「Orient Star」からペルセウス座流星群を世界初（注1）の新技術と新色で文字板に表現した2 つの『M34 F8 デイト』登場

エプソン販売株式会社
注１：腕時計の文字板への加飾において、金属ナノ粒子/金属ナノインクを積層させてプリントする技術として世界初

　エプソン販売株式会社は、「Orient Star」のコンテンポラリーコレクションM34 から、ペルセウス座流星群をデザインテーマとした独創的なダイヤルと、シリコン製がんぎ車搭載の高性能ムーブメントを特長とする『M34 F8 デイト』の新モデルを2025 年6 月10 日より発売します。腕時計において世界初（注1）となる「金属ナノ粒子積層技術」を駆使したブラック文字板の限定2 モデル（国内数量限定80 本、公式オンラインストア限定20 本）と新色のグリーン文字板を用いたレギュラー1 モデルです。宇宙の深淵を表現する美しいデザインによって、「Orient Star」のフラッグシップモデルにさらなる魅力が加わりました。

　オリエントスターのコンテンポラリーコレクションM34 は、夜空に幾筋もの流星が降り注ぐペルセウス座をモチーフとし、オリエントスターでは最もバラエティーに富んだラインアップを展開します。『M34 F8デイト』は、自社体制による時計づくりを先進的なテクノロジーを駆使して表現するオリエントスターにおいて、最上位に位置づけられるフラッグシップモデルです。

　『M34 F8 デイト』は、時針、分針、秒針による中3 針に加え、3 時位置に日付、12 時位置にオリエントスター特有のパワーリザーブ表示を配したオーソドックスなデザインが特長です。新作のブラック文字板の限定モデルは、夜空に降り注ぐペルセウス座の流星群を「金属ナノ粒子積層技術」（注2）で美しく描き出し、さらにグラデーション加工や平滑で厚みのあるラッピング塗装によって宇宙の奥深さを表現しています。「金属ナノ粒子積層技術」は、ナノメーターサイズの超微細な金属粒子で構成されたインクを時計の文字板上に複数回にわたり積層吐出する新しい表現技術です。エレクトロニクス分野で使用されている技術を世界で初めて時計作りに応用し（注3）、極めて繊細で精巧、かつ奥行き感のある文字板が表現されました。また筋目と鏡面に仕上げ分けした針や略字、ダイヤカットを施した日付窓の枠なども背景のブラックにキラリとしたシャープな輝きを加え、流星群の表現とともにフェイスに躍動感をもたらしています。

　レギュラーモデルのグリーン文字板は、前作のブルー文字板と同様にペルセウス座流星群をイメージした繊細な型打模様に光学多層膜技術を活用し、見る角度によって色や模様が美しく移ろうデザインが特長です。金属板上にさまざまな色調効果をもたらす自社開発の光学多層膜技術は、ナノレベルのほぼ透明な膜を重ねて光の反射と透過をコントロールする光学多層膜によって、通常の塗装文字板ではできなかった宇宙の奥深い世界の表現を可能にしています。

　これらの文字板は、信州の塩尻に拠点を構える「時の匠工房」の「文字板工房」で作られています。表面加工をはじめ、植え字や印刷、めっき、針加工などのさまざまな製造プロセスを保有し、高級品に求められる高品質で精緻な表現技法によって、オリエントスターの独創的な文字板を実現しています。
先進テクノロジーは、文字板の彩りのみならず、最新ムーブメントにも発揮されています。『M34 F8デイト』に搭載された自社キャリバーF8N64 は、オリエントスターの技術的シグネチャーに数えられるシリコン製がんぎ車を採用し、日差プラス15 秒からマイナス5 秒の安定した高精度と、自動巻きで60 時間以上のパワーリザーブを実現します。さらに、サファイアクリスタルのシースルーバックから見えるムーブメントは、波目模様の回転錘が面取り加工によって美しい輝きを放っています。

　両球面サファイアクリスタルへのSAR コーティング（両面無反射）や、英雄ペルセウスをイメージしたシャープで力強い直径40mm のケース、腕なじみが良くエレガントなメタルバンドに用いられたステンレススチール（SUS316L）、10 気圧の防水機能など、高品質への追求は文字板やムーブメントの他にも発揮されています。ユニークな美観と高品質のみならず、実用性にも優れる『M34 F8 デイト』は、日常使いにも適したベーシックな時計として非常に魅力的です。

　また、数量限定のブラック文字板モデルは、メタルバンドのほかに限定80 本に本ワニ革バンド、公式オンラインストア限定20 本にコードバン革バンドが付属します。グリーン文字板のレギュラーモデルにはグレーの本ワニ革バンドが付属し、時計の表情を変えて楽しむことができます。

（注２）金属ナノ粒子積層技術に関する取得済み特許：日本：特許第7639981 号
（注３）腕時計の文字板への加飾において、金属ナノ粒子/金属ナノインクを積層させてプリントする技術として世界初。2024 年12 月～2025 年1 月実施の「金属ナノ粒子積層技術（金属ナノ粒子/金属ナノインクを用いた時計文字板加飾技術）」に関する市場調査※（「世界初」検証調査）、および当該領域における先行事業者（類似競合事業者）に関する知財調査。※株式会社 未来トレンド研究機構調べ。（2025 年1 月27 日現在）

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