現役大学生がフィリピンでファッションショーを開催し、世界で夢を描く!

2024.12.04 03:01
10年目の挑戦!現役大学生がフィリピンでファッションショーを開催し、世界で夢を描く!
はじめまして、NPO法人DEAR MEの学生支部です。当ページにお越しいただきありがとうございます。

私たちは、ファッションと教育を通して社会課題の解決を目指すNPO法人です。全国各地から集まったファッションが大好きな大学生47名と社会人メンバー3名で運営しています。
「ファッションを通して、貧困問題をはじめとする社会問題に対してポジティブにアクションを起こしたい!」という想いを持って、日々活動しています。
2-1私たちについて
私たちは「ランウェイの上で夢を描く」というコンセプトのもと、2015年からフィリピンの貧困地区に住む子どもたちがモデルとなるファッションショーの開催をしています。ファッションショーでは、子どもたち自身がデザインした世界に一つだけの夢の衣装を身にまとい、ランウェイを歩きます。
”生まれた場所や環境に関係なく自分に自信を持ち、「人生の主人公は自分自身である」と自分の可能性に気付き、夢を自由に描く。”そんな機会を創出するために、私たちはファッションショーを開催しています。
【2024年第10回目ファッションショーの様子】
しかし、ファッションショーで夢を描いても、その夢に向かって努力し実現する環境がない現状がありました。そこで、ファッションを通じて「教育」と「雇用」の創出を目指し、2023年2月に「coxco Lab(ココラボ)」を開校しました。
現在、coxco Labではマニラの貧困地区に暮らす若者や母親を対象に、デザインや縫製の技術教育を無償で提供しています。教育機関としての機能を担うだけでなく、経済的な自立を目指した生計創出プログラムも行っています。
また、グループアパレルブランド「coxco(ココ)」と連携し、coxco Labで習得した技術をもとに制作したワンピースやバッグを日本で販売しています。その制作費の一部は生徒と、coxco Labの運営費に還元しています。私たちは、雇用に繋がる教育の機会も提供し、ランウェイの上で描いた夢を実現する循環の創出を目指しています。
2-2 活動の背景
私たちの活動拠点であるフィリピンは、ストリートチルドレンが30万人以上いるといわれています。経済的に貧しい状態にある家庭は、限られた収入の中で子どもの学費を支払うことが難しく、学校に行く代わりに路上で働いたり家庭状況によっては孤児院に預けられる場合もあります。
学歴やスキルを持たないまま大人になり社会に出たとき、職業の選択肢が限られているため貧困の連鎖が続いていきます。正規雇用に就くことが難しいため、収入がゼロの日や変動することもあります。
しかし、私たちは、全ての人々が公平な人生を歩むべきだと信じています。経済的貧困という理由で子どもたちの夢や可能性を閉ざさないように、貧困が夢を諦める理由にならないように。私たちはまず目の前の子どもたちと同じ目線に立ち、真っ直ぐに向き合い続けてきました。そして一歩ずつ歩み続けることが、持続可能な社会の実現へつながると信じています。
3-1継続してきたからこそ見えた次の10年
2015年から活動をしてきた私たちは、2025年で10年目を迎えます。
フィリピンの大学の講堂から始まった第1回目のファッションショーから、現在はフィリピンの国立公園やショッピングモールで開催する規模となりました。モデルの人数も当初は20名だったのが、今年は80名の子どもたちがモデルとして参加予定で、コミュニティでは毎年恒例のショーとなりました。
活動を開始した当初は、大変おこがましいのですが私たちがフィリピンの子どもたちに夢を届けたいという想いから始めた活動でした。しかし、いつの間にか私たち自身が、子どもたちからたくさんの夢や大切なことを受け取っていることに気がつきました。
子どもたちの夢や無限の可能性が「貧困」という理由で閉ざされない未来をつくりたい。そんな想いから、この10年間でフィリピンで夢を描くファッションショーだけでなく、教育機関の「coxco Lab」、働く場所「coxco」の循環づくりに挑戦してきました。




3-2 今後の展望
今後もフィリピンで活動を継続していきますが、次の10年で私たちはグローバルに展開することを決めました。私たちのビジョンは、「誰もが平等に夢を描き、夢中になれる公平な社会」です。これは、日本でもフィリピンでも、そしてもっと海を超えた他の国でも。世界中の子どもたちが夢を描き、夢中になれる環境と、雇用に繋げる取り組みを拡げていくことが、次の10年の私たちの夢です。フィリピンで小さくも形にしたこの循環を、少しずつ必要とされる国、地域に広げていきたいと考えています。
そして私たちの根源にあるのが、ファッションショーです。
そのファッションショーの会場には、いつも「愛」で溢れていました。これからも「愛」とともに世界中で夢を描くファッションショーを開催するという想いで、第11回目のファッションショーはLOVEをモチーフにした衣装や装飾を企画しています。
世界で連携するフィリピン外のNPO法人のビデオメッセージ放映や、スペシャルパフォーマンスも準備しています。当日はインスタグラムライブでの中継を予定しておりますので、是非応援していただけますと嬉しいです。このファッションショーを新たな始まりとし、世界中へ「夢を描く」場所を届けます。


【第11回目DEAR MEファッションショー】
日時:2015年2月15日(土)
場所:マニラ首都圏ショッピングモール内
モデル人数:約80名
主催:NPO法人DEAR ME


これまでの10年間もたくさんの方々のおかげで、活動を続けてこれたことに心から感謝しております。新たな10年を描いた第11回目のファッションショーを開催するためには、資金と多くの方のご協力が必要です。1人でも多くの子どもたちが世界中で夢を描くために、皆さまのご支援とお力添えをいただければ幸いです。最後までご覧いただき、ありがとうございました。


【資金内訳】
皆様から頂いた支援金は、以下に使用させていただく予定です。
・衣装制作費
・オリジナルTシャツ作成費
・備品
・広告費
・リターン費
目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。
※メンバーの活動費、渡航費、宿泊費は自己負担で活動しております。

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