『いのちの水』を被災地に!能登いのちの水プロジェクト

2024.02.16 05:24
【能登地震災害支援】能登半島地震により断水が続いている各地域で井戸掘りを行なっています。必要不可欠なお水を引くために、どうぞご支援をお願いいたします!自己紹介
「能登いのちの水プロジェクト」です。私たちは能登半島地震により断水している地域で井戸掘りを行なっています。

概要
 石川県によると1月22日時点で、8つの市と町のあわせておよそ4万8510戸で断水が続いています。このうち、ほぼ全域で断水となっているのは輪島市のおよそ1万戸、珠洲市のおよそ4800戸、穴水町のおよそ3200戸、能登町のおよそ5800戸、七尾市のおよそ1万6800戸、志賀町のおよそ7000戸です。ペットボトルの水を送れば解決するような課題ではなく、調理、洗濯、トイレ、風呂、農業、畜産、地場産業など、多岐に渡り水は必要不可欠です。そのため井戸掘り・古井戸再生・水脈探し・沢からの引水などで生活用水を引き、迅速に水を被災地に提供しています。西田方式水脈探しの専門家西田稔氏とボランテイアが協力して水を掘り、水を確保するプロジェクトを実施しています。
 私たちは1月20日から2月8日で、珠洲市・能登町・七尾市能登島で作業し、12本の水脈確保が成功しました。珠洲市乗光寺の寺の境内で毎分50リットルの井戸掘りが成功し、水が出て喜ばれています。洗濯場が設置され、お寺の近隣の方も入れる風呂を今後設置していきます。この成功例を聞きつけ、被災者から2月8日現在で17ヶ所から水脈探しの依頼が来ています。3月末までに20カ所以上水を引く予定です。2024年1月1日に発生した能登半島の震災に際し、インフラ復旧に相当な時間を要する見通しの中で、能登を様々な事情により地域にとどまっておられる方々が多くおられます。
 緑豊かな日本の地下には豊富な地下水があり、それが水脈でつながっています。一カ所井戸が地域に出来ることでどれほど多くの人々の生活を守り、支えることが出来るかは想像に難しくないと思います。この度、長年水脈探しや井戸掘りで全国各地においてこのような災害に備えるために活動してこられていた西田稔氏と力を合わせて水脈を探し、井戸を備えていくプロジェクトを開始しています。実施メンバーは、能登・金沢在住住民と各地からの有志・団体のボランテイア、 延人数540名見込み。井戸掘りチーム(6名〜10名ほどづつ)が毎週1週間交代制で現地入りして、1月18日から3月末まで毎日、西田稔氏の指導のもと井戸を掘り、また古井戸再生を続け、いのちを繋ぐ水を地域コミュニテイに引きます。 
社会的意義
SDGS目標6 (水・衛生) すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確 保する。
SDGS目標9 (インフラ、産業 化、イノベーショ ン) レジリエントなインフラ構築、包括的かつ持続可能な産業化の 促進、およびイノベーションの拡大を図る。
SDGS目標13 (気候変動) 気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる。
 いのちの水プロジェクトは上記目標6にあるように災害時に被災された皆様の衛生面を支えると共に緊急時に生活用水として使用出来る水源を各地域に設置していくことで、目標9にあるレジリエントなインフラ構築に大きく貢献出来るものであり、目標13にある気候変動及びその影響を軽減するための緊急策としてとても有効であると考えられます。

展望
 2024年2月1日現在、各地からの有志、団体が集まり、珠洲市において水脈探しと井戸掘り、古井戸の復旧などを実施し、生活用水の確保に貢献しており、2月8日現在12の井戸を新設し、古井戸を再生しました。話を聞きつけ15件の井戸掘りの依頼が殺到しています。
 3月末までに最低20箇所で、水が提供できるようにいたします。目標個数は30箇所です。活動を継続するに当たり、車両や資機材のリース代や購入費など多くの方からの経済的サポートがとても重要になります。
 水が出る可能性は100%ではなく、実際にどれだけの時間が一カ所当たりにかかるかということも現地ごとに異なります。現地での経費はある程度増減がありますが必要な消耗品やポンプなどの経費についての概算が見えてきました。一カ所ごとに必要な鋼管やパイプ、ポンプはまだ電気がなければ手動かエンジン、電気が通っている場所であれば電気ポンプが選択肢として考えられます。


<今後の予定>
2024年2月29日 クラウドファンディング募集終了
2月〜3月 目標30箇所で井戸掘りを行います。
4月〜 依頼と資金のある限り支援を継続していきます。


<毎日新聞記事>
 毎日新聞さんが私たちの活動を記事にしてくださいました。ぜひご覧ください↓
いのちの水プロジェクトにおいて必要な経費概算
ポンプ 7~8万円/ 1つの井戸新設にあたり
濾過装置(必要な場合に限る)8~10万円
鋼管等の消耗品 約6万円/1つの井戸新設にあたり
作業用資機材購入、及びリースをするための費用(例:ユニック車1ヶ月15万円)
溶接機兼発電機 リース (1ヶ月7万円)
拠点間移動などの燃料代、現地でボランテイアが滞在するための必要経費等 50万/月 
井戸掘り専門家への謝金 1万/1日x40日=40万円
井戸掘り専門家補助への謝金 8000/日x3名x40日=96万円
今後体制を整え、一カ所でも多くの水を被災地の皆様におつなぎするためにご理解、ご支援をいただければ幸いです。

いのちの水プロジェクト実施体制(協力団体・協賛団体・企業随時募集中)
FBページ 能登いのちの水プロジェクト
統括 一般社団Nature & Humans JAPAN
   本部 熊本県玉名市中1835-1キッチンるぱ
   能登地震支援ベース 富山県南砺市山斐150 MOMO HOUSE
   TEL 090-6604-4074(代表 菅 由美子)
連携協力
緊急支援ネットワーク熊本
茗荷村
災害復興支援団体いのりんジャパン
南佐渡移住者お世話本部(通称名 大滝楽舎)
なつかしい未来協議会 
NOTOにじのひかり
乗光寺
かなざわっこnikoniko倶楽部
NPO法人みんなの畑の会   


協力 珠洲市社会福祉協議会 


助成金申請 赤い羽根ボラサポ(申請中)
助成金で賄うことができない多くの必要があります。ご理解、ご協力、ご支援をお願いいたします。

最後に
『いのちの水』を被災地に!ぜひご支援のご協力をお願いいたします。


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行いたします。なおリターンにつきましては、現地での作業に集中すべく、ご用意は特にございませんのでご了承頂ければ幸いです。

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