株式会社アシスト(大阪市東住吉区今川4-11-3 代表取締役社長 井東博子 TEL.06.6703.5670)の建築家・意匠設計者向けカナモノブランド AFOLA は、2025年4月24日、「あんしんシャープ」をコンセプトとする入巾木『Verta H2』を発売します。
ノンスリップ・床金物の専門メーカーである株式会社アシストは、デザイナー・菅原仁氏、建築家・西井洋介氏のご協力のもと、2018年よりカナモノデザインブランドAFOLAにおいて、シンプル化・ミニマル化する現代の建築インテリア空間と調和する新しいカナモノの開発に注力してきました。
ノンスリップシリーズ(Previo M・T・R・Gの4タイプ) と並行して、近年は、企業としての新たな挑戦となる「壁」に取り組み、コーナーガード(Verta E1+E2)、壁見切りジョイナー(Verta J1)を商品化。このたび第3弾として、入巾木『Verta H2』を発売する運びとなりました。
【Verta H2の特長】
安全性に配慮したシャープなデザインの入巾木です。
壁のあしもとに生まれる「陰影」を
静かに、端正に際立たせ
スタイリッシュな空間をつくります。
1.建築家の悩みを一挙に解決する入巾木
通常、巾木は壁面から張り出して納める(出巾木あるいは付け巾木)。一方、入巾木は壁面から引き込んで納めることによって、壁のあしもとに陰影を生み出し、空間に軽快さと洗練をもたらす。まさに建築家好みの納め方といえるが、従来の入巾木施工には大きな問題があった。
これまで入巾木には専用品がなく、アングル(15×15mm程度のL字断面材)や天井見切りが代用されてきた経緯がある。廊下の曲がり角や柱型のまわりには「出隅」ができるが、これを納めるにはアングルなどの端部を45°にカットして突合せなくてはならない。鋭利なエッジが突き出た状態となり、施工不良で継ぎ目がズレると危険な凶器ともなりうる。
また、長い廊下や大きな空間でアングルなどを継ぎ足す場合も、ズレなく納めることは至難の業であり、安全性の確保にもつながる高精度の施工はきわめて困難であった。
Verta H2 は「あんしんシャープ」をコンセプトに、以下に述べるデザインと仕様によって、これらの問題を一挙に解決した入巾木である。
約2年の歳月をかけ、建築家・意匠設計者が安心して採用できるデザインをめざした。
2.目立たず見切る「2mm」の見付け
入巾木は壁材になじみ、目立たないことが重要である。一方で、壁の輪郭を際立たせ、直下に生じる「陰影」をシャープに見切り、空間に心地よい緊張感をもたらすことも同時に求められる。この相反する要求をみたす見付け寸法を「2mm」と判断した。
Verta H2 は目立たず見切る。壁のあしもとの陰影には、静かなシャープネスが息づいている。
3.ダブルジョイントピンと出隅パーツ
長い廊下や大空間では、入巾木を継ぎ足す必要がある。建築家好みのシャープなラインを実現するためには、継ぎ目の突合せに施工精度が要求される。これまでは職人の腕に頼るほかなかった。
2つの孔をもつ Verta H2 は、ジョイントピンによって高精度の接合を実現する。突合せのズレは最大でわずか0.2mm。床がフラットなら、どんなに長く継ぎ足しても、どこまでもシャープな直線で壁のあしもとをすっきりと見切ることができる。
また、積年の課題であったコーナーの安全性を確実なものとするために、V曲げによりエッジをR1程度に丸めた「出隅パーツ(150×150mm)」をご用意。これらふたつの仕組みによって、コンセプトの「あんしんシャープ」の実現をめざした。
4.多様な床材への対応とカラーバリエーション
巾木の納まりは、床材ごとに、巾木勝ちにするか、床材勝ちにするかが異なる。この点をふまえ、フローリング・塩ビタイル・長尺シートに対応する一般的なタイプ(H251)に加え、従来の入巾木施工では実現が困難だったタイルカーペット用(H201)をラインナップ。これにより、Verta H2 はほぼすべての室内床材に対応し、幅広い建築シーンに入巾木納まりを実現する。
また、シルバー・ブロンズ・アルマイトブラックのカラーバリエーションによって、近年の多彩な床材に可能な限り幅広く寄りそえるよう配慮した。
5.施工性を飛躍的に高めるフォルムと入隅材
アングルや天井見切りによる従来の入巾木には、危険性に加え、施工しにくいという もうひとつの問題があった。床と金物の狭い隙間(十数ミリ)に、床材と金物を傷つけないよう気を配りながら、かがみこんでビス止めをしなくてはならない。
一方で、Verta H2 の施工はきわめて簡単で手間がかからない。
見切り(突出し部)の上側でビス止めをする仕様なので、床や金物を傷つける心配がなく、作業も楽な姿勢でおこなえる。また、ジョイントピンが自然にズレを封じ込めてくれるので、施工精度に悩むこともなく、迅速な施工が可能となる。
さらに、精度に気をつかう現場カットの手間を省くために、片側を45度でカットした「入隅材(1820mm|左右セット)」をご用意。出隅だけでなく入隅にも美しい納まりと速やかな施工が実現される。
施工精度が高まれば、入巾木はより美しく仕上げられる。
それゆえに、意匠性・安全性を最優先しながらも、施工性への配慮を怠ることなくデザインを進めた。
住む人にやさしく、現場にもやさしい。
AFOLA は、Verta H2 によって入巾木を定番商品化し、建築家・意匠設計者にとって、なくてはならない、あたりまえの存在にしたいと願っている。
【新商品の仕様】
Verta H251
入巾木(フローリング・塩ビタイル・長尺シート用)
ダブルジョイントピンと出隅パーツによる
安全性に配慮した入巾木です。
・材 質:アルミ
・カラー:シルバー・ブロンズ・アルマイトブラック
(※アルマイトブラックのみ5月発売予定)
・床 材:フローリング・塩ビタイル・長尺シート
・最 長:4000mm
・穴あけ加工済み
Verta H201
入巾木(タイルカーペット用)
タイルカーペットにも入巾木。
ホテルやオフィスをスタイリッシュに整えます。
・材 質:アルミ
・カラー:シルバー・ブロンズ・アルマイトブラック
(※アルマイトブラックのみ5月発売予定)
・床 材:タイルカーペット
・最 長:4000mm
・穴あけ加工済み
Verta H251D H201D
入巾木|出隅パーツ
V曲げでエッジを丸めた出隅パーツです。
入巾木の安全性を高めます。
・サイズ:150×150mm
・V曲げ(R1程度)+溶接
・カラー:シルバー・ブロンズ・アルマイトブラック
(※アルマイトブラックのみ5月発売予定)
Verta H251K H201K
入巾木|入隅材
現場で45度カットをする必要はありません。
美しく速やかな施工を可能にする入隅パーツです。
・長 さ:1820mm(定尺)
・片側を45°でカット(左右セット)
・カラー:シルバー・ブロンズ・アルマイトブラック
(※アルマイトブラックのみ5月発売予定)
【カナモノデザインブランド〈AFOLA〉について】
アシストは五十余年の歳月をかけて「あしもとカナモノ」を探求してきました。その歴史のなかで培われた技術とノウハウを、建築家やデザイナーの方々とあらためて見つめなおし、新しいブランドをつくりました。
空間との調和、シンプルなデザイン、美しいディテール、そして快適な使い心地――。
AFOLAは、住む人、働く人、設計する人の考え方、感じ方を大切に、いままでにないカナモノの開発に挑戦します。
株式会社アシスト 代表取締役社長 井東 博子
【連絡先】
AFOLA(株式会社アシスト)
ウェブ:www.afoladesign.com
メール:info@afoladesign.com
電 話:06-6703-5670(大阪本社/担当:谷口)
03-3859-5670(東京営業所/担当:石橋)