平和酒造株式会社
SAKE PARK実行委員会は、来る2024年11月16日(土)、17日(日)、東京・渋谷「MIYASHITA PARK」屋上の、区立宮下公園 芝生ひろばにて、日本酒イベント「SAKE PARK 4杯」を開催します。
全国各地の注目の酒蔵28社と、クラフトサケ醸造所5社が渋谷に集結し、様々な飲み比べを楽しめる本イベント。今年5月の開催時にはのべ2万人が来場しました。
SAKE PARKでは、全国各地の銘酒と美味しいフードのペアリングが楽しめる。
SAKE PARKは、都内の有名店や注目の料理人がつくるフードとお酒のペアリングも魅力の1つ。そして今回は、SAKE PARKでは初めて、海外で醸造されたお酒も登場します。様々なSAKE×フードのペアリング、日本ではなかなか飲めない海外醸造酒の魅力を発表します。
【イベント概要】
開催日:2024年11月16日(土)11:30~18:30
17日(日)11:00~18:00
場所:MIYIASHITA PARK 屋上 区立宮下公園 芝生ひろば
出店:日本酒蔵28社、クラフトサケ5社、フード6ブース、海外醸造酒、能登応援酒 等
MIYASHITA PARK 屋上 芝生ひろばにSAKE&FOODが集結!
【フード紹介】
・フォー(Just Pho You・日本橋)
西麻布のフランス料理店「レフェルヴェソンス」でスーシェフ、外苑前のモダンベトナム料理店「An Di」で6年間料理長を務めたシェフ、内藤千博氏による新たなチャレンジとして、兜町の複合施設「Keshiki(景色)」に今年7月にオープンした「Just Pho You」。日本各地の生産者から季節折々に届く新鮮な野菜、果物、ハーブをふんだんに活かしたフォーを作っている。都会のど真ん中にあるベトナム屋台のような雰囲気のなか、あなただけの特別な1杯を!
・アイスクリーム(MAISON FARMER・三軒茶屋)
生産者との繋がりを大切に、旬の素材を活かしたオリジナルレシピのアイスクリームと焼き菓子、ワインを提供するクラフトアイスクリームショップ「MAISON FARMER(メゾンファーマー)」。シェフパティシエ・青木 渚を迎え、全国各地のこだわりの生産者から季節の収穫ごとに届く素材をぎゅっと詰め込んだフレーバーをお届け。パティシエならではのクラフトマンシップをアイスクリームに全て落とし込んでいる。
・おでん(LA BONNE TABLE・日本橋)
コレド室町にお店を構える、「LA BONNE TABLE(ラ・ボンヌ・ターブル)」
レフェルヴェソンスのスーシェフも務めた中村シェフによる、インスタグラムでのレシピのライブ配信も人気。
手掛ける料理は「farm to Table」(農場から食卓へ)をテーマに、素材を無駄なく、美味しさを引き出すことに拘っている。
お酒にぴったりのおでんで身も心もあったまる!
・焼鳥(YAKITORI 燃/燃es・六本木)
YAKITORI LIFE GOES ON.
創業22年、YAKITORIを六本木から世界へ発信する「YAKITORI 燃」「YAKITORI 燃es」。
マスターの阿部敏昭氏は、イベント出店や能登の被災地を応援する活動にも精力的に取り組んでいる。「焼鳥で人生を豊かに」という熱い思いが詰まったこだわりの焼鳥、お酒がすすむこと間違いなし。
・チュロス、ショコラショー(SOCORA bespoke chocolate lab・青葉台)
レフェルべソンスやマンダリンオリエンタル東京で研鑽を積んだ西山シェフが、2016年に横浜・青葉台にオープンしたチョコレートラボ。厳選されたカカオ豆を原料に、日本各地の生産者たちとの関わりからインスピレーションを得て、多彩なボンボンショコラが日々生み出されている。パティシエが手がけるチュロスやショコラショー、スイーツ×SAKEで新鮮なペアリングを。
・煮込み、唐揚げ(煮込屋赤ねこ・品川)
品川の煮込み専門店「煮込屋赤ねこ」。テイクアウト店舗の近くにある東京食肉市場にて、店主の齊藤氏が自らスジ肉を厳選。自慢の煮込みと唐揚げは、23区唯一の酒蔵・東京港醸造から届く吟醸酒粕をふんだんに混ぜて。
今回のメニューは、牛すじ煮込みに加えて、酒粕熟成唐揚げ、ホタテのヒモ炙り、揚げたこ焼きなど、日本酒にぴったりなアテばかり!
・生ハムとチーズ(Quindi・代々木上原)
2018年、「レストランと家庭の食卓を繋ぐ存在」をコンセプトにオープンした、ワインショップ・スーパーマーケットを併設する代々木上原のイタリアン。イタリアや日本各地の生産者さんたちから届く旬の食材やワインを、日ごとの厨房とのセッションで提供している。今回用意してくれる生ハムやチーズをぜひ日本酒にあわせてみて!
海外醸造酒がSAKE PARKに初登場!
日本酒文化は日本国内のみにとどまらず、世界にも届いています。
日本酒に魅せられ、母国で酒造りに挑戦する人など、日本酒の文化は高く評価され、海外にも広がりをみせているのです。
なかでもトップの醸造所数を誇り、その熱量が高いのがアメリカです。
日本の酒造りの文化を尊重しながらも、アメリカらしい自由な発想や革新的な取り組みで、アメリカのSAKE市場の広がりに寄与する蔵がたくさん生まれています。
原料の特性や気候など、日本とはまったく違う環境で醸されるSAKE。多様なSAKE文化の表現として、今回ついに海外醸造酒がSAKE PARKに初登場します。
今回、北米の酒造組合である、「Sake Brewers Association of North America」の協力により、北米のSAKE醸造所のお酒をSAKE PARKで楽しむことができます。
・Uka Sake(California/米がカリフォルニア北部産)
UKA SAKEは、羽化する酒という意味。小さな米粒からお酒となるプロセスはまるで幼虫から蛹そして美しい蝶への変容を思わせる。
福島県から、1928年に米国カリフォルニア州に移住して農業を始めた、こうだ けいさぶろう氏の農場である「Koda Farms」。そこで栽培される「国宝ローズ」というお米を2019年から有機栽培し、福島県の人気酒造が醸している。まさに日米の懸け橋となるようなお酒。
・Tsuki Sake(Utah/Salt Lake City)
2020年から、ユタ州のプレミアム・クラフト酒としてアメリカの西海岸と中西部の間に位置する西側山岳地域で、お酒の世界を広げる活動をしている。日本の伝統的酒作りを尊重したアメリカンスタイルのクラフト酒を展開。お酒を飲んだことのない方にも、たくさん飲んだ経験のある方たちにも楽しんでいただけるような酒造りを目指している。
日本人の父親を持つ女性経営者のジル・ワタナベ氏は、女性の経営する農場から桃を材料として仕入れたフレーバー酒も提供。
・moto-i(Minnesota/Minneapolis)
海外で最初の酒蔵併設の酒パブとして2008年に創業。居酒屋スタイルのメニューとおもてなしをしている。moto-iの酒は、北日本に多い軽快で綺麗な酒質を目指しており、ミネアポリスの長く寒い気候を使った醸造方法は、北日本の酒造りを念頭に置いて考えられている。
SAKE PARKには、この例としてロングセラーのお酒「Another Dalliance」をお届け。45日間じっくりと時間をかけて醸したこのお酒の名前は、造り手がこのお酒に対して感じている恋愛のような感情からつけており、その愛が日本にも届くことを楽しみにしている。
・Sawtelle Sake(California/LA [Sawtelle area])
ロサンゼルスのダウンタウンで、3人の醸造家で経営する酒蔵。ソーテルは、地区名でジャパンタウンとなっている場所。「ロサンゼルスから幸運をお届けする!」というのがモットーで、ダルマ印がロゴになっている。
お米は、有機認証をとっているロペス・ファミリー農場カリフォルニア産の合鴨農法で育てたお米を使用。90%精米した米を用い、黄麹や白麹を使って様々な酒や季節限定のフレーバー酒を造っている。
・Brooklyn Kura(New York/Brooklyn)
2018年にニューヨークのブルックリンで創業。マンハッタンやブルックリンのような都会では、日本酒は蒸留酒だと思っている人が多い中、お酒の魅力を正しく伝えようとニューヨークで初の酒蔵となった。2021年に、八海山で有名な新潟八海醸造と長期にわたるパートナーシップ契約を結ぶ。2023年には酒蔵を拡大し、テイスティングルームも新しくし、お酒の教育にも力を入れている。
・North American Sake Brewery(Virginia/Charlottesville)
醸造責任者のアンドリュー センタフォンテ氏は、日本に旅行した時に初めて高品質の日本酒を飲んだことで日本酒を愛するようになり、それをきっかけに自分で酒造りを始めた。麹菌に夢中になり、2018年ヴァージニア州の大学の街・シャーロッツヴィルで開業。Bad Luck Ramenというラーメンバーを併設して造りたてのお酒を提供している。アンドリュー氏は北米酒造組合の創立メンバーであり、会長を務めている。
・Farthest Star(Massachusetts/Boston)
ボストン郊外にあるニューイングランド地域唯一の酒蔵。可能な限り自然に任せて、地域に根付く手作りのお酒を作る酒蔵を目指している。全体は宇宙コンセプト(スタートレック)で、併設しているテースティングルームの名前は「Sake Station Alpha」。そしてそこでしか飲めないお酒の名前は、「タイムワープ」、「バッセンリフト(Bassen Rift,宇宙空間の名前)」、御燗にして出すのが「Voyage Home」、生原酒は「Needs of the Many (これもスタートレックのモットー The Needs of the many outweigh needs of the few.)」で、宇宙的な空間でお酒が楽しめる。
・Origami Sake(Arkansas/Hot Springs)
アーカンソー州ホットスプリングス、ミネラルウォーターで有名なウォシュタ山脈に抱かれた場所に位置する。米国で有名なイザベルファームという米作農家のすぐそばである。アーカンソー州で育った米を100%使って醸す酒は、農場から酒へというサステナビリティへのコミットメントそのもの。良い米、良い水を使用した、持続可能なSAKE造りを目指す。
・Void Sake(Kentucky/Lexington)
2020年に創立されたヴォイド・サケは、日本の伝統とアメリカのクラフトが融合した、酒を愛する心で醸されている。ケンタッキーはバーボンの中心地であるが、ケンタッキー大学で科学を専攻後、生物学も学び、大学で生物学を教えた経験のあるジャスティン・ラボーンが醸造責任者を務める。醸造のほとんどを一人で担っている。
応援購入サービス「Makuake」にて先行チケット好評発売中!
様々なお酒と出会えるSAKE PARKは、応援購入サービス「Makuake」でチケットの先行販売を行っています。
当日よりもお得な価格でチケットが購入できるため、SAKE PARKを存分に楽しみたいという人には事前購入がおすすめです。
先行チケットの販売は、イベント前日の11月15日(金)22:00まで。
冬が近づき、お酒の美味しさも一段と増す季節。ぜひSAKE PARKで素敵な週末をお過ごしください。