ラーメンは、今や日本を代表する食文化のひとつ。ラーメン文化をさらに広め、業界全体を盛り上げるために開催されたのが「TAKUMEN RAMEN AWARDS 2024」。本アワードは、累計400万食を販売した日本一※のラーメン通販サイト「宅麺.com」が主催し、全国の名店を讃える格式あるイベントです。
誰もが知る超名店の店主たちの、ラーメンに対する弛まぬ努力、パッションが感じられるラーメン好きにはたまらないイベントの様子を受賞者の声とともにお伝えします。 ×
ラーメン大国・日本が誇る名店たち
日本のラーメンは、単なる食事にとどまらず、地域文化を象徴する存在として広く愛されています。全国各地には、地元の食材や独自の調理法を活かしたラーメンの名店が数多く存在し、それぞれが独自の魅力を持っています。地元の名物として知られるラーメンを目当てに、多くの観光客がその土地を訪れることもしばしば。
また、ラーメンは地域性に加えて、店主の個性やこだわりが反映されます。それぞれの店が独自の味を追求し、革新的なトッピングや調理法を導入することで、新たなラーメン文化が次々と生まれています。
2023年〜2024年のラーメントレンドを振り返る:ラーメンの進化と新たな挑戦
授賞式ではプレゼンターを行った人気ラーメンYouTuberのSUSURU氏によると、2023年から2024年にかけてのラーメン業界は、「原点回帰」と「堅実な実力」という2つのテーマが注目されています。
2023年には「桜浄水 船越」や「永ちゃん食堂(中目黒)」に象徴されるような「原点回帰の中華そば」と「がっつり淡麗」がトレンドとなり、次郎系や家系ラーメンの満腹感を重視する流れの中で、あっさりとした中華そばが再評価されました。
一方、2024年は原材料の高騰が影響し、派手なブームを控えて「堅実さ」が求められる年となりました。特に、自家製麺への関心が高まり、もち小麦を使った極太麺や独自素材を用いた手打ち麺が注目を集め、「陰日向(東京・分倍河原)」や「燎(東京・新富町)」といった店舗が新たな潮流を象徴する存在となりました。
ラーメン界のレジェンドたちが集う舞台:受賞者の声
2部門で構成される「TAKUMEN RAMEN AWARDS」ですが、今回フィーチャーするのは、「店主が選ぶラーメン部門」。この部門では、全国の有名ラーメン店主1,000人に「本当においしいと思うラーメン店」を調査し、PLATINUM10店舗、GOLD23店舗、SILVER61店舗を発表。PLATINUM10店舗の表彰が行われました。ラーメン業界を牽引するレジェンドたちの熱い想いを受賞コメントと共にお届けします。
・家系総本山 ラーメン吉村家(神奈川県横浜市)
家系ラーメンの生みの親「吉村家」。「お客様は我が味の師なり」を掲げ、日々ファンのために進化を続ける。
吉村実会長「この中では、年齢が80近いんで、最後のあがきかなと思っていますが、今日このような席に呼ばれまして、本当に感無量です。宅麺、若手に夢と希望を与えて、すごいなぁ。全部ラーメンで稼ぎました。倒産を2回経験しました。それでも、ラーメンで立ち直ることができました。すごくいい職業だと思います。本日はありがとうございました。」
・永福町 大勝軒(東京都杉並区)
原点にして頂点。「一度食べたら忘れられないラーメン」を掲げる、時代の変化にも決して左右されない伝統的な一杯。
草村豊彰三代目「本日はこのような場にお招きいただき、ありがとうございます。同業の方々に高く評価していただけたことは、大変光栄であり、大きな励みになります。試行錯誤を続ける中で、やってきたことが正しいのかと不安になることもありましたが、今回の受賞で少なくとも間違ってはいなかったと自信を持つことができました。明日からもお客様に喜んでいただけるよう、一緒に働いている従業員が幸せになれるよう、努力してまいります。」
・カドヤ食堂 本店(大阪府大阪市)
大阪が誇る「清湯ラーメン」*界のトップランナー。日本中から取り寄せた最上級の素材を用いて、独学で構築した究極の一杯を求める人が後を絶たない。
*”清湯”は、沸騰寸前の温度でゆっくりと出汁をとった透明感のあるスープです。
・中華そば しば田(東京都狛江市)
シンプルで飽きのこない究極の中華そばを追求し続ける、その姿勢は日本中のラーメン店主からも一目を置かれる。
柴田貴史店主「この度は本当にありがとうございます。これからもブレずに、より多くのお客様に満足していただけるようなラーメンを提供できるように、日々精進してまいりますので、何卒よろしくお願いします。」
・中華蕎麦 とみ田(千葉県松戸市)
世界に誇る”つけめんの王者”。ひたむきに真摯に一杯に向き合う富田店主の姿勢は、多くのファンや同業の店主をも惹きつける。
富田治店主「毎年賞をいただき、身が引き締まる思いです。現在のラーメン業界には多くの課題がありますが、一つずつ取り組んでまいりたいと思います。若手の育成にも力を入れつつ、いよいよ満を辞して来年から海外進出を本格化させ、日本のラーメンを世界に発信していきます。これからも皆さん、たくさんラーメンを食べて応援していただけると嬉しいです。」
・手打ち焔(栃木県那須塩原市)
「白河ラーメン」*の伝統を受け継ぎながら、たゆまぬ努力と研究を重ね、究極のラーメンを追い求める北関東の名店。
小白井誉幸店主「身に余るような賞をいただき感動しております。今年は福島県白河市にいる僕の父が公式のラーメンの大会で日本一を獲得して、良い年だなと思ってはいたのですが、まさか最後に自分が最高峰のプラチナをいただけるとは夢にも思っていなくて驚いています。より一層精進してまいりますので何卒よろしくお願いします。」
・とら食堂(福島県白河市)
絶品の手打ち麺を求めて、全国のラーメンファンが集結する「白河ラーメン」*の総本山。
*「白河ラーメン」は全国にも知られるラーメン処、福島県の白河のラーメンを指します。コシがある手打ち麺と味わい深いスープが特長です。
・春木屋 荻窪本店(東京都杉並区)
70年以上にわたり評価を受けてきた名店は誰もがノスタルジックな雰囲気を感じ取れる老舗の代表格。
丹有樹代表取締役社長「今回はこのような素晴らしい賞をいただきまして、春木屋にとっては非常に嬉しいことでございます。春木屋の店主である今村家から私が事業を承継し、今年で4年目になります。70年以上の歴史ある春木屋をしっかり守り続けてこられたことが証明されたように思い、私はもちろん、働いてくれている従業員のみなが、本当に嬉しく思っています。これからもこの新生の名に恥じないラーメンを作り続けてまいります。」
・饗 くろ㐂(東京都台東区)
世界も認めたラーメン界の新時代を作る美しい一杯。その味を求めて連日行列が絶えない浅草橋の人気店だ。
黒木直人大将「このような素敵な賞をいただきありがとうございます。コロナ禍が明けてから海外の方が戻ってきてリピーターの方も多いです。前回来た時の写真を見せてもらって、また来たよって言ってくれる。海外の方が美味しいラーメンを食べに日本に来ている、素敵な文化の料理だと思う。これからも日本のためにラーメンをもっともっと盛り上げて精進していきたいです。」
・らぁ麺 飯田商店 (神奈川県足柄下郡)
日本一予約が取れないラーメン店。ひたすらにラーメンと向き合う本物の職人・飯田将太が織りなす一杯を人生で一度は食べておきたい。
飯田将太店主「ラーメンは国民食を飛び超えて、世界食になりつつあるのではないかと思っています。今年、海外でラーメンを作る機会をいただいた際に改めて思ったのは、これまで先輩方が築き上げてくださった礎、食材、技術があってこそ、今の自分たちがあるということです。その教えを教わっているので、血を薄めないように、しっかりとしたラーメンを作ってきたい。先輩方の教えや歴史をもっと深く勉強して、それをしっかりラーメンの器の中で、どんぶりの中で、伝えていけるようなラーメンを作っていきたいです。今回選んでくださった店主の皆さま、偉大なるラーメン店主の先輩方、ありがとうございます。」
「お取り寄せラーメン部門」受賞者も喜びの声:人を幸せにするラーメンの裏舞台
もう一つの部門、「お取り寄せラーメン部門」では通販サイト「宅麺.com」において、1年間で最も売れた商品をランキング形式で発表しました。大賞の授与が行われ、こちらの部門の受賞者も受賞の喜び、お客さまへの感謝、そしてこれからの変わらぬ努力をコメントされました。
新人特別賞:「Tokyo Style Noodle ほたて日和」の「帆立の昆布水つけ麺(白) 〜北海道猿払村産帆立使用〜」が受賞!
及川淳一店主「私たちがこのような賞をいただけることは、大変光栄に思います。これまで他の受賞者のコメントを拝見し、その思いに触れてきたので、身の引き締まる思いです。このトロフィーを励みに、更なる努力を重ねていきたいと思います。」
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インスパイア大賞:「ちばから」の「らーめん」が3年連続受賞!
長谷川利恵店主「今年で3回目の受賞となり、殿堂入りを果たすことができました。このような素晴らしい賞をいただき、誠にありがとうございます。これからも多くの方々に私たちのラーメンを楽しんでいただけるよう、宅麺の力を借りながら努力を重ねてまいりますので、引き続きよろしくお願いします。」
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まぜそば大賞:「元祖スタミナ満点らーめん すず鬼」の 「皿ヒロシ改」が初受賞!
鈴木信介店主 「『皿ヒロシ改』は元々名古屋にある『人生餃子』というお店の『皿台湾』をリスペクトして、すず鬼らしく、ジャンクに、そして攻撃的にアレンジした商品です。『人生餃子』 の『皿台湾』 に出会っていなければ、『皿ヒロシ改』は生まれていなかったです。 『人生餃子』 さんへのリスペクトと、感謝の気持ちを忘れずに、これからもさらに美味しくなるように努力します 。」
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つけ麺大賞:「麺屋一燈」の「濃厚魚介つけ麺」が2年連続受賞!
坂本幸彦店主「このような貴重な賞をいただき、心より感謝申し上げます。創業から15年が経ちましたが、これまで応援してくださったお客さまのおかげで今日があります。今後も一切手を抜かず、皆さまに喜んでいただけるよう、日々努力を重ねてまいります。」
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ラーメン大賞:「大島」の「味噌らーめん」が2年連続の受賞!
大島剛史店主「昨年に引き続き、このような素晴らしい賞をいただき、心より感謝申し上げます。毎日、毎週、一生懸命に作り続けてきたことが実を結び、今こうして評価をいただけることを嬉しく思います。これからも、味噌ラーメンの魅力を広める役割を担っていきたいので、引き続きご支援のほどお願いします。」
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新人大賞:「宍道湖しじみ中華蕎麦 琥珀」の「しじみ中華蕎麦」が受賞!
新人大賞は、名店『麺処 ほん田』で修行を積んだ岩田氏が生み出す「宍道湖しじみ中華蕎麦 琥珀」(東京都大田区)の「しじみ中華蕎麦」が受賞しました。
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総合大賞:「元祖スタミナ満点らーめん すず鬼」の「スタ満ソバ」が3年連続の受賞!
鈴木信介店主「今回も多くのお客さまにご購入いただき、心より感謝申し上げます。宅麺共同創業者の野間口さんとの出会いがあり、宅麺を通じて、全国の皆さまに私たちのラーメンをお届けできる機会を得ることができました。感謝の気持ちでいっぱいです。今後も、より多くの方々に喜んでいただけるよう、『やる気元気すず鬼』をモットーに、全力で突き進んでまいります。」
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総合司会の南海キャンディーズ山里亮太さんは、受賞者の声を聞いて、「受賞された店主の皆さま、このたびは本当におめでとうございます。ラーメンを通じて幸せな気持ちにさせていただくだけでなく、お話を伺ってさらに感動しました。皆さまがこれほど素晴らしいことを成し遂げているのに、なおも努力を惜しまず、先代の味を守り続ける決意や、さらなる進化を目指していらっしゃる姿勢には心を打たれます。そして何より、「お客様のために」という思いを皆さまが口にされることが本当に幸せでなりません。楽しい未来を示してくださることに、感謝の気持ちでいっぱいです。」と語りました。
ラーメン文化のさらなる広がり、盛り上げる「宅麺」
宅麺.comはこれまでも、全国各地の名店ラーメンをご家庭に届けることで、その魅力を多くの人々に発信してきました。さらにラーメン業界を応援し、盛り上げるべく、ラーメン店を讃えるアワードを続けています。今年は2つの部門構成でリニューアルして「TAKUMEN RAMEN AWARDS 2024」を開催しました。今回授賞式に集結した受賞者は、一度に集まられる機会はこのアワードしかないのでは!?と思えるほどの方々。そんなレジェンドが集まる格式あるアワードになりつつあります。日本のラーメン文化を称え、新たな挑戦への第一歩を後押しするイベントとして、これからも、ラーメン業界の発展を支援し、全国に点在するラーメンの素晴らしさをより広く届けてまいります。このアワードをきっかけに、さらに多くの人々がラーメン文化の魅力に触れ、楽しんでいただけることを願っています。次回もぜひご注目ください。
◾️「 Takumen Ramen Awards 2024 」授賞式について
「店主が選ぶラーメン部門」ではプラチナ・ゴールド・シルバーを選出。「お取り寄せラーメン部門」とともに発表:
◾️宅麺とは
日本が世界に誇る全国のすばらしい行列のできる名店の味をそのままお届けすることをコンセプトに、店舗で出している麺やスープ、具材を、濃縮せずに、そのままの状態で冷凍した商品や、お店のレシピと味を研究し尽くして、店主のこだわりを忠実に再現した商品の提供をします。通販サイトの「宅麺.com」は、累計400万食を販売し、ラーメン・つけ麺のネット通販 累計販売実績No.1※を獲得。2024年12月現在、累計全国600店舗以上の有名ラーメン店がパートナー店舗として加盟し、累計約1,300種類の商品を取り扱っています。会員数は54万人を突破しました。さらに、「宅麺.com」に加えて、全国の大型商業施設、スーパーマーケット、ドラッグストア、飲食店、冷凍自動販機などにも販路を拡大中です。
※ TPCマーケティングリサーチ株式会社が2024年6月に実施したラーメン・つけ麺に特化したインターネット通販サービスを対象とした調査より
「宅麺.com」公式サイト:
グルメエックス株式会社
代表取締役社長:冨澤 文秀
設立:2010年4月
本社:東京都港区海岸一丁目7番1号 東京ポートシティ竹芝オフィスタワー
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