UCC、山梨県主催『やまなしミライエネルギーフェス2024』に協力

UCC上島珈琲株式会社
水素を熱源として焙煎したコーヒーをコーヒーアカデミー講師が来場者に提供

　UCC上島珈琲株式会社（本社／神戸市、社長／朝田文彦、以下UCC）は、3月9日（土）に山梨県の米倉山次世代エネルギーシステム研究開発ビレッジ「Nesrad」（ネスラド）で開催される『やまなしミライエネルギーフェス2024』に協力し、企画のひとつとして、水素を熱源として焙煎したコーヒーをUCCコーヒーアカデミー講師が来場者に提供します。

山梨県／やまなしミライエネルギーフェスを開催します！ (

　UCCグループは「より良い世界のために、コーヒーの力を解き放つ。」をパーパスに掲げ、コーヒーの新たな可能性を追求し、今までにないコーヒーの価値創造にチャレンジしています。また、UCCサステナビリティ指針を制定し、『2040年までにカーボンニュートラルの実現』に向けた取り組みのひとつとして、水素を熱源とするコーヒー焙煎の実現に挑戦しています。現在、UCC富士工場に水素を熱源とする大型焙煎機を導入し、2025年4月の運転開始を目指して準備を進めています。なお、使用する水素は山梨県からグリーン水素を調達する予定です。

　UCCは、水素を熱源として焙煎したコーヒーをお客さまにより身近なものとして感じてもらうには官民・業界を超えた活動が不可欠と考え、このたび山梨県が開催する『やまなしミライエネルギーフェス2024』の企画に協力します。
　『やまなしミライエネルギーフェス2024』は、山梨県が取り組む再生可能エネルギーの電力から水とグリーン水素を製造する「P2G（パワー・ツー・ガス）システム」の研究拠点である甲府市・米倉山の「米倉山次世代エネルギーシステム研究開発ビレッジ（Nesrad）」を舞台に、県民のみなさまに、五感で楽しみながら水素の理解を深めていただけるイベントです。

　本イベントでUCCは、水素を熱源として焙煎したコーヒーを、抽出技術のスペシャリストのUCCコーヒーアカデミー講師が、サイフォン式にて抽出するデモンストレーションを交え、来場者に提供（無料）します。なお、抽出に必要な電力は燃料電池自動車から供給し、次世代エネルギーとコーヒーで業界を超えた未来のカフェを演出し、水素社会の実現を後押しします。

　UCCは、UCCサステナビリティ指針に掲げる『2040年カーボンニュートラルの実現』に向け、水素の熱源利用・カーボンニュートラルなコーヒー製造へ取り組みや産業を超えた連携などこれからも挑戦と前進を続けます。


やまなしミライエネルギーフェス2024概要（事前申し込み不要、入場無料）


主催：山梨県
日時：2024年3月9日（土）10:00～16:00
会場：山梨県の米倉山次世代エネルギーシステム研究開発ビレッジ「Nesrad」（ネスラド）
企画内容：水素グリラー、FCラジコンカート、キッズパーク、子ども向け水素・燃料電池ワークショップ水素を使ったステージショー、Nesradラボツアー　他


UCCコーヒーアカデミー講師　土井 克朗（どい かつろう）プロフィール

2005年入社。上島珈琲店の店長やエリアマネージャーを経験しながら、2014年にハンドドリップの技術を競う「ジャパンハンドドリップチャンピオンシップ」で優勝。その後、商品開発にも携わりながら、UCC社内の認定資格である「UCCコーヒーアドバイザー」を取得。2016年より現職。UCCコーヒーアカデミーでセミナーを受け持つほか、全国で講習会などを受け持つ。
COFFEE CREATOR’S FILE 02 土井克朗：

UCCコーヒーアカデミーホームーページ：

●関連URL（ニュースリリース）
・2040年までにカーボンニュートラルの実現：

・水素社会に関する意識調査リリース：

・日本初！UCC、水素焙煎に関する発明について特許出願：

・UCC、富士工場に水素を熱源とする大型焙煎機導入決定：