DFA Robotics、羽田空港と成田空港のANAラウンジにおいて、下げ膳ロボット「HolaBot」を提供

2025.07.16 11:00
株式会社チェンジホールディングス
業務効率とスタッフ満足度を同時に高め、ラウンジの顧客体験を向上
株式会社チェンジホールディングス(本社:東京都港区、代表取締役兼執行役員社長:福留 大士、以下「チェンジHD」)の子会社である、株式会社DFA Robotics(本社:東京都港区、代表取締役社長:松林 大悟、以下「DFA Robotics」)は、全日本空輸株式会社(以下「ANA」)が運営する羽田空港および成田空港の「ANA SUITE LOUNGE/ANA LOUNGE」において、下げ膳ロボット 「HolaBot(ホラボット)」 を提供したことをお知らせします。2024年6月に実証実験を開始して以降、安全性・静粛性・操作性に加えて、DFA Roboticsの充実したアフターサポート体制が高く評価され、国際線ラウンジでの正式運用に至りました。

導入の背景
ANAラウンジでは、広大なラウンジと洗い場を台車で往復する下げ膳作業がスタッフの大きな負担となっていました。またピーク時には一度に大量の食器が回収されるため洗い場でも業務が集中し、加えて台車走行時の騒音が静かなラウンジ空間の美観を損なうという課題を抱えていました。こうした課題を解決するため、羽田空港第2・第3ターミナルおよび成田空港国際線ラウンジにおいて、HolaBotの提供が決定しました。

導入効果
- 身体的負荷の大幅軽減:スタッフ約70名へのアンケートで約70%が「身体的負荷が軽減された」と回答。
- 業務効率の劇的向上:1日当たり平均255回の下げ膳を代替し、仮に時給1,500円として試算した場合、年間約684万円のコスト削減を試算。
- 静粛性と美観の維持:騒音を生まない走行と、食器が見えにくい構造により、上質なラウンジ空間を維持。
- 洗い場負荷の平準化: 一定ペースで食器が届くため、洗い場の作業量の波が緩和。



詳細は
今後の展開について
DFA Roboticsは今後も、空港ラウンジを皮切りに、ホテル、病院、商業施設など「重く・単調・往復が多い」業務の自動化を推進することで、導入企業や団体における人ならではの高付加価値サービス創出を支援します。

導入施設のお声
▽全日本空輸株式会社 CX推進室 商品企画部 地上商品企画チーム 稲井氏
「ラウンジという特別な空間内で、ロボットが雰囲気を損ねないかも懸念点としてありました。しかし、スタッフの身体的負荷の軽減、下げ膳という単純作業の効率化という課題解決のため、ロボット導入を検討することに決めました。導入の決め手として、DFA Roboticsの充実したアフターサポート体制があります。万が一問題が発生した際にも、すぐに現場へ駆けつけていただける体制を求めていましたので、その点も安心できる要素でした。」


▽ANAエアポートサービス株式会社 佐野氏
「台車で運ぶ際、スタッフは往復回数を減らすために食器を一度にまとめて運んでいましたが、ロボットではこまめに運搬できるため汚れた食器がラウンジ内に滞留しない点も美観維持に寄与しています。また、洗い場のスタッフにとっても、以前は一度に大量の食器が運ばれてきて業務が集中する時間と待機時間に波がありましたが、ロボット導入により一定のペースで食器が運ばれてくるため業務効率が改善しました。」


▽ラウンジでの業務を担うセカイエ株式会社の本田氏
「特に海外からのお客さまが非常に興味を示してくださり、お写真を撮られる方もいらっしゃいます。直接的にお客さまと関わるわけではないですが、最先端のロボットがいるラウンジということで楽しんでいただけているのではないかと感じております。ロボットの見た目も、ラウンジに合った落ち着いたデザインのため雰囲気に調和しています。」

▼動画は
株式会社DFA Roboticsについて
「次世代の社会インフラの創造」をビジョンに掲げ、最先端ロボティクスを社会実装し、世界中の「ヒト」と「ビジネス」の価値を向上させる未来を目指す、ロボティクスソリューションカンパニー。人口減少・高齢化が進む社会の中でロボットが「人の仕事を奪う」のではなく、「人の可能性を伸ばす」存在と位置づけ、社会課題に対する「ロボティクスソリューション」を提供。2021年11月より本格的に配膳ロボット事業へ参入。これまでに3,500台以上の配膳ロボットを全国の飲食店等に提供。ロボットサポート拠点は全国140箇所以上にのぼり、地域に根付いた導入提案や迅速なアフターサポートの体制構築が強み。2023年4月には、国内で初めてPudu Robotics社製の1台4役の清掃ロボット「PUDU CC1」をホテルへ提供し、飲食店からホテルや病院などロボティクスを通じたDX化を推進。


■会社概要
株式会社DFA Robotics
設立:2017年9月
代表者:代表取締役社長 松林 大悟
本社:東京都港区虎ノ門3-17-1 TOKYU REIT 虎ノ門ビル6階
資本金:5,683万5,500円
事業内容:配膳・運搬・清掃などを担うサービスロボットの輸入、販売、導入支援、アフターフォロー等

あわせて読みたい

ウエルシア薬局の全店約2,240店舗でBuddycomを導入し、約20万時間/年の業務効率化!
PR TIMES
静岡の老舗ホテル・中島屋ホテルズがクラウドシフト管理「らくしふ」を導入
PR TIMES
【フェアリーケーキフェア】レトロで新しい夏限定スイーツ登場
PR TIMES Topics
宿泊施設向けオールインワンシステム「Check Inn」、スマート電子錠「LINKEY Plus」との連携を開始
PR TIMES
TENTIALのリカバリーウェア「BAKUNE」を7月1日(火)よりANA国際線ファーストクラスの対象路線で提供
PR TIMES
惜しまれつつ閉店した神楽坂の甘味処「紀の善」神楽坂商店街に再オープン
PR TIMES Topics
最新AI清掃ロボットを体感!「PUDU CC1 Pro」国内初実演セミナーを7月28日(月)に新橋で開催
PR TIMES
清掃ロボットを“見て・触れて・体験”できる!
PR TIMES
秋の味覚をひと足先に!タンテ・アニーより「栗のフレッシュチーズケーキ」数量限定発売
PR TIMES Topics
イオンのネット専用スーパー「Green Beans」の誉田CFCに新たなロボティクスソリューションを導入
PR TIMES
「からあげクン」ロボ誕生!TechMagic、揚げロボット「F-Robo」を6/23(月)オープンのローソン高輪ゲートウェイシティ店に導入
PR TIMES
好きな色の指輪を作れる「手作りエマーユリングサービス」開始
PR TIMES Topics
「稼げない飲食業界」なのに平均年収523万円に到達…日高屋が「従業員の幸せ第一」を実現できるワケ
PRESIDENT Online
アダストリア常総物流センターで防火区画を跨ぐ大規模t-Sort運用を開始
PR TIMES
ダブルネルドリップコーヒーをオン・ザ・ロックで楽しむ新体験メニュー
PR TIMES Topics
置き場所がない問題を解決。荷造り用PPロープを吊って収納する「ハンギングロープホルダー」発売
PR TIMES
ビルポとNTTドコモビジネス、ビルメンテナンスDXにおいて協業を開始
PR TIMES
折り鶴レーヨン糸を活用した8色のキャンバストートバッグ登場
PR TIMES Topics
7/25新規オープン「一風堂 コースカベイサイドストアーズ横須賀店」に炒め調理ロボット「I-Robo 2」導入
PR TIMES
キビテク、川崎重工のソーシャルイノベーション共創拠点KAWARUBAにて、遠隔管理システムを搭載した移動ロボットを用い、配膳自動化の実証を開始
PR TIMES
本格的な新米シーズンを前に早くも今年⼀番の味わいを皆様の⾷卓にお届け
PR TIMES Topics