スカテナートが開発した「自動生徒募集システム」。運用まで6ヶ月待つほど好評を得ている”先生主役”のホームページ制作サービス誕生の背景

2024.06.05 14:10
は、一人で活躍するピアノ教室などの音楽教室の先生が「生徒が集まる教室」になれるようホームページ制作やマーケティングを通じて教室運営をコンサルティングする企業として、これまでに1500名を超える会員を集め、150名を超える先生のコンサルティングをおこなっている。


中でも、先生が生徒集めに苦労しなくなるよう開発された「
」は、サービス提供から7年が経過した今、申し込みからサービス運用開始まで6ヶ月以上待たなくてはいけないという行列ができる人気サービスとなっている。
そこで今回は、このシステムの開発者で協会の理事長に就任している大沢孝弘に開発の経緯と人気の秘密について話を聞いてみた。
チラシによる非効率な生徒募集。実際にレッスンを行う先生が魅力を伝えるべきという思い
大沢:私が大学を卒業して就職した楽器店が運営しているヤマハ音楽教室で13年間、生徒募集のマネージャーをやっていたんですが、人口10万人で人口は減る一方の小さな街にある楽器店だったので、生徒募集を普通にやってもどんどん生徒が減っていく一方でした。
新入社員だったのが25年以上前。当時の主な生徒募集方法はチラシ折込や広告、営業スタッフによるテレアポや1件1件を順番に訪問するローリング営業が主流で、生徒募集にはお金も人も必要で大掛かり。
インターネットはまだまだ黎明期でしたので、無料で効率の良い生徒募集といえば口コミくらいで、とにかくチラシが無いと生徒募集ができないんですよね。しかし、印刷屋や広告代理店に依頼したチラシの内容は『生徒募集中!』と大きく書かれ、体験レッスンの日時が印刷された工夫も何もないチラシが主流。都会ならこんなチラシでも上手くいくかもしれませんが、こちらは人口が減る一方のローカルですから、私が入社した頃は楽器店の生徒数は減る一方でした。


それで、こんなチラシじゃ駄目だ!と思い、当時はまだ高価だったノートPCを自腹で買って自分でチラシを作ることにしたんですが、とにかく当時の生徒募集で変だと思ったのが、生徒募集の主役は会社であって「先生」じゃないんですよね。「ヤマハ音楽教室生徒募集中!」「〇〇楽器生徒募集中!」と大きな見出しを付けるのが当たり前でしたが、実際にレッスンをするのは先生なのに、どうして先生の魅力をもっと伝えないんだろう?と、ずっと疑問に思っていました。
先生主役の生徒募集の手応えがスカテナート自動生徒募集システムの原点
それで、あるバイオリンの先生のクラスを新しく楽器店で募集する際に「あの!〇〇先生がついに〇〇教室でレッスンスタート!」という見出しにして、いかにも有名な先生がやって来る、みたいな先生主体の雰囲気のチラシにしたんですよ。実際は有名でもなんでもないんですが。そうしたら2日間で30人くらい一気に生徒が集まったので、これからの時代は間違いなく「先生主役の生徒募集」の時代が来ることを確信しました。


今思えば、スカテナート自動生徒募集システムの原点はここにあると思います。
会社主体の生徒募集からの脱却をし続け、ヤマハ音楽教室から生徒募集実績で何度か表彰もされ、ローカルの楽器店にも関わらず働いた13年間で生徒募集マネージャーとして10,000人以上の生徒を集める実績を残すことができました。
退職後はしばらく音楽教室業界を離れて、Webマーケティングとホームページ制作の勉強をしながら一人で別事業を立ち上げていたのですが、友人の紹介でピアノ教室の先生からホームページを作ってほしいという依頼をいただきました。


当時、立ち上げていた事業は新規顧客を100%、自分で作ったホームページで集めていたので、これに楽器店時代の経験があれば上手くいくかもと思い依頼を受けたのですが、結果、予想以上の反響で生徒が集まり、すぐに教室の生徒数が満員となり先生もご主人も大喜び。その後も先生の紹介や口コミで他の教室からも依頼が増えたので、急遽、音楽教室マーケティング事務所を10年くらい前に開設。それから2017年に
を開設して、生徒募集テクニックや教室運営方法などをブログやメルマガなどで情報配信しながら、「
」のサービス提供を開始しました。
優れたデザイン性に留まらない、生徒募集の一連の流れを支援する「自動生徒募集システム」
スカテナート自動生徒募集システムですが、よくあるホームページ制作と一緒にされたくないという想いもあって、あえて自動生徒募集システムという呼び名にしました。このシステムの原点は先程お話した「先生主役の生徒募集」にあるからです。
よく勘違いされているのが、音楽教室の生徒募集で必要なのは「ホームページ」であって、綺麗なデザインとレイアウトのホームページがあり、検索順位が高ければ生徒は集まるという「ホームページが生徒を集めてくれる」という発想です。


しかし、それは大きな間違いで、いくらデザインが優れたホームページを作っても、検索順位が高くても、生徒が集まらずに当協会に相談をされてくる先生も沢山いらっしゃいますが、ホームページを見てみると「綺麗なホームページが主役」であって「先生が主役」になっていないホームページがほとんど。そして、音楽教室に通うことの魅力が、楽器が弾けるようになることくらいしか書かれておらず、子どもの情操教育や脳力開発について触れているホームページもありますが、具体的なことは書かれていないので信憑性が薄い教室も見受けられるのが現状です。


しかし、スカテナート自動生徒募集システムにとって、「ホームページ制作」はシステムの一部でしかありません。


システムの中には

指導法や方針などをインタビューし情報収集情報から先生しか持っていない個性の発掘個性を先生と教室の魅力に置き換えて物語(ストーリー)化ストーリーを文章や画像に変換し魅力を目で見えるように見る人を魅了するインパクトあるキャッチコピー作り教室が持つ音楽教室に通う魅力の具体化ホームページ公開後も永続的教室運営コンサルティング


などを用いて、地域との距離感を縮めて「この先生に習ってみたい!」と思わせるようホームページ化し、先生が生徒募集で苦労することが無くなるよう生徒募集を自動化するという一連の流れが全てスカテナート自動生徒募集システムとなっています。


ホームページというのは生徒募集の道具の一つに過ぎませんし、こういった一連の流れを導入できていないと、どんなに美しいデザインのホームページでも中身は薄いので、地域の人達が魅力を感じることはありません。逆に魅力あるホームページですと、検索順位で1位を取らなくても生徒は自動的に集まるようになります。
”生徒になりたい”と思ってもらえるように。先生の魅力を発掘し主役にするシンデレラストーリー作り
ただ、先生の個性の発掘と言っても、多くの先生は「私にはそんな個性は無いと思います」と消極的になるのですが、そんなことはありません。


個性を発掘する際、先生にメールでのインタビューをおこない、これまでの先生としての経歴や指導方針だけではなく、趣味や休日の過ごし方などまで聞きます。中にはどうしても自分自身を掘り起こすことが苦手で、100文字にも満たない回答が返ってくることもありますが、その短い文章から先生の個性を発掘するのが私達の仕事です。必ず文章の中には先生を象徴するキーワードが入っていますし、それに気づくだけの蓄積された音楽教室業界での経験値があります。そこから文章を膨らませ、500文字にも1000文字にもして先生のストーリーを作り上げ、地域の人達を魅了して生徒になりたいと思わせる先生になるよう文章を作り上げます。これを我々は「シンデレラストーリー作り」とも呼んでいます
そういった、先生を主役にして生徒が集まる仕組みづくり、生徒募集マーケティングがスカテナート自動生徒募集には含まれています。
AI時代にも変わらず大切な「心と心のふれあい」。教室と音楽を通じて人と地域が発展していく手助けになりたい
今の時代、組織に所属しなくても、お一人様で音楽教室を運営することは当たり前の時代になりましたし、ホームページやSNS、動画配信などを使えば無料で生徒を集めることもできます。そんな時代だからこそ、昔では考えられなかった、音大に通ったことがない先生が登場し生徒を集めて活躍している姿も増えてきました。


昔より先生に簡単になれるからこそ、先生は増え続け、そして少子高齢化。実際問題として生徒募集は今後、ますます難しくなっていくことが予想されます。


しかし、どんなに時代が変わって生徒募集が難しくなっても、AIやロボットが社会で活躍するようになっても、いちばん大切なのは「心と心のふれあいです」


お一人様で運営する音楽教室は、楽器が弾けるようになるだけではなく、先生とマンツーマンの音楽を通じた心と心のコミュニケーションを図ることができ、演奏が上達していくことで得られる「自信」や「向上心」といった、人が社会で必要とされる能力を身につけることができます。
ホームページという無機質な宣伝方法に「先生の心」という命を吹き込み、地域の人々の心と触れ合わせることで、教室と音楽を通じて人と地域が発展していく手助けになることが私達の役目だと考えています。


一般社団法人全国個人音楽教室生徒募集支援協会 スカテナート
公式サイト 
スカテナート自動生徒募集システム 
無料メールマガジン「生徒募集100のヒント」
スカテナート公式X 
スカテナート公式facebook 

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