【もっと京都を!】旅が50倍楽しくなる!直木賞作家・澤田瞳子さんの歴史エッセイ『京都の歩き方 歴史小説家50の視点』がいま、話題!

2025.04.16 11:00
株式会社新潮社
紫式部は鰯を食べたか?八ッ橋「夕子」とは誰なのか?名筆に会う看板散歩のすすめ……などなど、京都在住の歴史小説家が意外な史実と逸話を綴る『京都の歩き方 歴史小説家50の視点』が3月26日、新潮社より発売しました。本書は刊行後たちまち話題となり、重版が決定しました。
京都に生まれ育ち、かつて同志社大学大学院で歴史研究者を志した直木賞作家・澤田瞳子さん。超人気作家となった現在も同大研究室でアルバイトを続ける一方、客員教授も勤めるというユニークな生活を送っています。常に最新の研究に触れているため、歴史知識の広さ・深さは現役作家の中でもピカイチ。その澤田さんが、ふだんママチャリで駆け回っている京都の街中で見つけた「歴史のしっぽ」や日常のニュースから意外な50の歴史秘話をたぐり寄せて綴ったのが本書です。

千年の都にして今や145万人が暮す政令指定都市でもある京都には、古代から現代まで、あらゆる時代の痕跡が息づいています。そんな歴史的地層を誰もが知るテーマで掘り進め、読みやすく提示することで、京都という街の解像度を上げるのみならず、今見えている景色の裏にある時の流れまで感じられるようになる。歴史を体感する知的喜びに満ちた極上の一冊です。
■目次より
紫式部は鰯を食べたか/『京料理』の誕生/道真が聞いた鐘の音は/平野神社の普賢象桜を見て/早すぎた慶應義塾京都分校/京都土産のイノベーション/京都看板散歩のすすめ/大河ドラマに楽しくだまされたい/皇太子ニコライと京都ホテル/幻の能面「雪・月・花」が揃う時/生八ツ橋「夕子」と『金閣炎上』……ほか全50話。


■著者コメント
歴史と文化のテーマパークたる京都は、その中に秘められた歳月の面白さを知らずとも、ある一定の「歴史らしさ」「文化らしさ」を与えてくれるだろう。だがせっかく、この街に触れるのだ。京都がなぜ今日の京都たり得ているかを知るだけでも、見える光景はまったく異なるものになるに違いない。そして、観光都市と地方都市、そのはざまにぷかぷかと浮かび、多くの人を魅了し、翻弄する千年の都・京都とは何かを問うことは、歴史とは何か、ひいてはわれわれ自身とは何かという問いにもつながる。本書がそんな模索へと踏み入る、細い散歩道となれば幸いである。


■書籍内容
千年の都にして日本最古の観光地・京都には、平安や幕末のみならず、あらゆる時代の痕跡が息づいている。この地に暮し、日々、自転車で身近な歴史の痕跡を考察してきた直木賞作家が、季節の便りや日常のニュースから思いも寄らぬ史話を掘り起こし、紡ぐ50のエッセイ。京都の解像度が上がる知的興奮の一冊。

■著者紹介:澤田瞳子(さわだ・とうこ)
1977年、京都府生まれ。同志社大学文学部卒業、同大学院博士前期課程修了。奈良仏教史を専門に研究したのち、2010年に長編作品『孤鷹の天』でデビュー。同作で中山義秀文学賞を受賞。その後、2013年『満つる月の如し 仏師・定朝』で新田次郎文学賞、2016年『若冲』で親鸞賞、2020年『駆け入りの寺』で舟橋聖一文学賞、2021年『星落ちて、なお』で直木賞をそれぞれ受賞している。他の著書に『火定』『落花』『名残の花』『輝山』『漆花ひとつ』『恋ふらむ鳥は』『月ぞ流るる』『のち更に咲く』『赫夜』『孤城春たり』『しらゆきの果て』などがあり、古代から近代まで幅広い時代の人間模様を精力的に描き続けている。
(C)新潮社


■書籍データ
【タイトル】京都の歩き方 歴史小説家50の視点
【著者名】澤田瞳子
【発売日】2025年3月26日
【造本】四六判ソフトカバー
【定価】1,760円(税込)
【ISBN】978-4-10-603924-9
【URL】

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