【三味線×チェロ 楽曲制作】世代/国/言語を超えて「伝統楽器」の魅力を広げたい

2025.03.12 20:20
【YouTube MV190万再生突破/iTunes世界5ヶ国でヒットチャート1位】「三味線×チェロ」和洋弦楽ユニット「3x4xS(サシス)」によるアコースティックアルバム制作企画です。若者からご年配の方まで多くの世代に伝統楽器の音色を届ける機会を広げるため、皆さまの力をお貸しください。
こんにちは、「3絃の和楽器・三味線」×「4弦の洋楽器・チェロ」による和洋弦楽ユニット『3x4xS(サシス)』です。
私たちは結成から5年、日本各地での公演・そしてインターネット上から和と西洋の伝統楽器による新たな音楽を発信し続けてまいりました。
三味線奏者 しゃみお:数多くの伝統舞台で演奏を重ね、現在YouTube登録者数38万人の三味線奏者として、ゲーム・アニメ楽曲のカバー演奏動画を中心に和楽器界に大きな影響力を及ぼす。唯一無二の演奏技術と狐面で、国内外にその魅力を広げながら新世代の尖端を歩む「Shamisen Player」である。


チェロ奏者 ヌビア:国際コンクール第2位など受賞多数、クラシックを飛び出しポップス・ロック・即興のステージを主としている。また作編曲家・作詞家としても国内外の企業に1,000曲以上の楽曲提供を行ってきた。現在はファイナルファンタジーシリーズの作曲家 植松伸夫のバンドメンバーとしても活動しているほか、3x4xSの制作周りをトータルで支える頭脳として機能している。





私たちが目指すもの、それは「伝統楽器の魅力をより多くの人々に知ってもらうこと」そして「『誰も置いていかない』音楽体験を目指すこと」。そんな私たちはこの度「三味線×チェロ」によるアコースティック音源を制作し、言語・国境を越えて伝統楽器の新たな魅力を発信していきたいと考え、ユニット結成以来初となるクラウドファンディングを実施します。

プロジェクト立ち上げの背景

私たちは互いに伝統舞台の最前線で演奏する奏者でした。そんな私たちの出会いはとある即興セッション、初めましてのその会場で音色を合わせたのがきっかけです。
三味線とチェロ……あまりにも異質な組み合わせでしたが、それでも何か運命的なものを感じ。その日から2週間後にはユニットを組むことを決めていました。
そうして今までの現場を捨て、0から創り上げたのがこの活動スタイルです。


コロナ禍に私たちは数々の音楽人が、楽器の工房が廃業していくのを目の当たりにしました。だからこそなお一層「伝統楽器の未来」を開拓しなければいけない危機感を持ち、かつこの編成とスタイルに自信と確信を強く持ち活動に励むことができました。



この編成で活動を初めて5年、私たちは特にインターネットでの発信に力を入れています。「三味線×チェロ」という組み合わせを広げるために、私たちが愛するゲーム・アニメ音楽のカバー演奏を中心として今までにない形で音楽を発信してきたのです。
その形とは、ただでさえこの未知の弦楽器の組み合わせにダンスミュージック・ロックなどをさらにかけ合わせること。そして生演奏のステージでは即興演奏をメインとしてお客さん参加型の演奏を創り上げること。


どちらかの楽器に寄せて和ロック・クラシック音楽などといったジャンルを弾いていくのは簡単です。そうではなく私たちは「三味線が和楽器/チェロが洋楽器ということを忘れて欲しい」「忘れられるくらいにまでこの楽器が新たな層に広まったらいい」という思いを持ちながら、このような挑戦を続けてきました。伝統は伝統で、私たちは私たちだからこその形態で攻めた音楽を作り続けたい……それが私たちの役目だと思ってきたのです。





三味線奏者のしゃみおが持つYouTube登録者数38万人という発信力と、チェロ奏者ヌビアが担う舞台演出やクリエイティブ。そして確かな演奏技術・即興演奏スキルを評価して頂きつつ、私たちはユニットとしてここまで着実な成長を進めることができました。


その結果、この5年で数々の大きな反響を得ることができました。そしてその中で私たちがこのクラウドファンディングへ挑むきっかけがありました、それは2024年に開催した全国6都府県を巡るツアーです。
本公演は1700人以上を超える動員を達成し、新聞・ラジオ・地方局にも取り上げられるなど大成功と言える結果で終了しました。
ですが地方公演を大々的に行った時に気が付きました。地方に来てくれるお客様、いやいつもネットで見てくれるお客様もそうだったのかもしれない……私たちをきっかけに「伝統楽器そのものの魅力をもっと知りたくなった」と思う人がいるのだと。


それまで私たちが作ってきた楽曲は「三味線×チェロ」の音を使った現代的な楽曲……ポップス/ロック/電子音楽などです。生音の演奏で上手いのは当たり前、アコースティックなら個人個人でもできる。だからこそ各楽器の裾野を広げる意味でも、リリースする音源はあえて尖ったモノを前面に押し出して活動をしてきました。


もちろん今までの私たちが作ってきた音楽は最高にカッコいいし、その魅力はたくさんの人に届いていたと自負しています。しかし今、活動当初とは違い確実に「三味線」「チェロ」という伝統楽器の可能性が届き始めている。


……そして今まで私たちを知らなかった層が、切り拓いてきた裾野にいる人たちが。もっと「素材そのものの良さを知りたい」と思って下さっている。
そこで一度楽器としての原点に立ち返り、今まで私たちが紡いできた楽曲をアコースティック版としてアレンジを1から作り、それらをアルバムを制作/各ストリーミングサービスで配信したいと考えています。
そして先述の通り、このアルバムを言語・国境をも超えて伝統楽器の魅力を発信するための橋頭堡としたいのです。

制作へのこだわり
これから多くの方に届けていく大切な大切なアコースティック盤ということで、生演奏のよさやサウンドクオリティーにより一層こだわりを持って制作を進めて行きたく、我々の通常の音源制作よりも多くの予算をかけてお届けをしていきます。
各奏者への演奏依頼費 60~70万円
スタジオ収録・Mix・マスタリング依頼費 70~80万円
CDデザイン費・印刷費ほか 制作用雑費 20万円
合計 150~170万円程度
各アレンジメントには素晴らしいピアニストの皆さま、そしてパーカッションには全国ツアーを共にしたアラブタンバリン(※愛称:ガチタンバリン)奏者大石竜輔さんをお迎えいたします。
かねてより「一緒に音源を制作したい」と大石さん側からお声がけを下さっていたこともあり、今回の盤に必ずお呼びしたいという強い気持ちがありました。
楽曲制作の進行は始まっており、既に10曲中5曲のアレンジが完成しています。そこでこちらに今回のアレンジイメージの一端をご体感いただける特別な試聴動画をご用意いたしました。



今回アルバムに収録する予定の楽曲は以下の通りです。「鳴動」のアレンジは原作曲の削除(Sakuzyo)氏を再びお迎えすることになりました、そしてそれ以外のアレンジはすべて3x4xSのヌビアが手掛けます。どれも「三味線」「チェロ」の音色そのものの良さを存分に味わって頂けること間違いなし!
GLORIA
To The Top
TERRITOREAL
Juvenator
Summertime Memory
鳴動
TIME TRAVELERS
Lapis Lazuli
Our Story
Never-Ending Winter《→100%達成時に収録決定!》


~4月 全曲のアレンジ完成
~5月 楽器収録完了
~9月 Mix・マスタリング(※)作業終了/各種デザイン発注
(※楽器の音を整え、音源として販売できる状態にすること)
~11月 完成・発送開始
今回のクラウドファンディングでは以下のようなリターンをお届けしていきます。各リターンに関する詳細は「リターンを選ぶ」の欄をご確認下さいませ。


また、支援金額が100%を上回った場合には1曲追加収録(『Never-Ending Winter』)を行います。その後150%・200%を上回った場合にもそれぞれストレッチゴールをご用意させて頂く予定です。アルバムに関する新たなサプライズ/お子さん連れで楽しめるような公益性の高い演奏ステージの企画制作/豪華ゲストをお呼びしたり、などなど……?
最後に
アコースティック音源を主としたアルバムを満を持して作り始められる、ということに私たち3x4xSは深い喜びを感じています。
なぜならそれは結成当初に比べ「三味線」「チェロ」という伝統楽器の魅力がより広がり、そのルーツにまで皆さんが興味を持って下さったということだからです。


そして本クラウドファンディングをきっかけとして、新たにこの組み合わせを知って頂いた方々にも和洋弦楽が切り拓く音楽の新たな可能性を感じて頂きたいと強く願っています。
そして日本の伝統×西洋の伝統……これを様々な形態で広げていくことは日本発となる楽曲の魅力を世界に提示できるニューウェーブとなると私たちは心から信じています。


どうぞその最初の一助として、あなたのお力をお貸しください。刺激的で楽しさにあふれる音楽体験をお届けいたします。

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