米国が独立にあたり目指した「共和政」は、必ずしも民主主義ではなかった | エリートには否定された民主主義

2024.12.20 06:30
※本記事は『民主主義とは何か』(宇野重規)の抜粋です。

純粋民主主義と共和政

すでに述べたように、「建国の父」たちは大地主や、弁護士といった知的職業に就く人々がほとんどでした。彼らは、植民地の上層に位置する人々であり、シェイズの反乱のような動きに対してはきわめて警戒的でした。この反乱は貧しい農民中心の反乱で、独立戦争の退役軍人ダニエル・シェイズを指導者とするものです。彼らは貧困に苦しみ、債務か…

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