「スマホタッチ支払い」がPayPayに対応クレジットカードなしでもスマホ1つで路線バスの利用が可能に

2025.03.24 13:00
アクアビットスパイラルズ
~宇和島自動車の「おでかけスマホパス」で提供開始~

株式会社アクアビットスパイラルズ(東京都港区、代表取締役CEO:萩原智啓、以下「アクアビットスパイラルズ」)は、KDDI株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:高橋誠、以下「KDDI」)と連携して提供している公共交通向けキャッシュレスシステム「スマホタッチ支払い」にPayPay決済を追加し、宇和島自動車株式会社(本社:愛媛県宇和島市、代表取締役:村重 敦、以下「宇和島自動車」)に提供中の「おでかけスマホパス」において、2025年3月25日(火)より運用を開始いたします。
■背景
近年、全国の交通事業者においては運転士の負担軽減や運賃収受業務の効率化を目的にキャッシュレス化が進んでいます。国土交通省も「完全キャッシュレスバス」の実現に向けた実証実験を進めており(※1)、クレジットカードのタッチ決済やQRコード決済が導入されるケースが増えています。しかしながら従来のシステムでは専用のカードリーダー端末や決済専用端末の導入・維持管理が必要であり、特に地方の公共交通事業者にとって導入コストや維持コストが課題となっていました。一方で簡易に導入できるQRコード決済は魅力的ではありますが、利用者による運賃の確認と手入力が必要(MPM方式)という煩わしさが指摘されていました。

今回導入する「おでかけスマホパス」のPayPay対応では、車載専用の決済機器を一切設置せずに、バス車内に設置されたNFCプレートにスマートフォンをかざすだけで乗降位置をGNSS(高精度位置測位)システムによって自動的に判定し、クラウドで区間運賃を計算後、PayPayで即時決済を完了します。これによってクレジットカードを持たない利用者でも、スマートフォンをかざすだけで路線バスの区間運賃をキャッシュレスで支払うことが可能になりました。

PayPayユーザーは全国で6,500万人を超え、多くの利用者が日常的に使い慣れている決済手段であるため、地域住民だけでなく観光客やクレジットカードを持たない若年層にとっても利便性が大きく向上します。また、専用機器を導入する必要がないため、交通事業者の導入コスト・運用コストを大幅に軽減し、地域の公共交通の維持・活性化にも貢献します。

■利用イメージ
■「おでかけスマホパス」について
宇和島自動車が2023年9月より提供しているキャッシュレス乗車システム。松山線(城辺・宇和島~松山・道後線。大阪線高速バスを除く)での区間運賃乗車だけでなく和島自動車が運行する全ての路線で利用できるフリーパスの購入・利用機能も具備し、地域住民・観光客双方に向けた地域交通の利便性向上に取り組んでいます。宇和島自動車では、「おでかけスマホパス」にPayPay決済を導入し、2025年3月25日より道後・松山~宇和島・城辺線(大阪線高速バスを除く)で運用を開始します。

【対象路線】
- 宇和島自動車が運行する一般路線バス全線(※大阪線高速バスを除く)


【PayPay決済の提供開始日】
- 2025年3月25日(火)始発から


■各社の役割
- 宇和島自動車株式会社:交通サービスの提供
- 株式会社アクアビットスパイラルズ:NFCプレート(スマートプレート(TM))および公共交通機関乗車チケットシステムの提供
- KDDI株式会社:位置情報を活用した運賃計算システムの設計・提供、運用支援


アクアビットスパイラルズでは、今後も利用者の体験価値向上を第一に考え、各地域の交通事業者や自治体にとって導入・維持しやすいキャッシュレスシステムの開発と提供を通じて、地域公共交通の維持・活性化を支援して参ります。

※1 国土交通省:キャッシュレスバスの実証運行について
※2「おでかけスマホパス」のご利用にあたってはスマートフォンでの事前登録が必要です
■スマートプレートについて
スマートプレートはスマートフォンをかざすだけで様々なデジタルコンテンツをダイレクトに配信してモノや場所をオンラインサービスと直結する「Hyperlink of Things(R)(HoT)」です。特許取得済みの技術によってクラウドから動的にコントロールできるNFC(Near Field Communication:近距離無線通信)タグを内蔵し、SaaS型のプラットフォームと組み合わせて提供されます。利用にあたって特別なアプリが必要なく動作用のバッテリーも不要、Web型コンテンツだけでなくアプリ型サービスの起動トリガーとしても活用でき、Apple PayやGoogle Pay、au PAY、PayPay等によるNFCタグ決済(対面Web決済(R))にも対応していることから、非接触型スマートシティにおけるOMO(Online Merges with Offline=オンラインとオフラインの融合)インフラとしての役割が期待されています。
株式会社アクアビットスパイラルズ
所在地:〒108-0074 東京都港区高輪2-16-5 東武高輪第2ビル2階
設立:2009年 3月 31日
代表者:代表取締役CEO 萩原智啓
事業内容:近距離無線通信を活用した情報配信プラットフォームの提供ならびにコミュニケーションシステムの研究開発
URL:
※スマートプレート、Hyperlink of Things、および対面Web決済は、株式会社アクアビットスパイラルズの商標または登録商標です。
※PayPayはZホールディングス株式会社の登録商標です。
※その他、本プレスリリースに記載されている会社名および商品・サービス名は、各社の商標または登録商標です。

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