形状や機能が多種多様なルミティシリーズ。今回新発売のモデルは、左から3番目「フォナック スカイ L-M」、左から4番目「フォナック スカイ L-SP」、右から2番目「フォナック ナイーダ L-SP」の3タイプ。
会話に役立つ機能を豊富に備え、さまざまな状況に合わせてことばを理解しやすくする同社最新の補聴器シリーズ、ルミティ。シリーズ第一弾として発売された耳かけ型補聴器「フォナック オーデオ ルミティ(フォナック オーデオ L-R)」を皮切りに、防水タイプやデザイン性を高めたタイプなど、多様化するライフスタイルに対応した画期的な商品が続々とリリースされており、同社を代表する補聴器シリーズとなっています。
今回この注目のルミティシリーズに3種が追加されることになり、こどもから大人までのあらゆる世代の人々が、軽度から高度重度までの幅広い難聴レベルに対応したフルラインナップから選択できるようになります。
さらに新製品の一部は障害者総合支援法対象製品として対応することを決定しており*、ソノヴァ社が掲げる「この世界のあらゆる“聞こえ”の課題に取り組む」姿勢に沿い、今回の発売を機に一人でも多くの人々の聞こえの改善を目指します。
こども補聴器の定番「スカイ ルミティ」に新タイプ2種登場 同社は半世紀にわたり小児の聞こえに関する研究開発を続けており、特に小児専用補聴器 “スカイ” シリーズはフォナックを代表する製品として国内外で広く知られています。同シリーズ最新作として昨年発売され、2023年Hearing Technology Innovator Awards(TM) BTE部門受賞の「スカイ ルミティ」に今回、コンパクトタイプの「M」と、高度難聴のお子さま向けのスーパーパワータイプ「SP」が追加されたことにより、幅広い難聴レベルに応じたラインナップが完成しました。今回の新製品はこれまでのスカイ ルミティと同様に、騒がしい教室環境における聞こえに重点を置いた設計となっています。
新発売の「フォナック スカイ L-M」(左)と「フォナック スカイ L-SP」(右)
学びと遊びに満ちた365日を支える、こども専用設計:
- こどもが過ごす環境の生音源を元に、AIによる機械学習で聞こえの環境に合わせて自動適応する独自システム「オートセンス スカイ OS 5.0」を搭載-小学校で1日の約90%を騒がしい環境で過ごすこども*1でも、騒音下におけることばの聞き取りがぐんと楽に
- 同社の補聴援助システム「ロジャー」併用により、こどもが補聴器を単独で使用した場合と比較して 34%*2 音声理解力が向上し、1日あたりさらに 5,300 語の学習が可能に*3
- 98通りの色の組み合わせから自由にコーディネートできる、セミオーダーメイド感覚のデザイン
- iOS及びAndroid(TM)スマートフォンやパソコンなどと補聴器がワイヤレスでつながる、Bluetooth(R)対応
- 2023年Hearing Technology Innovator Awards(TM)- 聴覚デバイス用モバイルアプリ部門受賞の小児専用アプリ「マイフォナック ジュニア アプリ」と連携することで、補聴器の簡単操作や保護者による機能制限が可能
*2024年5月発売製品の内、スカイ L30-SPおよびナイーダ L30-SP のみが障害者総合支援法対応製品
BluetoothはBluetooth SIG, Inc. の商標です。iOSはCisco Technology, Incの商標です。iPhone、iPad、iPod touchは、米国およびその他の国で登録されたApple Inc.の商標です。
出典/参考資料:
*1 Cruckley, J., Scollie, S., & Parsa, V. (2011). An exploration of nonquiet listening at school. Journal of Educational Audiology, 17, 23 - 35.
*2 Wolfe, J., Neumann, S., Schafer, E., Towler, W., Miller, S., Dunn, A., Jones, C., Nelson, J. (2021). Evaluation of a Dual Adaptive Remote Microphone System. Journal of Educational, Pediatric & (Re)Habilitative Audiology (JEPRA), Vol. 25, 2021-2027
*3 Benitez-Barrera, C.R, Angley G.P., & Tharpe, A.M. (2018). Remote microphone system use at home: Impact on caregiver talk. Journal of Speech, Language and Hearing Research, Vol. 61, 399-409.
*4 Thibodeau L. M. (2020). Benefits in Speech Recognition in Noise with Remote Wireless Microphones in Group Settings. Journal of the American Academy of Audiology, 31(6), 404-411.
● フォナックについて