日本電子、meviyマーケットプレイスの採用で部品調達のリードタイムを大幅短縮

ミスミ
～開発フェーズ毎に様々な加工方法をフル活用、製品開発のスピードと質を向上～

日本最大級の製造業マーケットプレイス「meviyマーケットプレイス（メビーマーケットプレイス）」は、電子顕微鏡や半導体製造装置、医用機器などを製造・販売する日本電子株式会社（本社：東京都昭島市、以下、日本電子）に採用されたことをお知らせします。
今後もミスミはサービスの向上を通して、IA（インダストリアル・オートメーション）産業のお客さまにグローバルで時間価値を提供し、生産性の向上に貢献してまいります。

■ 課題
日本電子は1949年に創業し、電子顕微鏡や半導体製造装置、医用機器などの製造・販売を通じて、世界の科学技術の発展を支え続けるグローバル企業です。海外拠点は24拠点あり、130以上の国に製品を納めるなど海外市場を幅広くカバーしています。成長ビジョンとして「70年目の転身」を掲げ、新しい製品とソリューションを積極的に投入することでさらなる企業価値の向上を目指しています。
日本電子では、医用機器を今後の成長市場のひとつと捉え、分析装置の開発を行っています。製品の特性上、データを正確に出す「品質」が非常に重要となるため、何度もトライアンドエラーを繰り返しながら正確なデータが出るように開発を進める必要があります。
一方で、開発の加速にあたっては、部品調達にかかる時間がボトルネックとなっていました。従来の部品調達は、3D CADで設計した後、紙図面を作成、加工業者を選定して見積もりを依頼して発注するため、部品手配にかなりの手間と時間を要していました。
■ meviyマーケットプレイス採用効果
meviyマーケットプレイスを採用したことで、3Dデータのみで部品調達が可能になり、紙図面の作成や見積もり、発注のやり取りといった手間を削減できました。また、3Dプリンターや真空注型、射出成型など、多岐にわたる加工方法であっても、１つのプラットフォームで最適なパートナーを選択でき、簡単に見積もり、注文が可能となります。従来の加工業者と比較して見積もり依頼から回答までの時間や部品納期が早くなり、設計開始から部品が手元に届くまでの時間を大幅に短縮できています。
meviyマーケットプレイスを活用して創出できた時間は、設計や技術的な検討、試作機の検証などに費やすことができ、製品の品質向上に貢献しています。

　　　　　　　　　　　　　　meviyマーケットプレイスで制作した部品

■ 日本電子株式会社　担当者のコメント
ME事業部　ME技術本部 機械システム設計部　設計第2グループ　
中村瑞木様

「開発フェーズに合った使い方をしています。例えば、最初の原理を確認する試作では3Dプリンターを活用し、とにかく早く形にできるサービスを使用し、機能確認後は真空注型などで、より最終形に近い形で部品を製作してさらに入念なテストを行っています。meviyマーケットプレイスでは、非常に短期間で製作してもらえるので、浮いた時間を設計の検討や評価などに割けるようになり、製品の品質を上げ、信頼性の高い製品を実現していきたいです。」



▼詳しい内容は事例記事をご覧ください。
日本電子株式会社
【調達リードタイムを短縮】創出した時間を活用して分析装置の製品品質向上へ

■ meviy マーケットプレイスとは
meviyマーケットプレイスは、”あらゆる機械加工部品をワンストップで手間なく”手配できる“日本最大級の製造業マーケットプレイス”です。設計データをアップロードするだけで、『ＡＩマッチング』により条件に合致した製造パートナーをリコメンド、製造パートナーとの取引口座開設なども必要なく、取引も「デジタル完結」するため、「探す手間」「つながる手間」「やり取りの手間」を大幅に削減することが可能です。
meviyマーケットプレイスWebサイト ：

■ミスミとは
オートメーションの現場で必要とされる機械部品や、工具・消耗品などをグローバル31.8万社（2024年3月時点）に販売しています。製造機能を持つメーカーと他社ブランド品を販売する商社としての顔を併せ持つ、ユニークな事業モデルとそれを支える事業基盤により、「グローバル確実短納期」を実現し、お客さまの利便性向上に貢献しています。

【報道に関するお問い合わせ】
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