老舗蕎麦店と共同開発　『やさしいつゆ』小売販売のお知らせ

不二製油 株式会社
鰹節を使わずに植物性ダシで鰹節らしさを再現、本格的な江戸前の味わいをお届け。

不二製油株式会社、フジフレッシュフーズ株式会社、総本家更科堀井の3社で共同開発した小売用製品「やさしいつゆ」

不二製油株式会社（本社：大阪府泉佐野市、代表取締役社長：大森達司、以下当社）は、当社グループ会社であるフジフレッシュフーズ株式会社（本社：兵庫県丹波篠山市、代表取締役社長：森川誠司、以下フジフレッシュフーズ）と、寛政元年（1789年）創業の総本家更科堀井（株式会社更科堀井　本社：東京都港区、代表取締役社長：堀井良教）の3社で小売り用製品『やさしいつゆ』を共同開発し、　2024年11月よりフジフレッシュフーズから販売を開始しました。

コロナ禍を経て一時的に減少していた訪日客は近年回復傾向にあり、2024年1～9月の訪日客は累計　2,688万人超と、過去最高であった2019年を超える勢いを見せています。一方、訪日客には文化や宗教といった背景により食に条件がある方々が一定数含まれ、国内で提供できる食事に課題があることも認識されています。

当社は1950年の創業以降、植物性素材を中心に研究開発を続けており、当社グループにおいて「植物性素材のおいしさと健康を追求し、サステナブルな食の未来を共創します。」というビジョンを掲げ、プラントベースフード（以下PBF）を事業の新たな柱とすべく驚きのおいしさをもつPBFの開発に注力しています。また、おいしくて分かりやすい植物性のブランド「GOODNOON」（※1）を立ち上げ、誰でもおいしく食べられる食品素材や製品を提案しています。

この度販売する「やさしいつゆ」はGOODNOONブランドの製品とし、鰹節を使わずに本格的な江戸前の味わいをお届けするというコンセプトのもと開発しました。様々な理由で魚介類を召し上がらない方にも伝統的な和食を楽しんでいただきたい、また海洋資源の減少が懸念される中で和食の持続可能性を叶えたいと植物性にこだわり、当社のMIRACORE(R)︎技術を活用したカツオ風味の植物性ダシ（※2）を用いています。

製品名の「やさしい」には、食の喜びと料理文化、食の資源の全てを尊重し守っていきたいという当社グループと総本家更科堀井の想いが込められています。江戸前らしい力強い醤油の味と、鰹節のように醤油に負けない旨味と香り、ほどよい甘みがバランスよく感じられる製品です。インバウンド等の食の課題に応える、新たな食の選択肢として期待されます。まず2024年11月より不二製油のECサイト「ソヤファームクラブ」（

）にて販売を開始し、販路を広げてまいります。

当社は「課題解決型の企業」として、おいしい植物性素材の開発と販売を通じて社会に貢献します。

■『やさしいつゆ』製品紹介サイト
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冷たいそばのつけつゆに（つゆ1：水3）

温かいそばのかけつゆに（つゆ1：水8）

肉じゃがの煮汁に（つゆ１：水５）

カレーのベースに（つゆ１：水５）

■※１　GOODNOONについて
　「植物性素材でおいしさと健康を追求し、サステナブルな食の未来を共創します。」という不二製油グループのビジョン実現に向けたブランドです。当社製品のなかで「新規性」「人と地球の健康」「わかりやすさ」「驚きのおいしさ」「社会課題解決型」の5つの要件を満たす植物性食品をGOODNOON製品として販売しています。
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■※2　植物性ダシ　「MIRA-dashi」について
　植物性の油脂とたんぱくの技術融合で、動物性食品特有の満足感を実現する技術ブランド「MIRACORE(R)」を立ち上げました。あらゆる料理の味づくりの土台となる植物性ダシ（MIRA-Dashiシリーズ）を展開しています。
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■総本家　更科堀井
　寛政元年（1789年）創業、東京都港区元麻布に本店を構える手打ち蕎麦の老舗です。2023年秋から本店にてMIRA-Dashi(R)を使ったメニューを提供、時代に合わせた蕎麦料理文化の発展に貢献しています。
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