再びホタルの乱舞を観るために! 埼玉県 吾野地区まちづくり推進委員会×埼玉環境科学国際センター×休暇村奥武蔵の三者による「吾野地区ホタル保護プロジェクト」が始動!

2025.02.20 14:00
自然にときめくリゾート 休暇村
池袋から70分 都会の里山でホタル観賞会を再び!

埼玉県飯能市に位置するリゾートホテル「休暇村奥武蔵」(所在地:埼玉県飯能市吾野、総支配人:荒井泰博)では、2019年、全国的に被害をもたらした台風19号によりすっかり姿を消してしまったホタルを呼び戻そうと、吾野地区まちづくり推進委員会×埼玉県環境科学国際センター×休暇村奥武蔵の三者による「吾野地区ホタル保護プロジェクト」が発足。2025年6月中旬の飛翔を目指し保護活動を開始します。
一般的にホタルの幼虫が成虫になるまでには1匹当たり66匹~110匹程度のカワニナが必要となります

【吾野地区ホタル保護プロジェクト 課題】
(1)川の源流を7つも擁する飯能市清流高麗川のホタル
埼玉県飯能市の北西端に位置する吾野地区。自然環境に恵まれ、毎年6月下旬ともなると清流「高麗川」のあちらこちらでホタルが乱舞し、吾野地区では皆毎年当たり前のようにホタルを見て育っており観賞会なども開かれていました。ところが…

(2)2019年台風19号の被害によるホタルの壊滅的被害
2019年、全国的に被害をもたらした台風19号により、高麗川で見られていたホタルが翌年から0匹に。台風は、水草の減少や川の形が変わるなどの生態系全体に大きな影響を与えました。その後2021年には数匹、2024年には、20~30匹のホタルの飛翔を確認し、わずかですがホタルが戻ってきている現状を確認しました。

(3)お隣の名栗(なぐり)地区では
隣町の「名栗地区まちづくり推進委員会」ではホタルの里つくり計画を行っているのを知り、「吾野地区まちづくり推進委員会」に“ホタル再生プロジェクト”の話をご相談すると、とてもいい企画だと賛同をいただきました。
名栗地区の取り組み ⇒ 
(4)吾野地区まちづくり推進委員会×埼玉県環境科学国際センター×休暇村奥武蔵
吾野地区まちづくり推進委員会では、以前もカワニナを放流しましたが成功しなかったことから、今回は埼玉県環境科学国際センター水環境の担当 木持 謙(きもち ゆずる)先生にホタル再生について助力を依頼したところ快諾していただき、実際に吾野地区の環境をみていただきました。
参照 SAITAMA/リバーサポーターズ
ゲンジボタルのエサ。カワニナを増やすために ⇒ 
【第一回 吾野地区ホタル保護プロジェクト】 
(1)現状の課題について
・昔は雑木がメイン ⇒今はスギやヒノキがメイン ⇒雨水保水性がなくなり川にダイレクトに。
・度重なる台風(特に2019年の19号)や環境の変化で川の水位や川幅等の変化。

(2)再生⇒保護までの流れの確認
ホタルが成虫になって登れる苔の生えた岩などの環境は整っている(木持先生)
・カワニナは現在高麗川に住んでいる生体カワニナの飼育 ⇒繁殖 ⇒放流を検討

(3)ホタル生息地の環境調査(現地高麗川にて)
・カワニナを観測することは出来なかったが、繁殖に適した場所・環境は整っている。ホタルが成虫になり実際に川から出たときに這って上れる苔のついた石や水草が川の上にあるのが大切。具体的な放流場所の決定。
ホタルが成虫になって登れる苔の生えた岩などの環境は整っている(木持先生)

(4)カワニナ繁殖方法について
・水温16~17℃がよいとされ、水槽内の温度を保ちつつ飼育に取り組む(2月中) また水槽内も高麗川の石や水を使い、放流後に近い環境で飼育。エサは沈下性のある金魚の餌(タンパク質が大切)。水換えは週に2回程度、水を1/3ずつぐらいを目途に。実際に川の環境を調査しカワニナを始め生態系の調査へ。
2月上旬、実際に川の環境を調査しカワニナを採取、生態系の調査へ 
水槽には高麗川の石や水を使い、放流後に近い環境で飼育が始まりました

【吾野地区ホタル保護プロジェクト 今後の展開】
・カワニナ保護活動
 ⇒数が多い程ホタルの成長を期待できるので早めに飼育へ。
・カワニナの放流
 ⇒4月下旬を予定し、5月カワニナ定着、6月ホタル成虫の確認を目指す。
・ホタルの飛翔状況確認
 ⇒実際に6月中旬に飛翔を確認し、吾野地区に来られたお客様へ、プロジェクトの説明とともにホタル観賞会の実施を予定。
・次回 第二回吾野地区ホタル保護プロジェクト
カワニナを放流する4月下旬を目途に再び開催予定。ホタルに詳しいファーブル先生(長谷川 雅彦先生)にもご参加いただき、更なる保護活動の促進を図る。また、ホタルの名前も検討する。
再びホタルの乱舞を観られる日を目指します

~吾野地区ホタル保護プロジェクト参加者~ 
木持 謙  埼玉県環境科学国際センター 水環境担当博士
森田 美明 吾野地区まちづくり推進委員会 会長
荒井 泰博 休暇村奥武蔵 総支配人         他

休暇村奥武蔵
埼玉県飯能市西部、高麗川の清流に囲まれ、里山の風景が色濃く残る自然豊かな場所に立つリゾートホテル。2018年には新館「にしかわ館」を増築し、浴室やレストランもリニューアルしてグランドオープンしました。「ムーミンバレーパーク」のオフィシャルホテルとして「ムーミンスペシャルルーム」も販売。夕食後には「月と星のテラス」で開催する「スタービューイング」や、土曜日に開催する「朝ヨガ」「週末焚火倶楽部」などの体験プログラムも人気です。
池袋から約70分の近距離ながら、緑豊かなハイキングコースや川遊びができる清流にも恵まれた、自然とふれあえるリゾート
開放感のある庭園風呂には「檜のひとり湯」があり、より癒しのひとときを愉しめます
緑の中で遊び心を掻き立てるアウトリビング付きの1F和洋室
3月14日までは、懐かしの昭和グルメの数々が再現された「昭和レトロフェア×豊洲祭り」を開催中です


自然にときめくリゾート休暇村日本の景色を代表する国立公園・国定公園など優れた自然環境の中にあるリゾートホテル。35か所ある休暇村は、「自然にときめくリゾート」の
コンセプトのもと、地元の食材を活かした料理や、地域の自然、文化、歴史とのふれあいプログラムなど、その土地ならではの魅力にふれる場を提供し、すべてのお客様に心が自然にときめくひとときをお届けします。

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