京田辺シュタイナー学校 卒業生シンポジウムを参加費無料で開きたい!

2025.04.04 22:41
現代社会で活躍するシュタイナー学校の卒業生。「今という時代を自由に生きる」をテーマにシンポジウムを開催し、卒業後の軌跡を通じて、現代社会で自由に生きるとは何か、教育が未来にもたらす可能性を探ります。多くの方と共に考えたいとの思いから、参加費無料で開催します。ぜひご支援ください。
本プロジェクトにご興味をもっていただき、ありがとうございます。
そして、ご支援くださった皆さま、誠にありがとうございます。
開催に向け、着々と準備を進めております。
いよいよ4月1日よりシンポジウム受付を開始いたしました!

ぜひ、本シンポジウムにご参加いただきお時間を共有できればと思います。
本校ウェブサイトよりお申し込みいただけます。
引き続き、クラウドファンディングのご支援もよろしくお願いいたします。
私たちのこと
現在、世界には1000校以上のシュタイナー学校があります。日本でも北海道から九州まで、全国各地に全日制シュタイナー学校があり、そのうちの1つが私たちの学校、京田辺シュタイナー学校です。
京田辺シュタイナー学校は、2001年にわが子にシュタイナー教育を受けさせたいという思いを持った保護者と、この教育に可能性を見出し学んだ教員によって、京都府京田辺の地に設立されました。今に至るまで教員と保護者が力を合わせて運営しています。
2009年にはNPO法人の教育機関として日本初のユネスコスクールに認定され、2016年9月には「ESD 重点校形成事業」においてサスティナブルスクールとして採択、2024年には認定NPO法人に認定されました。
法人設立25周年を迎える今、関西最大のシュタイナー学校として成長し、18期生321名の卒業生を社会へと送り出してきました。
しかしその軌跡は決して平坦なものではありませんでした。特に公的支援を受けない私たちは資金面で常に課題を抱え、保護者からの参加費(授業料)と寄付、学外のみなさまからのご支援、そして教職員の並々ならぬ熱意によって、常に「学校」という教育の現場を創造し続けています。
子どもたちに送る劇の練習をする先生/校舎の漆喰を塗る保護者
私たちの学校は1年から12年生(小中高)までの約270名の子どもたちが一つの学び舎で学んでいます。この恵まれた環境は世界のシュタイナー学校の中でも理想的なモデルとされています。低学年からあらゆる学びに芸術や工芸の要素が織り込まれていたり、どの学年でも一つの科目を数週間ずつ集中して学ぶ授業形式であったりと、私たちの学校の学び方はかなりユニークです。高等部では、学びを深めることと活動することの統合がさらに求められ、様々な企画を立て実行する中で「世界を知り、自分と出会う」体験を重ねます。
生徒たちの学ぶ姿
急速に進むIT化やAIの台頭、グローバル化に伴い、これからの社会を生き抜くために必要な「非認知能力」――豊かな感性や創造力、人と関わる共感力、自ら課題を見つけ解決する柔軟な思考力など――が注目を集めています。これらの力は、単に学ぶだけでなく、自ら考え、行動し、変化に対応する力として、教育の重要な柱とされています。
シュタイナー教育は、子ども一人ひとりが持つ「人間ならではの力」を育むことを目指してきました。本シンポジウムでは、この教育を受けた卒業生たちが、どのようにその力を社会で発揮し、どう考え人生の選択をしてきたかをご紹介し、「自由に生きる」とはどういうことか? 教育が未来にどのような可能性をもたらすのか? これらの問いに対するヒントを、卒業生のリアルな声や姿を通じて一緒に考える機会を持ちたいと思います。
学校設立から25年の時を経て、その間に社会は目まぐるしく変化を遂げ、自ら答えを作り歩む力が必要な「正解のない時代」と言われるようになりました。
教育への可能性を模索し、挑戦し続けてきた大人たち。この教育を受けた子どもたちが、今、現代社会でどのように「生きて」いるのか。どのように社会の中で自らの答えを見つけ歩んでいるかを伝えたい。そんな思いから教員と保護者が中心となり卒業生シンポジウムプロジェクトチームが立ち上がりました。
そして、一人でも多くの方々に来ていただくために参加費無料で開催したい。教育の垣根を越えて、多様な方々と教育の未来について共に考えるシンポジウムにしたいとの思いから、クラウドファンディングに挑戦します!
2025年5月17日 (土) 京都市呉竹文化センター ホール
12:15 開場
13:00 開会のご挨拶
13:05 第1部:どのように自分の道を歩んでいるか
心を動かしながら学び、身体で知りながら考え、世界と自分をつなげながら視野を広げ、友と共に育っていった日々。クラスで真剣に向き合った卒業演劇、自分との対話を重ねた卒業プロジェクト。それらを経て卒業していった彼らが、「その後をどのように歩んでいるのか」「彼らには世界はどのように映り、何を選んできたのか」を語り合います。
14:00 質疑・応答
14:30 休憩 卒業生による出展など
15:00 第2部:社会を活性化する若者たち
この社会の現実とじかに向き合いながら、自分らしく行為していく。そして自分のやりたいことが地域や社会のニーズとリンクしていき、人と人のつながりを編むように生み出しながら、さらに新しい動きへと展開していく。そんな進み方を実現するために彼らが何を大切にしてきたのか。社会と自分の関係を作り続ける彼らの軌跡を辿ります。
16:25 閉会のご挨拶
16:30 閉会
・栗原繁須 2期生・2008年度卒業  外資IT大手勤務(現在、東京にて活動中)
2009年卒業、2期生。立命館アジア太平洋大学(APU)で経営学を学び、大阪のウェブ制作会社に就職。外資広告代理店への転職を経て、2018年より外資IT大手にてプロデューサーとして勤務。
・松田詢吾 2期生・2008年度卒業 パティシエ(現在、北海道にて活動中)
辻製菓専門学校卒業。東京で働きその後パリで修行。一旦帰国後、チョコレート大国ベルギーに渡り4年半程修行。その間にチョコレートの世界大会にベルギー代表として出場。現在は札幌のチョコレートショップで働きながら自身のお店の準備中。
・宮内健治 1期生・2006年度卒業  起業家(現在、東京にて活動中)
京田辺シュタイナー学校第一期卒業生。関西の語学大学を卒業後。大手飲食チェーンを経て26歳で起業。現在12年目飲食店、運送業、福祉関連事業を展開中。

・岩倉昂史 5期生・2011年度卒業 会社経営(現在、和歌山にて活動中)
2015年に京都から和歌山県古座川町に移住し結婚、2児の父。地域の課題や未来に対してデザインの力でアプローチする事業を営む株式会社ヒトノハの代表取締役を務める。
・古田樹音 9期生・2015年度卒業 店舗企画運営(現在、兵庫にて活動中)
城崎温泉で「本巣ヱ」「うかわ」の立ち上げに関わり、店舗運営を行う。地元に根差した企画や顧客体験を提供中。
and more...

卒業生による出展など
休憩時間には展示コーナーで卒業生が制作した作品などの展示を行ないます。
学校での学びがどのようにかたちづくられているか、ぜひご覧ください。
プロジェクトチームの教員と保護者が中心となり話し合いを重ね、準備を進めています。
2025年5月17日(土)、京都市呉竹文化センターホールにて開催できる運びとなりました。
チラシのデザイン制作やWebページの制作、プレスリリースの発行準備を行っています。
その他、Webページでの参加申込の受付準備や会場の準備を進めています。
3/16追記
3/12に本プロジェクトを公開いたしました。プレスリリースもあわせて発行しメディア関係者の方にご案内しています。プレスリリースには、3/120時より公開と記載しておりましたが、再度審査申請が必要となり公開が遅れましたことご関係者のみなさまにお詫び申し上げます。
ご支援いただいた資金を最大限活用し、このシンポジウムに興味・関心のあるすべての方々に無料でご参加いただけるよう、全力で企画・運営してまいります。
シンポジウムには教育関係者や教育学部の大学生、今後の進路を考えている高校生、オルタナティブ教育に興味がある方など幅広い方に来ていただけるよう、シュタイナー教育に関心がある方にとどまらず、教育の未来に思いを寄せるすべての方との出会いのための開催します。
そしてこの日のために、全国各地(北海道、東京、和歌山、広島…)から卒業生が集まります。
ご支援いただいた資金は、登壇卒業生の交通費をはじめ、会場費、広報費、その他開催に伴う諸経費、クラウドファンディング返礼品の費用に充てたいと考えています。【用途内訳】目標金額60万
・会場関連費 約15万
・登壇者の旅費交通費 約30万
・広報関連費 約5万
・託児関連費 約5万
・その他諸費用 約5万
〇卒業生の手による「お礼ポストカード」
卒業生有志による個性的なお礼のポストカードです。

〇シンポジウム開催報告掲載の「プラネッツ」
プラネッツとは?
認定NPO法人京田辺シュタイナー学校が発行する学校報『
』では、主に教員と保護者が執筆をし、授業や学校行事の様子など、この学校や教育に対する想いを綴っています。『プラネッツ』の発行は年3回、7月1日(夏号)・12月1日(秋冬号)・3月1日(春号)です。
学校報「プラネッツ」
2024月10月 卒業生シンポジウムプロジェクトチームの発足
2024月11月 学校内での承認を得て、京都市呉竹文化センターホールを予約
2024月11月 チラシの作成開始
2024月12月〜2月 登壇者の決定
2025月2月 チラシの完成、本シンポジウムのWebページを公開
2025月3月 クラウドファンディング開始
      プレスリリース発行
2025月3月下旬〜4月 シンポジウム参加申込み受付開始(予定)
2025月4月 クラウドファンディング終了会場準備・打ち合わせ
2025月5月17日 シンポジウム開催
2025年11~12月  リターン発送
2026年1月 ご寄付いただいた領収書を発行
法人設立25周年記念に卒業生シンポジウムを開きたい
卒業生担当の高等部教員からポロリとこぼれた一言が、すべての始まりでした。 一人ひとりが本当に違う個性でありながら、そのキラリと光る生き方には何か共通の「自由」がある。本当に枠にはまらない。なんて面白い考え方をするのだろう。そんな選択肢もあるのか・・・!
卒業生の近況を生で感じている教員から、ぜひ卒業生の「今」を多くの方に知ってもらえたら、という熱い思いが形になるのに時間はかかりませんでした。
そしてシンポジウムの登壇を相談した時、卒業生のみなさんは皆学校の25年目を喜んでくれ「行きます!」「検討します」と応えてくれました。
卒業してから時を経ても、この学校で過ごした日々はあたたかく、きっとこの学校を思い出してくれている、ということに、改めて喜びが込み上げてきました。
どんなシンポジウムになるのでしょうか。企画している私たちにも予測できませんが、きっと教育の未来への希望がみえるはずだと信じています。
すべての子どもたちの輝かしい未来のために、このシンポジウムが多くの方に届きますように!
1期生から9期生までの同窓会。
教員にとっては、彼らは、共に高等部を創っていった仲間たち。
 高等部の授業・たくさんの実習を、生徒会活動・クラブ活動を、
 卒業演劇、卒業プロジェクトを切り拓き、学校に息づかせた人たちです。
 そして卒業後の道を。

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