野菜の収穫体験レポ!シェフ特製ドレッシングレシピも大公開

2023.08.30 10:19
お店に並ぶ前の野菜が、どんなふうに育つのかを知る機会は意外と少ないもの。畑に行って、自分で収穫してみると、新鮮な野菜の手触り、野菜や土の香りなどいろいろな経験ができる楽しさがあります。ぜひ親子や家族、友人たちと一緒に、野菜の収穫体験に足を運んでみませんか?
今回は長野県にある野菜のテーマパーク、「野菜生活ファーム富士見」で野菜の収穫体験をしてきました。
収穫前から野菜の香りに包まれる収穫体験!
さまざまな種類のベビーリーフを収穫
まず、農業用ハウスの中でベビーリーフの収穫に挑戦。ベビーリーフは野菜の幼葉の総称で、レタス、キャベツ、ほうれん草など、たくさんの種類があります。ハサミを入れる前から、あたりには新鮮な野菜の香りが漂っています。
ベビーリーフの種類はコチラ
採れたてのレッドオークの瑞々しさを体験
レッドオークという、赤紫色のレタスのベビーリーフを収穫しました。育ちすぎていない株を選び、根元近くをはさみでカット。一口かじってみると、甘さと心地よいほろ苦さが伝わってくるのと同時に、柔らかな食感と、何よりもその瑞々しさに驚きました!
普段は見る機会のないルッコラの花
こちらは、食べられませんが珍しいルッコラの花が咲いていました。こうしたスーパーなどでは見かけることのできない、野菜の花や種がついているところを、実際に観察できるのも収穫体験の大きな魅力です。
1つの株から1万個も!トマトの驚きの生命力
甘く、フルーツのようなミニトマト
次に、ミニトマトの収穫体験。ハサミがなくても、へたのすぐ上にある膨らんだ節を少し回転させるだけで、簡単に摘むことができます。水分が行き渡り、皮がパンッと張っていてツヤツヤです。味わいは、甘くてまるでフルーツのよう。
温室の天井に茎を広げて実を付ける「トマトの樹」
今回の収穫体験の中で一番驚いたのが、もとはごく普通の1株の苗から育て始めたという「トマトの樹」。温室の天井いっぱいに樹木のように伸びた茎…というよりもはや枝に、1万個もの実を付けている姿は圧巻でした。上手に管理すると、水耕栽培でこんなにも大きく育つトマトの生命力に、ただただ驚くと同時に、感心してしまいました。
日本に最初に入ってきたトマトの原種
最後におまけ。観賞用のため収穫体験はできませんが、こちらは江戸時代に日本に最初に入ってきたトマトの原種です。まるでかぼちゃのような見た目に、当時は浮世絵にもよく描かれていたそう。食用以外のトマトを見ることができて、とても貴重な機会となりました。
トマトの進化の歴史はコチラ
シェフの特製ドレッシングで作る、採れたて野菜サラダ
シェフの特製ドレッシングで作る、採れたて野菜サラダのレシピ
収穫したベビーリーフとミニトマトで、野菜サラダを作ってみましょう。野菜生活ファームのシェフに教えてもらった特製ドレッシングであえるだけで、簡単にできますよ!
●簡単「フレンチヴィネグレット」ドレッシングの作り方
材料
油:70g
白ワインビネガー:大さじ1
ディジョンマスタード(※):10g
塩:3g
こしょう:適量

ディジョンマスタードがない場合は、からし+マヨネーズでも代用が可能です(味はお好みで調整してください)。
作り方
材料をすべてボウルに入れて混ぜ合わせたら、完成。
あとはお好みの野菜にあえるだけ!後を引く美味しさです。
memo
・ドレッシングにお好みで野菜だしや、トマト酢を足してもおいしいです。
・ディジョンマスタードが余ったら、肉料理や魚料理、サンドイッチなどに使いましょう。
最後に
日常では触れることのできない、野菜の魅力を再認識できる収穫体験。野菜が苦手な子どもも、自分で採った野菜だとパクパク食べるというお話も野菜生活ファームで聞きました。ぜひ、GWや夏休みやシルバーウィークなどに、お近くの野菜の収穫体験ができる施設に足を延ばし、楽しんでみてはいかがでしょうか?
取材協力:
カゴメ野菜生活ファーム富士見
カゴメ野菜生活ファーム富士見
長野県富士見町にある体験型「野菜のテーマパーク」。八ヶ岳の雄大な自然を背景に、野菜ジュースの工場見学や、旬の野菜の収穫・調理体験、各種ワークショップなど、野菜との触れ合いを楽しむことができる。
「野菜生活ファーム」で収穫体験できる主な野菜
・空中栽培トマト(4~10月)
・春野菜(5~7月)
・ミニトマト(7~10月)
・とうもろこし(7~8月)
・夏野菜(7~9月)
・秋野菜(9~10月)
・冬野菜(11月)   
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トマトには大きく分けて2種類あり、果皮が赤い品種の「赤系」、果皮が透明な品種の「ピンク系」に区別されます。現在は品種改良が進み、あまり区別はなくなっています。鮮やかな赤い色の正体は「リコピン」で、カロテノイドの一種です。
最終更新:2023.08.30
文:アーク・コミュニケーションズ
写真:清水亮一(アーク・コミュニケーションズ、1~8枚目)、カゴメ(9枚目)
監修:カゴメ

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