ヤングケアラーを題材にした長編映画を8月に撮影する為に制作費を集めたい!
〜ネクストゴールのご報告〜
たくさんのご支援と応援、本当に、本当にありがとうございます。
皆さまのおかげで、第一目標である金額を無事に達成することができました!
予算ゼロで始まった映画ですので金額も大事なんですが、この映画はより多くの仲間と一緒に育て、少しでも多くのヤングケアラー達のキッカケを作りたいと思って始めた映画ですので、「支援者の数を200人」をネクストゴールに設定しました!
ひとりでも多くの方にこの想いを届け、この映画を共有していただけたら嬉しいです。
8月のクランクインに向けて、和歌山にて絶賛準備が進んでおります!
より良い映画になる様に引き続き、頑張りますので応援よろしくお願い致します。
監督 高明
自己紹介
あなたの支援が、未来を変える――
ヤングケアラーを支える映画『助けてなんて言えないよ』を作りたい!
17人に1人の割合で私たちの社会に存在する子供たちがいます。
彼らは家族や大切な人のために、日々、無償でケアを続けています。
さまざまな理由で家庭での介護や支援を一手に担うヤングケアラーの子どもたちです。
「自分の人生を生きる暇もなく、ただ目の前の家族を支え続ける。」
「笑顔の裏に隠れた、誰にも言えない不安やプレッシャー。」
ヤングケアラーの心の葛藤、そして希望を描いたこの映画は、彼らがどれほど強く、そしてどれほど脆く、未来を生き抜いていくのかを描きます。
彼らの存在は、時に無視され、また時には「特別な力を持った子ども」として見られがちですが、実際には多くのヤングケアラーが心の中で孤独と戦いながら毎日を過ごしている普通の子供達です。
私たちは、この映画を通じて、ヤングケアラーの存在を広く知ってもらいたい。
そして、彼らがより良いサポートを受けられる社会を作りたいと考えています。
私たちの映画が、彼らに「あなたは一人じゃない」と伝える力になればと願っています。
あなたの支援が、ヤングケアラーたちの未来を照らし、希望の光を与える一歩となります。
クラウドファンディングの資金は、映画制作費用に充てられ、さらにこの映画が広く公開され、
ヤングケアラー支援のための活動に繋がるようなキャンペーンにも使いたいと思っています。
一緒に、未来を変える映画を作りましょう。
この物語が、誰かの心に深く響くことを信じて。あなたの支援を、心よりお待ちしています。
プロジェクト立ち上げの背景
声なき声に、光を当てたい。
映画の世界に入ってから、僕はずっと“職人”として作品に向き合ってきました。自分の名前が前に出ることよりも、物語がきちんと届くこと。現場での一つひとつの積み重ねが、スクリーンの向こうに誰かの心を動かす。それが映画の力であり、自分が信じてきた仕事の形です。
そんな中で出会ったのが、「ヤングケアラー」という言葉でした。
僕自身の幼少期と同じように苦しんでいる子供達が今の時代でもたくさんいる事を知りました。
子どもでありながら、家族の介護や支援を日常として背負っている。
彼らは、まるで大人のようにふるまいながら、子どもとしての時間を奪われ、心の中では誰にも言えない不安や葛藤を抱えている。
でも、その存在はなかなか社会の中で“見えていない”。声を上げられず、誰にも気づかれず、それでも毎日を懸命に生きている。
そんな人たちにこそ、スポットライトを当てる事が必要だと思いました。
これは、エンタメのための映画ではありません。誰かに届くべき現実を、映画という物語で照らし出す作品です。そして、真摯に映画をつくってきた自分だからこそ、“見えない声”に寄り添う責任があると感じました。
光が当たれば、見えるようになる。見えるようになれば、誰かが気づける。気づけたら、きっと、社会は少しずつ変わっていける――
この映画は、そのための一歩です。あなたの力を、貸してください。
キャストオーデション!
大阪で関西に限定したオーデションでしたが、
約400名のキャストから主要キャストを選ぶ事ができました。
オーデションに参加してくれた方々の中には実際に自身がヤングケアラーだったり、
この映画で初めてヤングケアラーを知って、先生や親御さんに質問した子役の方もいらっしゃいました。
あらためて、どんなに小さくても声をあげて動き出す事の意味を感じさせてくれるとても有意義な時間を
キャスト&スタッフと共有できました。
応援メッセージ (敬称略)
フリーハガー くわまん
ヤングケアラーのリアルに光を当てる映画をつくる、その挑戦に心から敬意を表します。この作品がきっかけとなり、たくさんの人の意識が変わることを願っています。私も微力ながら、応援しています。がんばってください!
株式会社アワーズ(アドベンチャーワールド)代表取締役社長 山本雅史
イマを生きる大人たちができることは、
未来を生きる子どもたちにより良い社会を贈り継ぐことだけだと思います。
「だれもがキラボシ」でいられる世界を実現するために、
子どもたちが「キラボシ」でいる環境を創ることもまた、私たち大人の役割なのではないでしょうか?
この映画が、ヤングケアラーという社会課題の本質を知り、考えるきっかけになることを願っています。
Giveness International 創業者 ワンネス財団 創業者 矢澤祐史
ヤングケアラーという見えにくい痛みに光を当てる皆さんの挑戦に、心から敬意を表します。
家族を支えるために幼くして大きな役割を背負う子どもたちにとって、この映画は
「あなたは独りじゃない」という温かなメッセージになるはずです。
私もワンネス財団やGiveness Internationalで“孤独を希望に変えるインフラ”をつくってきた経験から、物語の力が人の自己実現とウェルビーイングを後押しする瞬間を幾度も目にしてきました。
どうかこの作品が、ケアを必要とするすべての子どもたち、そして彼らを支えたいと願う大人たちをつなぐ「希望のプラットフォーム」へと育ちますように。
共感してくださる皆さま、一緒に支援の輪を広げましょう。
おつなぎ本舗Ginza 小川奈美
私自身、ヤングケアラーについて十分な知識があるとは言えません。
けれど、10代の子どもを育てる親として、「もしわが子が誰かの世話を担い、自分の時間や夢を犠牲にしていたら」と想像すると、胸が締め付けられます。
子どもたちが本来過ごすべき青春の時間を守るためにも、まずは「ヤングケアラー」という存在とその現実を、私たち大人がきちんと受け止めることが必要だと思います。そして、どのような支援が求められているのかを、社会全体で考え、動いていきたい。
このプロジェクトが多くの気づきと行動につながりますよう、心から応援しています。
NPO法人リオペードラ加賀 不登校対応支援室長 飯田浩二
ヤングケアラーの物語に光が当たることは、社会全体の優しさのバロメーターだと思います。
家庭の中で大きな責任を背負いながらも、誰にも気づかれず、声を上げられない子どもたちがいます。
その存在を知ること、想像すること、そして寄り添うこと、その一歩が未来を変える力になります。
私は、不登校の子どもたちと日々向き合う中で、
「語られなかった思い」に耳を傾ける大切さを感じてきました。
この映画が、多くの人に「子どもたちの声なき声」を届け、心を動かすことを願っています。
そして、すべてのヤングケアラーたちが自分の人生を自由に描ける社会へとつながることを祈っています。
大阪市立 加美南中学校校長 阪井千明
ヤングケアラーで苦しんでいる子どもたちを助けたいとの思いで企画された
この映画の完成を応援したいと思います。
私も大阪市を中心に不登校支援『つながる』という活動を始めて7年目になります。
大阪市教育委員会や大阪PTA協議会、大阪成蹊大学等に応援していただきながら活動しています。
共に頑張りましょう。
衆議院議員 世耕弘成
プロジェクトのご成功を心から祈念しております。
キャストコメント
母親役 田山由起
このお話を伺い、すぐには出演承諾の返答ができませんでした。
ヤングケアラーと言っても、色々な問題が絡み合い、見方によっては伝えたい事がちゃんと伝わるのか、
それを自分が担えるのかとても不安でした。
しかし、こういった子供達がいる現状、育児放棄と言われてしまう親の立場、
この物語には子供に関わる教師や友人、児童相談所と様々の立場の人が出てきます。
子供達が立ち上がるきっかけになってほしいと願う映画であるのはもちろん、それぞれの立場での葛藤、
もっと沢山の人が関わるべき現実があるのでは無いかと思い、私は私の与えられた役割を果たして行きたいと出演を決めさせて頂きました。
母親役に生命を吹き込めば、自分が壊れてしまうかもしれない。
しかしその覚悟で、この作品を一人でも多くの方に届けたいです。
お力を貸して頂けると励みになります。
何卒、宜しくお願い致します。
父親役 森本のぶ
自分自身ごく普通の家庭で生まれ育った事もあり、家に帰れば、母親がご飯を作ってくれる事、
父親が学費を出してくれる事が、当たり前だと思っていました。
少しずつその「普通」が「普通」ではない子が、世の中に沢山いる事を知りました。
私自身、今まで目を向けようとしてこなかったのかもしれません。
この映画を通して目を向けてこなかった大人たちが目を向け、
助けてと言えない子どもたちが声をあげやすくなればと思います。
支援金の使い道
このプロジェクトでいただいたご支援は、
映画制作費(撮影・編集・キャスト費用等)
ヤングケアラー支援のための啓発キャンペーン
学校や地域での上映活動・講演企画
など、映画を"きっかけ"にした社会への波及を見据え、大切に活用させていただきます。
リターンについて
映画『助けてなんて言えないよ』の製作を記念して、本プロジェクトでしか手に入らない商品のほかにも、映画のエンドロールに記載、映画撮影にエキストラとして参加など、この映画に一緒に参加していただきたいと考えています。
より多くの方に関わっていただく事は映画の為でもありますが、関わる事によってヤングケアラーの事に少しでも興味を持っていただくきっかけになれば嬉しいです。
スケジュール
2025月 4月 現在、先行準備にてロケ地選定、スタッフリングを開始。
和歌山県、こども家庭庁などに後援申請中
2025年 5月 キャストオーデションを大阪で開催予定。
2025年 6月 撮影地にて映画応援の協力の方々と告知、撮影に向けてのエキストラ募集。
2025年 7月 台本の決定稿完成予定。
撮影準備にて、美術、衣装製作
クラウドファンディング終了
2025年 8月中旬 和歌山県にて映画撮影開始
2025年 12月 映画完成 国内外の映画祭にエントリー開始。
2026年 2月 和歌山県海南市にて先行上映会予定(きみの海南映画祭とのコラボ予定)
2027年 一般公開予定
最後に
自分自身が、ヤングケアラーだったこともあり、子供の頃に自分の家族を他の家庭と比べる事が出来ませんでした。
自分を傷つけてくる家族がいても、そこに愛情があると錯覚する事だってあります。
僕自身は包丁を突きつけられたり、産まなきゃ良かったなど暴言を投げつけられたり、
家に朝から晩まで働いてると言って帰ってこなかった母親の事を誰にも相談できませんでした。何も出来ない自分に絶望して、助けてなんて言えなかった。
大好きな家族を裏切る事になるような気がしたから。
この映画を通じて、僕達みたいな子供が少しでも救われるきっかけになって欲しいです。
そして、多くの人々にヤングケアラーのことを知ってもらいたいと考えていますので、応援の程よろしくお願いします!
監督 高明