【政治分野のジェンダー平等を】FIFTYS PROJECTを応援してください!

2023.05.23 05:52
FIFTYS PROJECTは「政治分野のジェンダー不平等、わたしたちの世代で解消を」と掲げる、20代・30代の女性、Xジェンダー、ノンバイナリーの方々の立候補を呼びかけ、横に繋ぎ、ジェンダー平等を実現したいと思う人たちで一緒に支援するムーブメントです。統一選後の活動継続のための資金を集めています!
こんにちは、FIFTYS PROJECTの能條桃子です。
私たちは政治分野のジェンダー平等実現を目指して活動するNPO(一般社団法人)です。
2023年統一地方選挙の後も活動を続けるために、2023年5月31日まで、目標金額1000万円のクラウドファンディングを実施中です。ぜひ本文を読んでいただき、ご支援をお願いします!


FIFTYS PROJECTは、政治分野におけるジェンダー不平等の解消を目指して、2022年夏に活動を始めました。
ジェンダー平等の実現を掲げて地方議会議員に立候補する20代・30代の女性(トランス女性を含む)やノンバイナリー、Xジェンダー等の方を増やし、横に繋ぎ、一緒に支援するムーブメントです。


【これまでのFIFTYS PROJECTの活動】
私たちは、2023年4月の統一地方選挙でジェンダー平等の実現を目指す20代・30代の女性(トランス女性を含む)、Xジェンダー、ノンバイナリーの方の立候補を呼びかけ、当選に向けて様々な支援を行いました。
<候補者向けの活動>
・政治を志す女性たちへの面談
・候補者コミュニティの運営(定期的なオンラインミーティング、候補者のグループLINEなど、候補者を孤立させないネットワークづくり)
・選挙準備CAMP(2022年11月)、候補者お披露目イベント(2023年1月)開催
・選挙準備に向けた連続講座(全6回、オンライン)、政策勉強会の実施
・個別相談会の実施
<選挙ボランティアと候補者を繋ぐ活動>
・投票以上のアクションがしたい人向けにイベント開催(参加者30名)
・FIFTYS PROJECT COMMUNITY(ボランティアコミュニティ)の運営 
・ボランティアポータルサイトの開設
<広報>
・「私たちの人生に『政治家』になる選択肢を」 パンフレット制作・配布(2175部配布)
・「FIFTYS PAPER」の制作・配布(7060部配布)
・「ハラスメントのない選挙運動を!」ポスターの作成、配布


結果として、統一地方選挙ではFIFTYS PROJECTとして29名の候補者を支援し、24名の女性議員が誕生しました。
私たちは昨年秋にクラウドファンディングを行い、多くの方にご支援いただいたおかげで、上記の活動を行うことができました。
しかし、今年の夏頃には資金が底をつく見込みとなっています。
当選に至るまでの過程には様々な要因があるため、単純計算はできませんが、統一地方選挙では750万円が集まり、議員が24名当選したことを踏まえると、私たちの活動を通じて議員を一人誕生させるにあたって最低でも約25万円が必要と言えます。
女性が立候補して、当選し、政治家を続けていくためには様々な壁があります。
今回の統一地方選挙を経て、私たちも改めて政治分野のジェンダー不平等の深刻さ、根深さを実感しました。
私たちはそんな現状を変えていきたい。
ジェンダー平等を目指す多くの女性が、当たり前のように立候補することができ、選挙で当選し、期数を重ねて議員を続けることができる。
そして彼女たちを支えるコミュニティが各地で存在している。そんな未来をつくるためには、一過性ではなく、長期的で継続した取り組みが必要である、ということを強く感じました。
また、首都圏だけではなく地方でもジェンダー平等の取り組みを進めるために、各地域に根ざした活動が必要です。
これまでにFIFTYS PROJECTが選挙に向けて行ってきた支援は、ごく僅かに過ぎません。
私たちは、次の統一地方選挙が行われる4年後までの間に、これからも継続して、各地域でさらに多様な形で活動をしていきたいと考えています。
そこで、目標金額1,000万円のクラウドファンディングと、「マンスリーサポーター制度」を新たに始めました。
マンスリーサポーター制度とは・・・
継続してご支援いただく月額寄付制度のことで、金額は月額1000円、3000円、5000円、10000円から選択することができます。クレジットカードでお支払いいただけます。
先々、マンスリーサポーター制度と企業や個人からの大口寄付で、運営を全て行うことを目指していますが、現状では難しいため、緊急でクラウドファンディングを実施しています。
今回のクラウドファンディングで1000万円を集めることができれば、それが今後1年間の活動資金になり、来年以降の長期的な運営に向けて、基盤を整えることもできます。
ジェンダー平等への道のりは険しく、簡単には変わらないことがたくさんあります。
それでも、今回の選挙で、候補者の挑戦や選挙ボランティアに参加した方々の姿に、私たちは希望を感じました。
小さな変化を各地から。ジェンダー平等を掲げてこれまで行動してきた女性たちからバトンを受け取り、次の世代に繋ぐために。
ぜひ今一度のご支援をお願いいたします。
地方議会でのジェンダー平等実現を目指して、FIFTYS PROJECTは、これから以下の活動に取り組みます。
⑴ 4年後の統一地方選挙に向けて100人の候補者を支える
20代、30代の女性(トランス女性を含む)・Xジェンダー・ノンバイナリーの候補者発掘・育成・支援
(クラウドファンディング目標金額1000万円のうち:400万円)
イベント開催など、活動を通じて候補者を発掘し、政治に関する勉強会や選挙に向けたレクチャー、候補者コミュニティの運営、広報発信などを継続して行います。2027年の統一地方選挙で、FIFTYS PROJECTが支援する100人の候補者の擁立と、全国47都道府県すべてにFIFTYS PROJECTが支援する候補者・政治家がいる状態を目指します
⑵候補者を支える人、未来の候補者を増やす
議会と市民を繋ぐ活動、選挙・地域活動におけるオーガナイザーの養成、各地域でのコミュニティづくり
(クラウドファンディング目標金額1000万円のうち:400万円)
私たちの声を議会に届けるためには、ただ議員を増やすだけではなく、選挙の際には候補者をボランティアとして支え、議会活動中には議員に声を伝えるサポーターの存在が、必要不可欠です。しかし、政治・選挙の現場では、支え手も高齢の男性が多くを占めており、若い女性が参入しづらい現状があります。女性をはじめとするマイノリティが、立候補しやすい環境をつくるためには、支え手の側にも多様な人々が増えることが重要です。勉強会や議会傍聴、タウンミーティングなどを通じて、選挙を担う選挙オーガナイザー(支え手)を私たちの中から育て、首都圏だけではなくそれぞれの地域で、輪を広げていきます。
2027年の統一地方選挙で、選挙オーガナイザー100人、選挙ボランティア500人を集め、全国47都道府県すべてにFIFTYS PROJECTの地域コミュニティをつくることを目指します。
⑶ジェンダー平等を目指す議員のネットワークをつくる
地方議会議員の全国的なネットワーク・コミュニティの運営
(クラウドファンディング目標金額1000万円のうち:100万円)
今回の統一地方選で議員になった新人議員を中心に、2期目以上の議員も含め、定期的な政策勉強会やイベントなどを行い、自治体議員のネットワークをつくります。
男性と比較すると、女性が政治家を続けることは難しく、1期のみで辞めてしまう議員も多くいます。期数を重ねて継続してジェンダー平等の課題に取り組めるように、当選した議員を孤立させないコミュニティをつくっていきます。
⑷立候補しやすい環境・制度をつくる
若年女性の立候補に関する調査・アドボカシー活動
(クラウドファンディング目標金額1000万円のうち:100万円)
FIFTYS PROJECTが支援した候補者・政治家を対象に調査を行います。(協力:社会調査支援機構チキラボ)
今年の夏頃には調査結果を発表、その後継続してアドボカシー活動を行っていきます。
人件費:901万円手数料: 99万円(9%+税)
上記の活動をするために、フルタイムやパートタイム、副業やプロボノなど形態は様々ですが、週換算で活動時間を見てみると、2人が週に40時間、5人が週に15時間〜20時間活動しているような体制です。全員の活動時間を計算してみると、週に125時間〜150時間、月に500時間〜600時間ほどとなります。
経験や能力、役割によって時給設定は違いますが、人件費として少なくとも月100万円は必要となります。今回のクラウドファンディングは、2023年度の運営人件費うち、前年度からの繰越分で不足する額(約900万円)を補うことになります。
今回のクラウドファンディングでは、5000円からご支援いただけるようになっています。
FIFTYS PROJECTに賛同いただいた企業や個人の方からのリターンを紹介します。
※リターンは順次追加していきます。
■ FIFTYS PAPAERとは
FIFTYS PROJECTの活動を広めるために制作したタブロイドペーパーです。
一人一人にどんなことができるのか、FIFTYS PROJECTが支援している人はどんな人か、などを紹介しています。
■ 活動報告会(オンライン)ご招待とは
マンスリーサポーターにご登録いただいた方や支援してくださる方に向けて、Zoom報告会を今年の秋頃実施予定です。日程については、決まり次第メールでお知らせします。(アーカイブ配信あり)
■ HP(ウェブサイト)にお名前掲載とは
FIFTYS PROJECTのHP(ウェブサイト)に支援者としてお名前を掲載します。
所属名・肩書きなど、一緒に掲載できますが、政党名や政治的主張、公序良俗に反するものなどは掲載できませんのでご了承ください。
■ 特別報告会・交流会(ハイブリッド開催)へのご招待とは
FIFTYS PROJECTを支援していただいている企業の担当者の方や個人の大口寄付者の方に向けた報告会を2023年秋頃に開催します。日程、場所についてはメールで調整させていただきます。
(現地参加の場合、交通費などは支給できません。ご了承いただけると幸いです。)
いつも応援してくださっている方へ
いつも本当にありがとうございます。応援してくださる方の声があるからこそ、1人ではないと希望を感じて「頑張ろう」と前を向くことができます。
前回のクラウドファンディングから1年も経たない中での実施に、申し訳ない気持ちもありますし、これだけ物価高騰がある中で、応援していてもお金を出すのは厳しいという方も多くいると思います(無理のない範囲でご参加ください)。
それでも、ジェンダー平等の実現は長くかかる闘い。
次世代にフェアな政治をつくるために、まだまだやるべきことも、できることもあります。
FIFTYS PROJECTの活動を続け、広げるために、可能な限り、手を貸していただけるとありがたいですし、ぜひ一緒に参加してください、と呼びかけたいです。
今回、1000万円目標という無謀にも思える挑戦になりますが、私(代表・能條桃子)自身、この春に大学院を卒業し今後は就職せずに活動に専念していきたいと考えています。アクセルを踏んで、全力で日本の政治分野のジェンダー平等実現、公正な社会への政治アプローチをおこなっていくために、ぜひご支援、ご協力をお願いいたします。 


初めましての方へ
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
2019年に私自身1つ目の団体NO YOUTH NO JAPANを設立してから、小さな成功体験をたくさん積ませてもらい、「社会は動けば、変わる」と思うことができています。
それは、「政治家になんてなるつもりはなかった」「社会なんて私1人じゃ変えられない」と思っていた人たちが、問題に出会い、怒りや悲しみの中で辛い思いをすることがあっても「私がやるしかない」と決意し活動が生まれ、一緒に取り組む仲間が増えたり、問題が問題として認知されるようになったり、法律や仕組み、場所、団体ができたり、政治家が生まれたりといったことをたくさん見てきたからかもしれません。
きっとこの輪が広がれば、日本社会はもっといい社会になる、という希望を持って活動をしています。
FIFTYS PROJECTの中心メンバーたちは、それぞれ大学生の時にボランタリーな活動を始めていて、7年〜10年以上が経つメンバーもいます。
「フェアな社会であってほしい」「このままでは耐えられない」という問題意識と「社会は変わっている」という手触りを持って実感できる達成感、進めたいという好奇心から、周りが大学や大学院を卒業し就職していく中でそれぞれのアプローチで活動を続けてきました。
男女雇用機会均等法の成立に関わった元文部科学大臣、日本ユニセフ協会会長の赤松良子さんが2021年1月に日経新聞「私の履歴書」で自身を励ましたフレーズとして「男女平等の実現のための、長い列に加わる」と紹介していました。
これまでの上の年代の人たちの努力の先に、今の私たちがあります。
私たちもこの列に加わり、その先の次の世代にはもっと男女平等が実現した日本社会を残したい、そのために活動を続けていきたいです。
FIFTYS PROJECTはこれからの日本社会のジェンダー平等のための種まきです。派手なことをするよりも、地域から確実に、どんなバックラッシュの中でも絶えない繋がりや活動を増やし、フェミニズム運動に後押しされた議員を増やしていくことを目指します。
ぜひその輪に加わっていただければ幸いです!一緒に頑張っていきましょう!
まずはクラウドファンディングへのご支援、ご検討よろしくお願いいたします。


以下の画像はFIFTYS PROJECTの説明です。
2021年2月、森喜朗氏の女性蔑視発言に対する抗議署名を共に立ち上げ、15万筆集めました。
この経験を通じて「動けば変わることがある」「日本全国にこのジェンダー不平等な日本社会への疑問を持っている人がたくさんいる」ということに気づきました。
また、森発言後、これまで以上にメディアや企業コミュニケーションなどで「ジェンダー平等」が話題にされていることを嬉しく思いました。一方で、2021年末「ジェンダー平等」が新語・流行語に選出されるなど、流行りとしての扱いで終わることを危惧するようになりました。ジェンダー平等に対する問題意識を日本で「流行」で終わらせず、着実な変化に繋げるためには政治分野が根幹であり、まずは地方議員の女性比率を自分たちの世代(20代・30代)から改善する必要あると考え、2022年夏に団体を設立し、『FIFTYS PROJECT』を実施しています。

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