秋田県男鹿市の船川港船川エリアの「旧船川港湾労働者会館」をリノベーションしたサウナと町中華が楽しめる宿泊施設「ホテルかぜまちみなと」を6月6日(金)にグランドオープン

2025.05.15 11:30
稲とアガベ株式会社
~2025年5月15日(木)よりオフィシャルサイトでの予約受付を開始します~

秋田県男鹿のクラフトサケ醸造所「稲とアガベ株式会社」(秋田県男鹿市、代表:岡住修兵、以下「稲とアガベ」)と、日本全国でまちづくりを行っている株式会社NEWLOCAL(所在地:東京都中央区、代表取締役:石田 遼)が2023年3月22日「男鹿の日」に設立した合弁会社「株式会社男鹿まち企画」は、旧船川港湾労働者会館をリノベーションした、サウナと中華料理が楽しめる宿泊施設「ホテルかぜまちみなと」を2025年6月6日(金)にグランドオープンします。それに伴い、本日2025年5月15日(水)より予約受付を開始いたします。
Webサイト:
予約サイト:
今回、ホテルの開業は、観光庁の令和5年度事業「地域一体となった観光地・観光産業の再生・高付加価値化事業」に男鹿市から稲とアガベ、男鹿まち企画を含む11事業者が参画・採択されたことを受け、進めてまいりました。このホテルは、男鹿駅前の再開発の一環として開業し、ホテル内に中華料理店とサウナの付帯施設を備えています。稲とアガベグループでは、これまでにも醸造所や蒸溜所、ラーメン店、スナックなどを男鹿駅周辺に展開し、地域活性化に力を入れてきました。「かぜまちみなと」の開業によって、男鹿駅を拠点とした新たな観光導線が生まれ、男鹿半島全体の観光振興やまちづくりに寄与していきたいと考えています。


「地域一体となった観光地・観光産業の再生・高付加価値化事業」とは
観光庁による、地域で立案する宿泊施設の改修等を含む、観光拠点再生計画に基づき実施される取組を支援する事業です。男鹿市からは稲とアガベ、男鹿まち企画を含む11事業者が参画・採択されました。
「ホテルかぜまちみなと」開業の背景
ホテルかぜまちみなと」は、旧船川港湾労働者会館をリノベーションし、サウナと町中華が楽しめる宿泊施設として生まれ変わります。本施設の開業は、観光庁の「地域一体となった観光地・観光産業の再生・高付加価値化事業」に採択されたことを契機に、男鹿駅前の再開発の一環として進めてきました。稲とアガベはこの地で創業を開始してから3年半の間に、醸造所や蒸留所、レストラン、宿泊施設など8つの拠点を展開し、地域の活性化に取り組んできました。「かぜまちみなと」はその最新拠点であり、今回は深く関わることなく仲間たちの力で自然に立ち上がったプロジェクトです。男鹿に今吹いている“良い風”を体感し、地域の魅力に触れた旅人たちが背中を押されるような場所になることを目指しています。地域に根ざした新たな観光のハブとして、男鹿の未来を切り拓く拠点となることを目指しています。


<「ホテルかぜまちみなと」概要>
名  称:ホテルかぜまちみなと 
所 在 地 :〒010-0511 秋田県男鹿市船川港船川海岸通り二号2−20 
階  数:地上2階
アクセス:JR男鹿線「男鹿駅」より徒歩5分
客 室 数 :
全14室(ダブル7室、ツイン2室、トリプル2室、クイーン1室、ドミトリー2室)
付帯施設:中華レストラン、サウナ、ロビーラウンジ、シャワーブース
Webサイト:
予約サイト:
<外観・内観>
館内は、日々の喧騒から離れ、風のゆらめきを感じられる、心身ともに癒やされる空間を目指しました。海の泡を模したラウンドのデザインと、色鮮やかなカーテンで包まれた、客室の総数は14室です。ドミトリーもあり、リーズナブルにひと休みできる空間です。
外観
エントランス
サイネージ
ダイニング
レセプション
客室


⚪︎「かぜまちみなと」コンセプト

かぜを待ち、かぜに乗るための港。

秋田・男鹿。この町はかつて、風を待つ船乗りたちが
一時の停泊をする「風待ち港」として栄えました。

潮の流れとともに人が集い、まちが賑わい、
働く人々の暮らしが紡がれてきた場所。

「ホテル かぜまちみなと」は、
港湾労働者の寄宿舎をリノベーションして生まれた
時代の記憶を今に引き継ぐ、小さな宿です。

ここでは、まちの空気を知る地元の人びとと、
旅の途中にふらりと立ち寄る旅人が、自然と交差します。

それはまるで、風待ち港に吹いた、
偶然と必然が交わる追い風のように。

まちを歩き、人と話し、みなとを眺め、汗を流す──
そのひとつひとつが、きっと新しいかぜとなって、
あなたの背中をそっと押してくれるはずです。


<町中華ビストロダイニングについて>
町中華をアレンジしたビストロダイニングです。ホテルゲストの朝食は、生姜をたっぷり効かせた中華粥と鹹豆漿を提供します。ランチは地元の方にも親しまれる日替わり定食を、夕食は稲とアガベのクラフトサケ、早苗振蒸留所のスピリッツに合う、少しツイストを加えた中華料理の数々を提供します。ホテルオープン当初は宿泊のお客様の朝食を提供します。一般のお客様に向けたビストロダイニングとしてのオープンは6月中を予定しています。
おかゆ
ダイニング


<サウナについて>
設計監修 AHA 浜田晶則氏 コメント
浜田晶則氏
みなとの海を眺め、風を気持ちよく感じるための特別なサウナスペースです。酒樽をイメージした白木のサウナと黒木の外気浴スペース、海とつながるような鏡面の檜風呂で構成しています。それぞれのスペースには、風景を絵画のようにフレーミングする四角い窓があります。四季の移ろいや太陽高度により変化する色彩と、みなとの風景をサウナと共に体感してください。ホテルオープン当初は宿泊者のみの利用ですが、一般のお客様へのサービス提供も順次開始予定となっています。




<「ホテルかぜまちみなと」協力パートナー>
⚪︎ホテル設計・監理:株式会社三六〇度 
⚪︎施工:株式会社清水組 
⚪︎アドバイザリー:株式会社三菱地所設計 
⚪︎サウナ設計・監修:(株)浜田晶則建築設計事務所 
⚪︎レストラン監修・メニュー設計:株式会社TETOTETO 
⚪︎クリエイティブディレクション:株式会社ニューピース 
⚪︎アートディレクション・デザイン:CYAN 岡田友香梨 
⚪︎カーテンデザイン・監修:株式会社安東陽子デザイン 
⚪︎/360°(納谷新氏 島田明生子氏 太田諭氏)
納谷新氏
島田明生子氏
太田諭氏

秋田県男鹿市は風も強く冬の気候は厳しいため、窓の前に空気層としてのバッファーゾンを用意することにしました。それは海の泡のように館内にもたくさん派生し、曲線を描いてフワフワと空間の中に現れ、柔らかい場を演出します。素材も不透明だったり半透明のものだったり、布だったりとすることで、さらに多様な空間を生んでいます。滞在する旅行者がここで心身ともに癒されてほしいと思いました。 納谷新/360°

⚪︎株式会社三菱地所設計
当社は、2023年3月、日本各地のまちづくりの取り組みを共有・発信するイベント『わたしたちのまちづくりサミット』を稲とアガベと共催して以来、男鹿のまちづくりに関わってきました。固有の自然・文化に、地域内外の人びとの熱意と共感が重なり、魅力的なまちづくりが進むこの地で、この「ホテルかぜまちみなと」が、男鹿を訪れる人びととまちのつながりを生むきっかけとなり、男鹿の新しい空気を感じられる心地よい居場所になることを心より願っています。




⚪︎クリエイティブディレクター:株式会社ニューピース 代表取締役CEO 高木 新平氏
高木 新平氏
稲とアガベ、NEWLOCALから声をかけられ、男鹿のまちを歩いたとき、彼らが人口減少が進むこの地の時計の針を動かそうとしていることを感じました。我々NEWPEACEはビジョンを作ることを主な生業としていますが、『未来は過去の再編集』という考え方のもと、かつて男鹿の経済発展を支えた港を『かぜまちみなと』として現代に再解釈しました。このホテルが旅人と地元の人々をつなぎ、新しい時代にふさわしい姿で育っていくことを、今から心から楽しみにしています。




⚪︎レストラン監修・メニュー開発:
株式会社TETOTETO 代表 / 食のクリエイティブディレクター 井上豪希氏
井上豪希氏
稲とアガベのまちづくりは、町にあったはずの機能を取り戻すことからはじまりました。ラーメン屋がないので、ラーメン屋をつくり、宿泊場所がないので、宿を作り、昔、駅前にあったスナックを復活させて、町の機能を取り戻し、賑わいを作ってきました。この方法でまちづくりを始めたときから、「いつか町中華を作ろう。」と話していたのを覚えています。新たに開業するホテルの一階部分で飲食を。という話になり、迷うことなく、業態は「町中華」に決まりました。朝も昼も夜も、観光客も地元の人も、宿泊者もそうでない人も楽しめる。男⿅の街の名物になるような、町の未来のためになるような、そんな町中華を作ろうと思っています。




<コメント>
株式会社男鹿まち企画 代表取締役 / 稲とアガベ株式会社 代表取締役 岡住修兵
岡住修兵
稲とアガベが男鹿のまちで操業を開始してから、早くも3年半が経ちました。この間に、醸造所、レストラン、食品加工所、宿、蒸留所など、さまざまな事業を立ち上げてきました。そして今回、新たに誕生する「かぜまちみなと」は、なんと8つ目の拠点となります。男鹿には、今、本当に良い風が吹いています。この新しい拠点に滞在し、その風を感じ、男鹿の魅力に触れて背中を押される方々がきっと増えていくことと思います。実を言うと、今回はこれまでのように深く関わったわけではなく、連帯保証人にサインしたくらいです(笑)。でも、それでも立ち上がってしまうほど、頼もしい仲間たちがこの地に集まってくれました。何もしなくても素敵なホテルが誕生するようになった今、この土地で起業したことの意味をあらためて実感しています。男鹿を想い、力を尽くしてくれる仲間がどんどん増えていくことに、ただただワクワクしています。この先どんな未来が待っているのか、楽しみでなりません。




株式会社男鹿まち企画 取締役 / 株式会社NEWLOCAL 代表取締役 石田遼
石田遼
風になびくグラデーションのカーテン、波のようにカーブした壁、海を眺めるサウナ、男鹿の食材を活かした中華料理、半島の海岸線をかたどったロゴ、そして風待ち港という名前。男鹿の風土と歴史をぎゅっと詰め込んだホテルができました。日本中の仲間が力をかしてくれました。ここから新しい物語が始まります。男鹿のよい風を感じに、是非いらしてください。




<株式会社男鹿まち企画 概要>
社名:株式会社男鹿まち企画  
所在地:秋田県男鹿市船川港船川新浜町1-21
代表者:代表取締役 岡住修兵
取締役:齋藤翔太・石田遼
設立日:2023年3月22日
株主:稲とアガベ株式会社・株式会社NEWLOCAL
事業内容:・施設の企画、開発、運営
     ・男鹿市のブランディング・エリアマネジメント
     ・その他不動産事業、コンサルティング事業


<株式会社NEWLOCAL 概要>
社名 :株式会社NEWLOCAL
所在地 :東京都中央区日本橋小舟町14-7 SOIL Nihonbashi 401
代表者 :代表取締役 石田遼
設立日 :2022年7月
事業内容: ・建築、不動産、エリア開発の企画、開発、運営及びコンサルティング
  ・まちづくり、地域活性化についてのコンサルティング
  ・地域商社の設立、経営及び運営



<稲とアガベ株式会社 概要>
社名 :稲とアガベ株式会社
所在地 :秋田県男鹿市船川港船川新浜町1-21
代表者 :代表取締役 岡住修兵
設立日 :2021年3月
事業内容:酒類製造業(クラフトサケ及び輸出用清酒)、飲食店営業、食品加工業、宿泊業

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