CAN EATのアレルギーヒアリングシステムが日本旅行の全拠点で運用開始。修学旅行におけるアレルギー対応の課題解決を目指す

2025.03.25 15:00
株式会社CAN EAT
学校の情報伝達業務や宿泊施設の確認業務を効率化・正確化。誰もが安心・安全に食を楽しめる世界へ

株式会社CAN EAT(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:田ヶ原絵里、以下「CAN EAT」)は、当社が開発・運営する「アレルギーヒアリングシステム」が株式会社日本旅行(本社:東京都中央区、代表取締役社長:小谷野悦光、以下「日本旅行」)の全拠点に採用され、運用を開始したことをお知らせいたします。
■概要
子どもの食物アレルギーは近年増加傾向にあり、食べられない食材の種類も多様化・複雑化しています。子どもたちの一生の思い出となり得る修学旅行においても、児童・生徒の食物アレルギーの申告は増加しており、学校や宿泊施設では児童・生徒の食べられるもの・食べられないものに関する情報収集や伝達業務、確認業務が必須となっています。

一方で、時に命にも関わる食物アレルギーの詳細情報を正確に把握するためには、児童・生徒の保護者に対する綿密なヒアリングが必要であり、一度に多くの情報を把握・伝達・確認しなければならないため、学校と宿泊施設の双方にとって大きな負担となっていることも事実です。

そこで、宿泊施設をはじめとする外食のアレルギー対応をサポートしてきたCAN EATは、日本初の旅行会社として数多くの修学旅行を作り上げ、子どもたちの思い出づくりをサポートしてきた日本旅行と提携し、日本旅行の全拠点に当社のアレルギー対応ITシステム「アレルギーヒアリングシステム(
)」を採用することを決定しました。

学校教員や宿泊施設のスタッフなど、修学旅行のアレルギー対応に関わる人々のコミュニケーション業務を円滑化・正確化することにより、すべての子どもたちが心置きなく旅行中の食事を楽しめる環境整備を推進します。

■アレルギーヒアリングシステムの全拠点採用により実現すること
アレルギーヒアリングシステムは、食事をするゲストにQRコードを配布すると、ゲストから直接正確で詳細なアレルギー情報の回答がもらえるBtoB向けのWebサービスです。

日本旅行の全拠点で当システムを採用することにより、修学旅行などの食事を伴う校外学習のアレルギー対応が大幅に効率化されます。学校は日本旅行より配布されるQRコードを保護者に配布します。保護者は児童の食べられないものや食べられる範囲を直接回答できます。取りまとめられた回答情報は、日本旅行から学校に一覧で提出されます。
「加熱すれば食べられるか」「出汁やエキスは使用してもよいか」「類似する食材は食べられるか」といった詳しい情報をシステム上に集約できるため、【保護者】ー【学校】ー【旅行会社】ー【宿泊施設】の間で何度もやりとりを行う必要がなくなり、アレルギー対応に関わるコミュニケーションを担うすべての人の負担を大幅に削減できます。

また、宿泊施設においては、日本旅行から伝達される統一された回答結果をもとにアレルギー対応の方針や方法を検討し、余裕を持って提供するメニューを決定・準備できるため、アレルギー対応業務の効率化とアレルギー事故の防止につながります。

本取り組みを契機に、食物アレルギーのみならずベジタリアン・ヴィーガン、宗教上の理由といった食事制限がある人にストレスなく旅行を楽しめる環境を提供するとともに、日本の食文化の魅力をユニバーサルな形で多くの人に発信することができると考えております。

■今後の展望
CAN EATと日本旅行では以下の内容についても業務提携契約を結び、協業の可能性を探ってまいります。

(1) 学校給食DX化事業の検討
(2) CAN EAT既存システムの宿泊施設向け導入営業

今後もCAN EATは、各パートナー企業との協力関係を深め、業界の発展に努めてまいります。

■アレルギーヒアリングシステムについて
婚礼や宴会、修学旅行のゲストにQRコードを配布するだけで、正確なアレルギー情報を直接把握できるWebサービスです。ゲストとスタッフ間のコミュニケーションを円滑化し、アレルギー事故のリスクを低減します。八芳園をはじめとするホテル・レストランの婚礼や宴会、修学旅行などさまざまなシーンでご活用いただき、2024年7月には本システムの利用ユーザー数が延べ60万人を突破しました。

<ポイント>
・アレルギーがあるご本人の回答をQRコードから直接とりまとめ。打ち合わせや事前準備がスムーズに進み、専門知識がないスタッフの負担を軽減できる。
・「ももアレルギーの方に、他のバラ科や大豆などのアレルギーはあるか」といったアレルゲンの交差抗原性に関する確認や、「出汁やエキス」なら提供してもよいか、「加熱」したら食べれるかといった詳細なヒアリングが可能。過剰な対応を減らすことができる。
・調理スタッフがお客様への対応内容をメモし、一覧にしてプリントアウト。Excel上だと複雑になってしまう作業を効率化し、わかりやすい表で簡単に確認できる。
・修学旅行のみならず、通常宿泊や婚礼・宴会に特化したプランも提供中。
・多言語対応済。海外のゲストも簡単にアレルギー情報を登録できる。

サービス紹介ページ:
導入事例一覧:
お問い合わせフォーム:
※アレルギーヒアリングシステムは特許登録済み(特許6818218号、特許6799244号、特許6818218号)のサービスです。

■株式会社CAN EATについて
「すべての人の食事をおいしく・楽しく・健康的にする」をミッションに、食物アレルギー当事者やアレルギー対応に取り組む外食事業者を支援するサービスを開発・運営しています。

会社名:株式会社CAN EAT(英語名:CAN EAT Inc.)
代表者:代表取締役社長 田ヶ原絵里
本社所在地:東京都新宿区天神町7番地11 No.14
設立:2019年4月1日
公式HP:
アレルギーヒアリングシステム:
アレルギー管理サービス:
■株式会社日本旅行について
日本旅行は、1905年に創業し今年で120周年を迎える総合旅行会社です。旅行業で築き上げてきた全国地域とのつながりを深化させ、現在ではツーリズムの枠を超え、「顧客と地域のソリューション企業グループ」を目指し、地域社会の抱える課題に向き合い、地域に伴走しながら「地域の社会課題の解決」に取り組んでいます。

所在地:東京都中央区日本橋1-19-1 日本橋ダイヤビルディング12階
代表者:代表取締役社長 小谷野 悦光
事業内容:旅行業、国際・国内会議の開催及び各種催事の企画、立案ならびに運営に関する請負、旅行・観光、文化に関するセミナーの開催ならびにコンサルタント業務、など

公式HP:

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