港区/代表取締役社長:渡辺 貴生)が展開するコンディショニングブランド「ニュートラルワークス.(NEUTRALWORKS.)」は、捨てられてしまう素材がウエアの素材や原料として新たな価値を持つシリーズ“TOO GOOD TO WASTE”の新作を「ニュートラルワークス.」の各直営店とGoldwin Online Store(ゴールドウインオンラインストア)にて、2025年1月29日(水)に発売します。
カラー:アーチンシェル(US)

今回のコレクションはTシャツ3色展開となり、それぞれのカラーにおいて当社創業の地・富山県内の廃材を染料として使用しました。淡いベージュカラーの「アーチンシェル(US)」は富山湾氷見沖で海洋環境保全や養殖ウニの生育を目的に駆除対象となったムラサキウニの廃棄殻を、ダークブラウンカラーの「コーヒーグラウンズ(CG)」は富山県南砺市内のコーヒーショップ「ヘイズコーヒーロースタリー」で出たコーヒーの廃棄豆を、自然なブラウンカラーの「モルトベージュ(MD)」は富山県南砺市内のブリュワリー「ナットブリュー」で出たモルト(麦芽)粕の廃材を、それぞれ染料として使用しました。
染色は、地球環境の保全を目的に、環境と共存する染色技術開発に取り組んでいる小松マテーレ株式会社の染色技術「Onibegie(R)」を活用し、天然素材由来で染めたカラーは、ナチュラルで優しい印象の色に仕上がりました。


小松マテーレ株式会社の染色技術「Onibegie(R)」:
■富山県内高校の養殖実験で廃棄されていたウニ殻を原料に使用
「アーチンシェル」カラーに使用したムラサキウニの殻は、富山県内の高校にて行われていた養殖実験で廃棄されていたウニ殻を染料として活用しました。ムラサキウニは海藻を食べ尽くし、海底が砂漠のようになってしまう磯焼けを引き起こし、海藻が乏しくなった岩場においては、養殖ウニが育ちにくくなるなどの影響が出ます。
同校では、海洋環境保全と養殖ウニの生育を目的に駆除されたムラサキウニを廃棄野菜で養殖し、食用化を目指す取り組みを行っていました。今回、その養殖実験において廃棄されていたウニ殻をアパレルの染料材料として活用する連携プロジェクトを立ち上げ、“TOO GOOD TO WASTE”の製品化が実現しました。


当プロジェクトの紹介動画:
■「ニュートラルワークス.」の“TOO GOOD TO WASTE”シリーズ
ファッション産業は環境への負荷が大きい産業です。そのようななかで、「ニュートラルワークス.」の“TOO GOOD TO WASTE”シリーズは、地球・日本・海・食の未来に目を向けながら、ファッションのあり方を考えなおしたいと考え、さまざまな廃材をウエアの素材や原料として新たな価値を生み出すプロジェクトとして、2022年からスタートしました。
当社は、このようなプロジェクトの製品化を通じて、可能な限り少ない資源とエネルギーを利用した環境負荷を抑えた事業活動を通じて、持続可能な地球環境の保全と社会構造の構築を目指しています。


■「N/ UNIFORM PROJECT」環境に配慮したチームウエアとしても使用
今回の“TOO GOOD TO WASTE”アイテムは、「ニュートラルワークス.」ブランドにて一般販売を行うほか、プロジェクトにご協力いただいた3団体のユニフォームとして着用される予定です。
「ニュートラルワークス.」では、2022年から、環境配慮やスポーツ・健康に対して同じ志を持つパートナー企業とともに、地球環境への配慮とテクノロジーを融合したチームウエアを提案する「N/ UNIFORM PROJECT」に取り組み、ユニフォーム(制服)の新しい価値の創造に取り組んできました。
地球や自然に対して同じ志を持つ人々のココロとカラダをニュートラルに導くとともに、その思いを身にまとう形で実現。これまでにもユニフォームには、漁網リサイクルナイロン、廃材を原料としたグリーンマテリアルを使用しています。可能な限り、古いユニフォームの回収も行っています。
詳細はこちら:
■「ニュートラルワークス.」直営店取り扱いアイテム
TOO GOOD TO WASTE(=もったいない)のロゴが背面に入ったデザイン、前身はピスネーム付。ソフトな肌あたりの天竺素材のショートスリーブクルー。リラックスシルエットでアクティブに動くシーンやデイリーユースまでマルチに活躍するアイテムです。
<TGTW/ SHORT SLEEVE CREW>
品番:KSU34201
価格:9,680円(税込み)
サイズ:XS,S,M,L,XL(ユニセックス)
カラー:アーチンシェル(US)、コーヒーグラウンズ(CG)、
モルトベージュ(MD)
素材:ポリエステル54%、複合繊維(ポリエステル)46%
アーチンシェル(US)
コーヒーグラウンズ(CG)
モルトベージュ(MD)


■取扱店舗
NEUTRALWORKS.HIBIYA(ニュートラルワークス.ヒビヤ)
NEUTRALWORKS.EBISU(ニュートラルワークス.エビス)
THE NORTH FACE/NEUTRALWORKS. KICHIJOJI(ザ・ノース・フェイス/ニュートラルワークス. キチジョウジ)
Goldwin Online Store(ゴールドウインオンラインストア):
Goldwin Inc.
株式会社ゴールドウイン(本社:東京都港区/代表取締役社長:渡辺 貴生)は、モノづくり、コトづくり、環境づくりの3つを軸に、スポーツやアウトドアの領域を中心に人々の新たな挑戦を支え、その可能性をひらいていくライフスタイルクリエイティブカンパニーです。素材や技術、テクノロジー、環境の研究を日々行いながら、多様な背景、専門性をもったブランドの知恵やアイディアをゴールドウイン全体で共有し、モノづくりとコミュニケーションを進化させ続けています。スポーツから日々の暮らしまで、人間のパフォーマンスを最大化することはもちろん、環境負荷を可能な限り減らし、人間を生かし、人間が遊ぶフィールドである自然をより豊かなものにしていきます。誰かがではなく、私たちが率先し、よりよい未来をつくっていきます。


東京本社 所在地:〒107-8570 東京都港区北青山3-5-6 青朋ビル 
コーポレートサイトURL:

あわせて読みたい

【大阪・関西万博】ウニもうなぎも陸育ち!? 「スシロー」でサステナブルな未来のすし屋を体感しよう
関西をもっと楽しむanna(アンナ)
<アメリカ発>スタバの“コーヒーかす”でガーデニングに挑戦!取り放題でしかも無料
ESSEonline
春らしいピンク色に身を包んだ期間限定「あまおう苺ロール」発売
PR TIMES Topics
【オンワードコーポレートデザインの「アップサイクル」に関する2024年の取り組み】 漂着ペットボトルを再生したユニフォームや、使用済みユニフォームを活用した什器やオフィス家具
PR TIMES
《魚カタログ》もちろん魚以外も!甲殻・軟体類①|クルマエビ / ノコギリガザミ / イセエビ / サクラエビ
Discover Japan
【Polène】“バゲット”型の新たなモデル「Osmo(オスモ)」登場
PR TIMES Topics
【完売必至コラボ】「OAMC × ゴールドウイン」第2弾は美麗カモフラ柄が新鮮!【2月28日発売】
UOMO
ザ・ノース・フェイスがトレイルランニングシューズ「VECTIV 3.0」コレクションを発表
PR TIMES
CityCampよりナイトケアドリンク「OFF COLA」発売
PR TIMES Topics
オリジナルブランド「ゴールドウイン」中国大陸4店舗目の直営店「Goldwin Hangzhou」を2025年1月10日(金)にオープン
PR TIMES
青谷小学校と青谷中学校で漁業者が蓄養したウニを使った給食が提供されました!
ラブすぽ
「酒粕グラノーラ」に3つの新商品登場
PR TIMES Topics
SANTAWORLDVIEW、初ライブEP配信リリース 3rdアルバムのCD&LP同時発売も
Rolling Stone Japan
自然と人をつなぐ、ゴールドウインの新たなコンセプトストア“GRAVITY”
PR TIMES
真っ白ないちごを使用した「天使のいちごプリン」期間限定販売
PR TIMES Topics
『Goldwin Online Store』で、ポストパーチェス特化型ECソリューションの『Narvar』を導入
PR TIMES
大阪・関西万博シグネチャーパビリオン「Better Co-Being(R)」のサプライヤーとして、アテンダントスタッフユニフォームを、デザイナー中里唯馬氏とともにゴールドウインが製作
PR TIMES
製薬会社の研究員・開発担当者が語る「製薬の楽しさ・おもしろさ」
antenna
OAMC × Goldwinの第2弾が2月28日にローンチ
Mastered
積彩、JAPAN SHOP 2025に出展 -- 廃棄素材の個性を活かし、新たな価値を生む「New Organic」。環境負荷を抑えつつ、唯一無二の美しさと洗練を備えたオーダーメイドインテリアを初公開
PR TIMES
この季節だけの味わい!季節限定商品「さくらのティラミス」発売
PR TIMES Topics