続く大型ビルの竣工で、大阪のオフィス移転がいま熱い。はたらく場所の価値変容に合わせた「最適化」を実現させるHATARABAのコンサルティング

2024.10.22 14:00
こんにちは。HATARABAの大阪支店 支店長を務める鬼束(おにつか)です。はたらく場所の最適化を通じて、企業の成長や課題解決の支援をする「オフィス移転コンサルティング」を提供しています。


私が新卒で入社したのは2015年のこと。生まれ育った神奈川の地を離れ、大阪ではたらき始めてもうすぐ10年が経ちます。商いと共に独自の町人文化を発展させてきたこのまちで、私は大阪ならではの魅力を感じながら多くの企業のオフィス移転に携わってきました。


2024年大阪は大型ビルが次々と竣工し、オフィス移転コンサルティング業界でも非常に大きな注目が集まっています。地域に密着してお客様と向き合えるHATARABAの魅力、仕事のやりがい・面白さについて今日はお話をさせてください。
新卒入社、3ヶ月後の「大阪支店配属」が転機に
まずは自己紹介を兼ねて、私が新卒でHATARABAに入社した頃のエピソードを紹介したいと思います。就職活動では大きなカテゴリで「不動産・住宅関連」で会社を探していたのですが、オフィス移転そのものに興味はまだありませんでした。


それよりも、自分自身が成長できる環境かどうか、成果に見合った評価がされる人事制度があるかどうかを軸に判断をしていました。じつは学生時代にテニス部に所属していて、リーグ昇格を毎年達成していた経験から、「成長」の2文字が自分の中でキーワードになっていたんです。


当時のHATARABAは社員数が約50名と規模は小さかったのですが、勢いのある会社だという認識がありました。3ヶ月間の新人研修を受けたあと、配属された先は大阪支店。多少の戸惑いはあったものの前向きに引っ越しの準備を始めることに。すべてが初めてのことで不安はありつつも、これから始まる新天地でのキャリアに期待感もある。そんな思いを抱きながら、私の1年目がスタートしました。
成果の土台は、中長期で築き上げる信頼関係
入社当時の大阪支店は、営業メンバーが3名でバックオフィスが4名の小さな組織でした。そのため、1人1人の果たす役割が大きく、この10年肩書に関係なく「現地の責任者」として自らの裁量で多くのお客様のオフィス移転に伴走してきました。


コロナ禍もあり厳しい時期はあったものの、2022年には正式に支店長を任され、大阪支店の組織も徐々に拡大していきました。


正直なところ、近年のネットワークの普及や物件検索サイトの市場拡大など、オフィス仲介の業界はオフィスに関する表面的な情報だけであれば、他社との比較優位性を感じにくい業界なのかも知れません。その中にあっても多くのお客様に支持してもらえた背景には、当社のミッションである「最高のオフィス移転体験を」の文字を、メンバー全員が心掛けていたことにあると思っています。


大阪は、東京と比べれば小さなマーケットです。お客様との距離も近いですし、オフィスの移転先となるビルオーナーさんとも距離が近いという特徴があります。文化もやはり大阪ならではのものがあり、30分も話せば「鬼束さん」だったのが「鬼ちゃん」と呼称が変わるのもよくあること。


一方で商人のまちでもあるので、ビジネスに関してはシビアです。コミュニケーションを交わしながら信頼関係をつくり、しっかりとお客様の望む要件をクリアしていく。その繰り返しによって、今の大阪支店があるのかなと思っています。


オフィス移転は企業の成長戦略に関わる重要な意思決定であり、長期的な視点に立った投資判断が求められるものです。いざ移転プロジェクトが動き出したとき、「HATARABAの〇〇さんに相談しよう」と思ってもらえるかどうか。その日のために、ただの情報提供で終わらないプラスアルファの提案をし続けることが大切だと考えています。
新卒、初めての地、初めての営業。手探りで自分の力を信じ続けた
大阪支店に配属されたばかりの頃は、知り合いもいない、地の利も分からない、会社の知名度もない中でのスタートだったので正直大変なことも多かったです。


お客様側はもちろんのこと、当時は物件のビルオーナーさんとの関係性もいちから構築しなくてはならない状況でした。どうやったら、HATARABAという会社や自分自身の価値を感じてもらえるのか、とにかく試行錯誤の毎日でした。ひたすらお客様やビルオーナーさんを訪問していました。次はこの情報を持っていってみよう。こんな企画を提案してみようなど、とにかくやれることは何でもやっていました。


そんな手探り状態の中でも、徐々に名前を覚えてもらい話を聞いてもらえるようになった時は嬉しかったです。


時々、東京の同期の話を聞くと正直羨ましいなと思うこともありましたが、大阪を離れたいと思ったことは一度もなかったですね。
大阪支店を託されたのは自分だ、会社は自分の力を信じて配属を決めてくれた。だから絶対に大阪支店は自分が大きくしていくという気持ちがありました。
かつてないほどの「最大供給」が進む大阪のまち
そんな大阪でのオフィス移転コンサルティングですが、2024年は大きな変化があり、業界としても大きなビジネスチャンスが生まれようとしています。背景にあるのは、過去に例を見ないほどの「最大供給」です。


大型ビルであるグラングリーン大阪、JPタワー大阪、イノゲート大阪などがそれぞれ竣工したことから、大阪オフィスのオフィス市場はかつてないほどの活況を呈しているのです。2025年には、日本国際博覧会(大阪・関西万博)の開催を控えている関係もあるのか、一斉にまちびらきがありました。


一連の流れに注目している企業も多く、新施設へのオフィス移転をすぐに検討するわけではなかったとしても、最新オフィスの設備やレイアウトなどは参考にしているようです。この数年で導入が進んだ設備の例としては、WEB会議ブースが挙げられます。また、働き方改革が進む中にあっては、ABW(Activity Based Working)型のオフィスも人気です。


HATARABAとしては、オフィス移転に関すること以外であっても、情報提供やお役に立てることがあれば積極的に相談に乗っています。オフィス移転以外でも、はたらく場所の最適化を通じて企業の成長や課題解決をサポートすることが、私としても仕事のやりがいにつながっています。
HATARABAを、大阪でも注目の企業に成長させたい
今後目指すのは、大阪でもHATARABAの認知が広がり、より一層注目してもらえるような状態です。当社は2023年12月に社名を変更し、提供サービスのブランド名も社名と同様の「HATARABA」に統一。コーポレートサイトのリニューアルと共にオフィス移転事例の紹介記事も次々と公開しています。


大阪支店としても、この勢いに乗りながらHATARABAに注目してくれる企業、経営者の方々を増やせたらと考えています。同時に、ビルオーナーさんからも「事業が急成長している会社」「社員一人ひとりから活気が感じられる大阪支店」と思ってもらえたら最高です。


今はまだ規模の小さな組織ですが、社員やアルバイトを含めて2倍、3倍とメンバーを増やすことで、大阪支店の魅力を比例するように高めていけるはずです。会社の良い流れ、大阪の良い流れに乗りつつ、楽しみながらお客様への貢献を続けていければと思います。

あわせて読みたい

社員主体のクリエイティブな職場環境へ。交流から生まれるアイデアで未来を描く、アクアスターのオフィス移転プロジェクト
PR TIMES STORY
「位置情報の客観データ」×「状態調査の主観データ」によるワーカーの生産性向上に向けた業務提携を開始
PR TIMES
オールハンドメイドのホリデーグッズ販売開始
PR TIMES Topics
就職・転職はもちろん「入社後活躍」ができるようになれる書籍を出版し、届けたい!
CAMPFIRE
書籍 『BCGが読む経営の論点2025』 11月8日(金)発売
PR TIMES
戸籍を調べて驚愕! 実際にあった相続トラブル
antenna
若手社員のリアル 若年層離職問題の専門コンサルタントSTORY
PR TIMES STORY
事業と共に成長!新規事業の部署に配属された新人
talentbook
「相続ナビ」で相続を手軽に! 事例とともに対処法を解説
antenna
リリカラ「ビジネスイノベーションJapan 2024 秋」に出展
PR TIMES
会社設立から100年、社長から社長へ、繋がれ続けるBATONの真実
PR TIMES
滋賀の大地で育まれた米粉クッキー「ロクブンノゴ」発売
PR TIMES Topics
【11/27(水)オンラインセミナー開催】『これからの「はたらく」を考える~最新オフィストレンドセミナー~
PR TIMES
保険だけではない!「資産形成」ワンストップ支援
東洋経済オンライン
パウダースノーチョコレートクッキー 山親爺「ゆきだるま」新発売
PR TIMES Topics
JLL、ボッシュの日本本社及び研究開発拠点の移転計画から稼働開始までを支援
PR TIMES
自動車修理に使うシステムで業界をリードするIT企業ではどのような営業を行うのか。チームプレーで互いを助け合って成果を出す「“心温まる”代理店営業」の最前線を公開
PR TIMES STORY
カンボジアで紡がれたクリスマス限定アイテム登場
PR TIMES Topics
菜々緒が「アホなコンサル」ドラマの"意外な深さ"
東洋経済オンライン
『VORT秋葉原VII』各フロアに受付カウンター・会議室を施工
PR TIMES