元サッカー選手の経験を活かし運動療育で障がいのある子ども達の未来を豊かに【福岡】

2024.11.14 04:01
障がいのある子どもたちの「今後の人生をより豊かにするサポートをしたい」と思い2025年4月福岡県に「放課後等デイサービス」の新規開設を予定しています。元サッカー選手という経験と知識を活かし運動に特化した療育(発達支援)を行います。
~ご挨拶~
はじめまして!
前田 翔吾(まえだ しょうご)と申します。
今回、障がいのある子どもたち向けに"運動療育"に特化した児童福祉施設「放課後等デイサービス」を開設したいと思いから
クラウドファンディングに応募させていただきました。~自己紹介~
1996年生まれの28歳。鹿児島県出身 
現在は福岡県に住んでいます。
22歳で「テゲバジャーロ宮崎」(現J3所属)というクラブに入団しサッカー選手をしておりました。
移籍を経て現役生活2年間で引退。
その後アパレルブランド「FIDES」に勤めました。
幼い頃からの将来の夢はもちろん「サッカー選手」 です。
「サッカー選手」という夢を抱いた理由は、私の父親が元プロサッカー選手だった事が大きいです。
天皇杯優勝やアジアクラブ選手権(現ACL)優勝を経験しており
父は幼少期の私にとってヒーローのような存在で、「父を超えるサッカー選手になりたい」と夢を追いかけていました。

「サッカー歴」
幼稚園 : 紅葉幼稚園(福岡市)→小学生 : マリノSC(兵庫県) → 中学生 : F.Cuore(鹿児島県 )
→ 高校生 : 鹿児島実業高等学校→国士舘大学→福岡大学→テゲバジャーロ宮崎→高知ユナイテッドSC


経歴を見て頂き疑問に思われたた方もおられるかもしれませんが、私は大学に2回入学しています。
なぜなら入学半年もしない間に"燃え尽き症候群"を発症し大学を退学したからです。
高卒でのプロ入りの目標は叶わず、国士舘大学に入学しました。
入学前は「大学入学後すぐ1軍の公式戦に出場し、結果を出さないと大学卒業後にプロにはなれない」と思い、
やる気に満ち溢れていました。
しかし日本全国から実績のある選手が集まる大学で、僕は試合に出場するどころか
「2軍の公式戦にすら出れない」という位置付けで、1軍の公式戦に出場する可能性は0%でした。
理想とはあまりにも異なる自分の立ち位置に焦りを感じていました。
プレー中のミスや他人の評価に必要以上に敏感になり消極的になっていき、
次第にボールを見るだけで恐怖を感じ、ミスに怯え足が震えて止まらなくなるようになりました。
恥ずかしさやプライドから誰にも相談することができず一人で抱え込んでいると
練習の前に拒絶反応で嘔吐するようになり、入学から半年経つ頃に
燃え尽き症候群という診断を受けプレーがすることができなくなり大学を退学しました。
当時の私は将来の希望を持つことができない状態でした。
そんな中、当時中国で女子プロサッカーチームの監督をしている父の元へ向かいました。
サッカーが行われている現場に行くことが恐怖だと感じながら出発した事を鮮明に覚えています。
「もうサッカーをすることはない」と本気で思っていました。
しかし、そこで出会った選手達の存在が僕の人生を大きく変えました。
出会った中国の選手たちは練習を真摯に取り組み、純粋にサッカーが上手くなりたいと
心の底からサッカー楽しんでいる姿に感銘を受けました。
サッカーを"楽しむ"という事を思い出した瞬間でした。
父からも「楽しむことが一番大事、先が見えない時期でも自分の想いを大切に」とアドバイスを受け
「もう一度サッカー選手になる夢に挑戦したい」と思うようになりました。
そして、たくさんの方々の支えをいただき福岡大学に再入学しサッカーを続けることができました。
一人だと諦めてしまう、挫折して逃げてしまうこともある。
しかし僕は周りの人に恵まれ、夢を諦めないと決意しました。
私がサッカー選手になることで、
「私のように挫折してしまいそうな人も諦めなければ夢は叶う。」
「諦めかけている人に希望や感動、夢を与えられるような選手なる。」
という新しい目的ができました。
自分のプレーや結果で目的を体現できる選手になろうと必死にサッカーをしていました。
そしてテゲバジャーロ宮崎に入団することができました。
私のような大学に2回入学するという珍しい経歴の選手は少ないので、
夢や目標への追い方は様々あるという見本を示すことができる選手になるために頑張ろうと考えていました。
しかし現実はそんなに甘くありませんでした。
テゲバジャーロ宮崎から入団1年で戦力外通告
その翌年、移籍先高知ユナイテッドSCでも入団1年で戦力外通告
華やかな世界に映るその反面、結果が全ての実力社会。
チームから必要ないと言われたら次の日から無職になるような厳しい世界でもあり、
戦力外通告を受け、志半ばで引退を決断する選手が多いことがリアルな現実です。
サッカー選手の引退する平均年齢は26歳と言われています。
自分の思い描いたタイミングで引退をできる人は一握りで、私も描いていた理想とは程遠いタイミングでの引退でした。

「セカンドキャリア」
スポーツ選手が引退と同時に浮かび上がる問題としてセカンドキャリアをどうするかという問題があります。
競技に全てを捧げてきた選手は引退後何をすれば良いか将来が不安になったり、
現役時代と同じ熱量を持って仕事をすることができず苦しむ現実があります。
私は引退を決めた時に、
早く引退した選手達が輝くことができる場所を作りたい
現役時代に切磋琢磨した仲間と再び一緒に仕事ができる環境を作りたい
「自分にしかできない世の為、人の為になる仕事をする。」
という人生の新しい目的を立てました。
これまでサッカー人生で沢山の素晴らしい仲間たちに出会ってきました。
苦楽を共にしてお互いを鼓舞し、切磋琢磨しながら困難な場面を乗り越えてきた仲間たちと
サッカー選手という立場以外でも社会の為になることを提供できるという自信がありました。
仲間と仕事ができる場所作るために将来的に独立しようと考えていました。
ただ具体的に何をしたいのか、何をすれば良いのか不透明なことが多く、自分の特徴に合っていることを模索していました。
そして小林久晃氏がディレクターを務めるアパレルブランド「FIDES」でセカンドキャリアをスタートしました。
小林氏も元プロサッカー選手で引退後にブランドを立ち上げた方で、私にとって恩人と言える存在です。
サッカーとは全く異なる業界に飛び込みチャレンジしている行動力や考え方に憧れて入社をお願いしました。
サッカーしか経験がない世間知らずな私を入社からこれまで多くの経験、学ぶ機会を与えていただき、
今の自分がいます。まだ遠く及びませんがいつの日か恩返しができるように精進しようと思っております。

「プロジェクト立ち上げの背景」
放課後等デイサービスという存在を知ったのは昨年の冬です。
友人の紹介で放課後等デイサービスに勤めている方とお会いする機会がありました。
放課後等デイサービスとはどのような場所かというと、
障がいのある就学児童(小学生・中学生・高校生)が学校の授業終了後や長期休暇中に利用できる施設で
"障がい児の学童"と呼ばれています。
支援を必要とする障がいのある子どもに対して療育(発達支援)を行い、
自立に必要な規律・マナー・コミュニケーションなどを学ぶ場所です。
なぜ、放課後等デイサービスに興味を持ったかというと
・私の叔母が障がいを持っており施設で暮らしており、施設に行く機会があったこと
・元サッカー選手という職業柄、学校訪問などもあり、子どもたちと接する機会があること
・サッカー選手を引退後も、子どもたちと触れ合うことが好きで休日に幼稚園に行きボランティアでサッカーを教えていたこと
そのような場所でも障がいをもった子どもと接する機会があったので
実際に療育とはどのようなことをするのか興味を持ちました。


療育(発達支援)の手段の一つに、
運動を通して発達支援を行う"運動療育"というプログラムがあります。
運動療育を用いて子どもたちをサポートすることで
「私がスポーツ(運動)から得た経験が、子どもたちの成長に還元できるのではないか!」と思いました。
夢を諦めそうな時に這い上がってきた経験や、2年連続で戦力外通告を受けたことなど、
精神面や社会性などの面でも子どもたちの成長につながる
"僕しか伝えられないこと"がたくさんあると感じました。


また子どもたちの指導に当たる「指導員」という役職に元スポーツ選手を雇用することで、
スポーツ選手のセカンドキャリア支援の一つの手段にしたいと思いました。


「元サッカー選手という特徴とこれまでの経験を通して未来ある子どもたちへ発達の支援ができる」


「引退した選手達が輝くことができる場所、
現役時代に切磋琢磨した仲間と再び一緒に仕事ができる環境を作る」


これは他の人には真似できない
「自分にしかできない世の為、人の為になる仕事」だと感じました。


さらに私の友人には現在でもジャンルを問わずプロの第一線でプレーする選手が沢山います。
実際に施設に来てもらい一緒に運動をすることや、子供たちとスポーツの試合を観戦に行くことを考えています。
私の子供の頃の憧れが身近な父であったように、
本物のスポーツ選手を身近に感じることで夢や目標を見つけるサポートを行い
子どもたちが将来へ希望を持つことができる"きっかけ"を多く提供したいと思っています。
これまで培ってきた経験が子どもたちの成長へ大きく還元できる。
還元できることに生き甲斐を感じたことが今回のプロジェクトを立ち上げた背景です。

現在の準備状況&スケジュール  
現場での経験を積むために、知人が経営している放課後等デイサービスの現場を経験しています。
現場に立ってみないとわからないことがあり、日々学ばせていただいております。
また、施設を立ち上げる際の書類の手続きを同時に進行しております。
放課後等デイサービスの運営するためには必要な資格はありません。
しかし会社・事業所として条件を満たしている必要があるため、下記の日程で進行する予定です。                        
①法人格を有していること
→既に登記を終えており、法人格を有しています。
②人員基準を満たしていること
→児童発達支援管理責任者1人、指導員2人の人員が必要なため、現在共に働いてくれる方を探しています。
3月までに2名の方を採用したいと考えております。
本プロジェクトを利用して、
※プロジェクトオーナーと第三者(支援者を含む)との間の雇用関係を成立させることはございません。
また、プロジェクトオーナー以外の第三者(支援者を含む)が
当事者となる雇用関係の成立をあっせんすることもございません。
このことは、本プロジェクトのリターンについても同様です。
③設備基準を満たしていること
④運営基準を満たしていること 
→③④に関しては「指定事業申請」という児童福祉法に基づき障害児通所支援事業としての基準を満たしているということを、
自治体に申請して認めてもらい正式に指定を受ける必要があります。
 事業計画書作成、物件の契約、改装など
来年1月までに設備環境や 資料を整えて1月に「指定事業申請」を提出する予定です。
リターン発送につきましては、
発送できるものはクラウドファンディング終了次第、発送させていただきます。
施設を開設後でなければ準備ができないリターン内容につきましては、来年4月を予定しています。資金の使い道
物件費:約150万円
改装費:約150万円
備品費:約50万円
手数料(17%+税):約68万円

最後に
事業所の開設は私からのサッカーやスポーツ、運動に対する恩返しという意味合いもあります。
沢山の経験を与えてくれた"スポーツの素晴らしさ"を、未来ある子供たち体感してもらいたいと思っています。
将来的にこれまでお世話になった土地(鹿児島、宮崎、高知など)をはじめ
全国に事業所を作りそれぞれ地域に貢献することも一つの目標です。
「運動を通して子どもたちの未来をより豊かにしたい!」
その想いは人一倍持っています!
開設にあたりご賛同いただける皆様と共に作り上げていきたいと思っています。
ご支援の程どうぞ宜しくお願いいたします。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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