【これを読まずに"大阪通"は名乗れない!】大阪人も知らんかった「大大阪の成り立ちと物語」を、生粋の大阪人・橋爪教授が語り尽す!『大阪のなぞ――歴史がつくってきた街のかたち』河出新書から6月24日発売。

2025.06.24 08:00
河出書房新社
膨大な個人コレクションから、貴重なパンフレット・絵はがきなどの図版を多数掲載。大阪都市研究の第一人者が解き明かす、ホンマもんの大阪イズム!
株式会社河出書房新社(本社:東京都新宿区 代表取締役:小野寺優)は、河出新書『大阪のなぞ――歴史がつくってきた街のかたち』(橋爪紳也著、税込定価990円)を2025年6月24日に発売いたします。
■大阪文化と大阪イズム!
「難波橋筋に難波橋はない?」
「道頓堀のゴールインマークは何代目?」
「食品サンプルは大阪発祥か?」
「誰が大阪城復興天守閣を発案したのか?」
「大阪に世界一のプールがあった?」

東京をしのぐ商いの都として「大大阪」と呼ばれ、因習にとらわれず、実利を重んじる都市性から「日本のアメリカ」とも称された大阪。
いまの大阪人が忘れ去った、かつての繁栄の痕跡や、文化的な所産、出来事の断片といった「なぞ」を探究することで、経済都市として発展した1920~1930年代から、戦後復興期、高度経済成長期、そして今日へと受け継がれた精神、すなわち「大阪イズム」を掘り起こしていく。

関西の都市政策や都市文化を研究し、大阪府と大阪市の特別顧問として、2025年大阪・関西万博に構想段階から携わる、まさに大阪という街を熟知した著者が、謎に満ちたその歴史、デザイン、建築……縦横無尽に解説する。
●絵はがきなどの貴重なコレクションから歴史を読み解く!
著者の膨大なコレクションから、貴重なパンフレット・絵はがきなどを多数掲載!

・昭和6(1931)年、市民の寄付金によって復興した大阪城天守閣。展望台を兼ねた歴史博物館として企画された画期的な都市施設は誰が提案したのだろうか?
建設中の大阪城復興天守閣


・なぜビリケンが新世界のシンボルになったのか、その歴史を追う!
開業時のビリケン堂
ルナパーク開演記念絵葉書


・御堂筋はかつて「淀屋橋筋」と呼ばれていた。なぜ淀屋橋筋という名前は消え、御堂筋と呼ばれるようになったのか?
拡幅工事前の御堂筋
工事途中の御堂筋。街区が大きく切り取られ、道路整備がすすめられた経過が類推できる
●河出新書『大阪のなぞ――歴史がつくってきた街のかたち』目次
はじめに 大阪文化と大阪イズム

1 建築が語る「大阪」
大浜公会堂が大阪市中央公会堂の原型?/幻の大阪宮殿計画/誰が大阪城復興天守閣を発案したのか/星座と踊る人物/豊中の曽根は「美食文化」の中心であった/ターミナルビルの守護聖獣たち/御堂筋に浮かぶ船/日本のガウディと船場/読書は天守閣で/日本一の高さを誇る、幻の「回転展望塔」の計画があった

2 交通から見た「大阪」
南大阪のアルプス/天神橋発京都行き「超特急」/「つつじ人形」で春の誘客/羽車は速さのシンボル/船出町の高架橋/梅鉢工場への鉄路/自動車の大阪/日本最初のS字橋/阪神高速環状線は「小環状線」だった/未成の京阪大和田線/大阪港を守護する「聖獣」は何?

3 商売から知る「大阪」
近江商人と大阪商人/箕面駅前に「大阪初のカフェ」があった/元祖「百均ショップ」/誓文払いと大蔵ざらえ――大売り出しの東西比較/理容店の定休日はなぜ月曜なのか/食品サンプルは大阪発祥か?/河内ワインは古くて、新しい/元祖ビリケンを探せ/元祖ビリケンを探せ(続)/田村駒治郎と船場のビリケン

4 都市に隠れた「大阪」
箕面動物園は日本一/難波橋筋に難波橋はない/消えた淀屋橋筋/盛衰を伝える千成瓢箪/伽羅橋に「米国」があった/今里のエチオピア/長居公園を競走馬が走った/日本2番目の競輪場は住之江にあった/道頓堀のゴールインマークは何代目?/グリコよりも福助足袋が早かった/幻の中之島総合文化センター/

5 歴史が誘う「大阪」
馬飼いの里と「はにわ親子馬」/樟葉に宮があった/江之子島に「政府」があった/秀吉像と大砲/マラソン発祥の地はどこか?/「むだせぬ会」と浜寺テント村/木製爆撃機「明星」と盾津飛行場/「学生の命」を護った扉/大阪に世界一のプールがあった/大震災を記憶する石鳥居/

おわりに



●著者  橋爪 紳也 はしづめ・しんや
1960年、大阪市生まれ。大阪公立大学研究推進機構特別教授、大阪公立大学観光産業戦略研究所長。建築史・都市文化論専攻。工学博士。『増補 明治の迷宮都市』(ちくま学芸文庫)、『あったかもしれない日本』(紀伊國屋書店)、『都市大阪の戦後史』(山川出版社)、『大阪万博の戦後史』(創元社)、『大大阪モダニズム遊覧』(芸術新聞社)、『日本の遊園地』(講談社現代新書)など著書多数。




●新刊情報
書名:大阪のなぞ――歴史がつくってきた街のかたち
著者:橋爪紳也
仕様:新書判/並製/192ページ
発売日:2025年6月24日
税込定価:990円(本体900円)
ISBN:978-4-309-63191-2
装丁:木庭貴信+角倉織音
URL:
※電子書籍も同日に発売いたします。詳細は各電子書籍ストアでご確認ください。

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