［小タマネギ、ペコロスのレシピ2選］スープに、肉巻きフライ！

ペコロスは、タマネギを密集させて育てることで、小型化させた野菜。小タマネギなどと呼ばれることもあり、小粒で甘みがあります。うまみをふんだんに味わうことのできるレシピを、2つご紹介します。

ペコロスを使った、朝食のスープやお弁当のおかずに最適なレシピを紹介します。

ペコロスは一度レンジ加熱してから煮ると、短時間でとろりとやわらかくなります。

材料（4人分）
ペコロス：8個
かぶ（小）：2個
ミニトマト：8個
キャベツ：80g
ベーコン：3枚
コンソメスープの素（固形）：2個
水：1200ml
ローリエ：1枚
塩：小さじ1/3
黒こしょう：適宜
パセリ：適宜
作り方

ペコロスは皮をむきラップで包んで電子レンジ600Wで7～8分ほど加熱する。

かぶは縦4等分、キャベツはざく切り、ミニトマトはへたを取り、ベーコンは短冊切りにする。

鍋に水とコンソメスープの素を入れて煮立て、1とローリエを加えて蓋をし、弱火で煮る。

ペコロスがやわらかくなったら、塩で味をととのえる。

器に盛り、黒こしょう、パセリをふって完成。

ペコロスを豚肉で巻いたフライ。

材料（2人分）
ペコロス：2個
豚肉（薄切り）：100g
溶けるチーズ：適量
小麦粉・溶き卵・パン粉：適量
中濃ソース（ウスターソースやみそマヨネーズでも可）：適量
作り方

ペコロスを1cm弱の輪切りにする。

1の断面に、小麦粉をふる（※）。

溶けるチーズを切り、ペコロスの断面にのせて、豚肉で巻く。

小麦粉・溶き卵・パン粉をつけて揚げる。

お好みのソースをつけていただく。

小麦粉をふってなじませておくことで、材料がはがれず、きれいに揚がります。

味はもちろん、見た目もかわいいペコロスをいろいろな料理に使ってみてください。

特有の辛みやにおいのある、タマネギ。そんなタマネギに含まれる「ケルセチン」は、ポリフェノールの一種です。炒めたタマネギは、旨み成分であるグルタミン酸を含んでおり、料理をいっそうおいしくする薬味としても効果を発揮します。
最終更新:2022.12.27
文：アーク・コミュニケーションズ
写真（撮影）：清水亮一（アーク・コミュニケーションズ）
写真（撮影協力）：吉田めぐみ
監修：カゴメ
参考文献：
『新・野菜の便利帳　おいしい編』板木利隆監修（高橋書店）
出典：
農林水産省東海農政局「手に取ってみよう！食べてみよう！」（ペコロスの特徴）
公益財団法人北海道科学技術総合振興センター「北海道すこやかレシピ」（ペコロスのスープ）
北海道空知総合振興局 産業振興部空知農業改良普及センター「JAいわみざわ」（ペコロスの肉巻き）