聴覚障害者も世界の舞台へ!デフリンピック競技化への第一歩として世界初の、世界規模のデフスケートボード大会を実現・成功させるためにみなさんのご支援が必要になります。はじめに・ご挨拶
はじめまして。日本デフスケートボード協会 会長の前原と申します。
2025年1月10日、私たちは日本デフ※1スケートボード協会を設立いたしました。
弊団体は、聞こえない人々や聞こえない子どもたちにスケートボードを普及させる活動を行っています。
※1 デフ:聴覚障害者/耳がきこえない人
スケートボード※2は、2020年東京オリンピックにおいて正式種目として追加され、日本人選手が大活躍を遂げました。さらに、その4年後にはフランス・パリオリンピックでも日本人選手が注目され、世界大会でも素晴らしい成果を上げています。
※2 スケートボードとは?
スケートボードは、スケートボードに乗って技を繰り出すスポーツであり、娯楽としても知られている。
ライダーは、デッキ、トラック、ウイールで構成された平らな木製ボードの上に立ち、勢いとフットワークの組み合わせでトリックを繰り出す。
引用元:
【2020年東京オリンピック】
女子ストリート 金メダル:西矢椛
銅メダル:中山楓奈
男子ストリート 金メダル:堀米雄斗
【2024年パリオリンピック】
女子ストリート 金メダル:吉沢恋
銀メダル:赤間凛音
男子ストリート 金メダル:堀米雄斗
日本人の活躍がきっかけで、日本国内ではキッズスケートボーダーが爆発的に増えています。
最近は聞こえない子供たちもスケートボードに関心を持ち始めています。
少数ではありますが、各大会で入賞を果たした聞こえない子供のスケーターもいます。
しかし、デフリンピック※3 にはスケートボードが含まれていません。
2025年11月の東京デフリンピックにも、スケートボードは正式な種目として採用されていません。
聞こえない人々もオリンピックを目指すことはできますが、デフリンピックでもスケートボードが活躍の場として存在すべきだと私たちは考えています。
私たちは、デフリンピックにスケートボードが正式種目として追加されることを目指し、未来の聞こえない子どもたち、聞こえない人々が世界の舞台で活躍できる場を作りたいと考えています。
現在、聞こえない人たちがスケートボードに挑戦するには、いくつかのハードルがあります。
情報が入りにくかったり、手話で教えてもらえる場が少なかったりと、環境はまだ十分とは言えません。
そうした壁を少しずつ取り払っていくことも、私たちの大切な目標の一つです。
※3 デフリンピックとは?
デフリンピックとは、デフ+オリンピックのこと。
デフ(deaf)とは、英語で「耳がきこえない」という意味です。
デフリンピックは国際的な「きこえない・きこえにくい人のためのオリンピック」なのです。
国際ろう者スポーツ委員会(ICSD)が主催し、4年毎に開催されるデフアスリートを対象とした国際スポーツ大会です。
引用元:
日本デフスケートボード協会 公式インスタグラム
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インスタグラムをぜひフォローしていただけると幸いです。
このプロジェクトで実現したいこと
デフスケートボードの未来を切り拓くために、デフリンピックでスケートボードを正式競技として採用してもらうことを目指しています。その第一歩として、世界中のデフスケートボーダー(聞こえないスケートボーダー)が集う世界大会『ワールドデフスケートボードチャンピオンシップ』を開催し、デフスケートボードの可能性と価値を広く伝えていきます。
本大会は、スケートボード、SUP(スタンドアップパドルボード)、サーフィンの競技を一堂に集めたイベントです。各競技団体が集結し、これらのスポーツを通じて、デフアスリートたちの技術と情熱を世界に発信します。この3競技を一堂に集めたイベントを実現するために、WDTSG実行委員会※4を設立しました。
※4 WDTSG実行委員会公式ウェブサイト
:
この大会は、競技としての魅力を示すだけでなく、デフスケートボーダーたちの夢を世界へ発信し、スポーツの枠を超えた新たなコミュニティの形成にもつながります。この大会を通じて、デフスケートボーダーが自信を持ち、仲間と共に楽しむことができる場を提供したいと考えています。
大会のために必要な設備や環境を整えることで、参加者が最高のパフォーマンスを発揮できる場を作ることが私たちの目標です。また、デフリンピック競技化に向けての重要な一歩となります。
また、今年だけではなく、来年以降の世界大会実施にもつなげていきます。
デフリンピック競技化への重要な第一歩として、世界で初めての世界デフスケートボード大会を実現するにあたり資金集めが必要になります。
世界大会を成功させるためにも皆さんのご支援が必要になります。
ぜひご支援をお願いいたします!
プロジェクト立ち上げの背景
スケートボードは、誰もが自由に楽しめるスポーツです。
同時に、仲間とつながり、互いに成長できる大切なコミュニティでもあります。
その中には、デフスケートボーダーもおり、彼らはこのスポーツに情熱を注いでいます。
しかし、スケートボードがデフリンピックの正式競技として採用されておらず、デフスケートボーダーたちが世界の舞台に立つ機会は限られています。
そこで、私たちはデフスケートボードの未来を切り拓くために、世界で初めてのデフスケートボーダーのための世界大会『ワールドデフスケートボードチャンピオンシップ』の開催を決意しました。
この大会は、デフスケートボーダーたちが世界へ羽ばたくきっかけとなり、デフリンピック正式競技化への大きな一歩となるはずです。この夢を実現するためには、多くの方々のご支援が必要です。
デフスケートボードの可能性を信じ、未来のデフスケートボーダーたちが自信と誇りを持って活躍できる場を一緒に築いていきたいと考えています。
どうか温かいご支援をお願いいたします。
デフスケートボーダーの紹介
◆小松 誠虎(9歳)
◆寺澤 凪琉(11歳)
◆周藤 煌海(11歳)
◆末松 大地(30歳)
◆中道 颯太(16歳)
◆中道 楓梨(19歳)
これまでの活動実績
開催日:2022年12月3日
目的 :聞こえない人のスケートボード普及活動
内容 :スクール、体験会、ゲーム、コンテスト
開催地:高山スケートパーク(愛知県豊橋市牧野町95-3)
来場者:約50名
開催日:2024年10月14日
目的 :聞こえない人のスケートボード普及活動
内容 :スクール、体験会、ゲーム、コンテスト
開催地:ランプハウス東京(東京都西多摩郡瑞穂町大字箱根ケ崎1963ー1)
来場者:約40名
開催日:2024年11月30日、12月1日
目的 :聞こえない人のスケートボードの普及および啓発(デフリンピックへの種目追加を目指す)
内容 :ブース出店、来場者と交流
開催地:駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場(東京都世田谷区駒沢公園1ー1ー1)
開催日:2025年2月15日
目的 :聞こえない人のスケートボード普及活動
主催 :
内容 :スケートボード体験・デモンストレーション
開催地:東京都都立葛飾ろう学校(東京都葛飾区西亀有2丁目58ー1)
来場者:約150名
今後の予定
開催日:2025年4月29日
目的:聞こえない人のスケートボード普及活動
内容:スクール、体験会、ゲーム、コンテスト、交流会
会場:NJ GARAGE(愛知県蒲郡市豊岡町六ツ田14ー1)
予定来場者数:約50名以上
その他の活動
・ワールドデフスケートボードチャンピオンシップに向けた定期ミーティングの実施
・WDTSG実行委員会メンバーとの交流・連携ミーティング
・普及啓発のためのSNS発信・広報活動
詳細や最新の活動内容は、日本デフスケートボード協会の公式Instagramをご覧ください。
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私たちは、聞こえない子どもたちや聞こえない人々へのスケートボード普及活動を行ってきました。
多くの子どもたちや保護者の皆さまにスケートボードの楽しさを伝えることができました。
また、ワールドデフスケートボードチャンピオンシップの開催に向けた準備も着実に進めており、関係者との協力体制を築きながら、イベントの実現に向けて取り組みを強化しています。
リターン実施までのスケジュール
2025年4月〜 クラウドファンディング開始
2025年7月〜 クラウドファンディング終了
2025年8月〜 リターンの準備・発送開始
2025年11月 ワールドデフスケートボードチャンピオンシップ開催
2025年12月 対象のリターンを選択していただいた方へ、お礼・感謝のメール送信
リターン品について
①ワールドデフスケートボードチャンピオンシップ限定Tシャツ
協会スタッフが心を込めてデザイン・制作した特別なTシャツです。
②オリジナルボトル
協会ロゴ入りのスタイリッシュなボトルをご用意しました。
③日本デフスケートボード協会 オリジナルステッカー
協会ロゴが入ったオリジナルステッカーです。
④感謝・報告等の手話動画付きメッセージ
支援者の皆さまへ感謝を込めて、手話動画付きのメッセージをお届けいたします。
詳細につきましてはリターンのページをご参照ください。
最後に
私たちのプロジェクトにご関心をお寄せいただき、誠にありがとうございます。
スケートボードというスポーツを通じて、誰もが楽しめる場を提供するために、皆様のご支援が必要です。ワールドデフスケートボードチャンピオンシップを成功させることで、より多くの方々にスケートボードの魅力を知っていただき、障害の有無に関わらず、誰もが一緒に楽しめるコミュニティづくりを目指しています。私たちの目標は、デフリンピックでのスケートボード競技の正式採用です。
その道のりは、精神的にも財政的にも決して容易なものではありません。
しかし、聞こえない子どもたちやデフスケーター、その関係者にとって、夢を追い、自信を持ち、自分の道を切り拓く場となることを心から願っています。
皆様のご支援が、今後のデフスケートボードの成長につながります。
どうか、ご協力をお願い申し上げます。