読者が選ぶビジネス書グランプリ2025 ―『チームレジリエンス』特別賞を受賞!

2025.02.13 15:00
JMAM
 株式会社日本能率協会マネジメントセンター(代表取締役社長:張 士洛、東京都中央区、以下JMAM[ジェイマム])の書籍 『チームレジリエンス』 が、「読者が選ぶビジネス書グランプリ2025」(主催:グロービス経営大学院、株式会社フライヤー)のグロービス経営大学院賞を受賞しました。
■「読者が選ぶビジネス書グランプリ」とは
 その年に発売されたビジネス書のなかから、読者(=ビジネスパーソン)が最も有意義だと感じたものを選んで投票し、最も票を集めたものが表彰されます。10回目となる今回は特別賞「10年を彩るビジネス書」も選出され、受賞書籍は全国の書店でフェアが開催されます。
<読者が選ぶビジネス書グランプリ>
■著者 受賞コメント 池田 めぐみ氏
 この度は、貴重な賞をいただき、心より感謝申し上げます。『チームレジリエンス:困難と不確実性に強いチームのつくり方』は、リーダーとしてチームを率いる中で悩む友人の姿を見て、「少しでも寄り添える本を書きたい」という思いから生まれました。不確実な時代の中で、チームはさまざまな困難に直面します。そうした困難に悩み、苦しむ管理職の方なども多いかと思います。本書が、チームで働く皆さまの葛藤に寄り添い、少しでも前に進むためのヒントとなれば幸いです。この本を形にするにあたり、多くの方々にお力添えをいただきました。出版に関わってくださった皆さま、そして読んでくださった皆さまに、心より感謝申し上げます。



■著者 受賞コメント 安斎 勇樹氏
 この度は、輝かしい賞をいただき、誠にありがとうございます。戦略と計画を忠実に実行し、勝利を目指す「戦争」の時代から、好奇心に基づき不確実性の海を乗りこなす「冒険」の時代へと移り変わりました。本書『チームレジリエンス』が、困難をしなやかに克服し、その過程を学びの機会として楽しむためのヒントとなれば幸いです。応援してくださった読者の皆様、関係者の皆様に深く感謝申し上げます。



■概 要
 タイトル︓『チームレジリエンス 困難と不確実性に強いチームのつくり方』
 著 者:池田 めぐみ・安斎 勇樹
 発売日:2024年5月31日(金)
 価 格:1,980円(税込)
 出版社︓株式会社日本能率協会マネジメントセンター
 頁 数:248ページ
 判 型︓四六判
 ISBN︓9784800591036

■目 次
 第1章 チームの困難と不確実性の科学
 第2章 困難を乗り越えるチームレジリエンス
 第3章 レジリエントなチームは課題を定めて対処する
 第4章 レジリエントなチームは困難から学ぶ
 第5章 レジリエントなチームは被害を最小化する

■書籍内容
組織の危機を救い、困難を成長の機会に変える チームレジリエンス
 現代社会には多くの「困難」が待ち受けています。その困難は「不確実性」によって靄(もや)がかかり、チームをストレスフルな環境に追いやります。この状況を乗り越えるために必要な力がレジリエンスです。危機的な「困難」に直面した際に、精神的に折れずに立ち直り、回復するための能力やプロセスを指します。

 独りよがりのレジリエンスでは、目先のストレスを軽減するだけで、困難と不確実性を低減することはできません。チームに訪れる困難に対して、個人のレジリエンスは焦点をチームから個人へと変え、自身を守る行動に出る可能性を高めます。しかし困難を乗り越えるためには、チーム全体で知恵を出し合い、課題を乗り越え、成果を上げていくことが重要です。メンバー一人ひとりがレジリエンスを高めるだけでなく、チーム全体としてのレジリエンスを高めることで、変化の激しい時代を生き抜く力となるのです。

チームレジリエンスを高める3つのステップ
 本書では、個人レベルのレジリエンスとは異なる、チームレジリエンスを高めるための具体的な方法を3つのステップで解説します。

 ステップ1「課題を定めて対処する」では、困難を個人ではなくチームで共有し課題として捉え直す重要性を説き、ステップ2「困難から学ぶ」では、状況を振り返って整理し、再現可能な対応策を共有することが大切であると伝えます。ステップ3「被害を最小化する」では、問題を早期発見し、対策を練ることで、被害を最小限に抑え、チームが成長するための機会に変えることを目指します。

 国内外の50本を超える研究論文を基にして、企業事例や実践的なフレームワーク、心理学や組織論の知見を交えながら解説しています。
 リーダーだけでなく、チームで働くすべての人にとって、困難を乗り越え、成長を遂げるための羅針盤となる一冊です。

■著者プロフィール
池田 めぐみ
筑波大学 ビジネスサイエンス系 助教
株式会社MIMIGURIリサーチャー
東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。博士(学際情報学)。東京大学大学院情報学環 特任研究員、東京大学 社会科学研究所附属 社会調査・データアーカイブ研究センター 助教を経て2024年4月より現職。
主な研究テーマは、職場のレジリエンス、若手従業員の育成。分担執筆として関わった書籍に『活躍する若手社員をどう育てるか』(慶應義塾大学出版会)、『ジョブ・クラフティング:仕事の自律的再創造に向けた理論的・実践的アプローチ』(白桃書房) など。

安斎 勇樹
株式会社MIMIGURI代表取締役Co-CEO
東京大学大学院 情報学環 客員研究員
1985年生まれ。東京都出身。東京大学工学部卒業、東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。博士(学際情報学)。人と組織の可能性を活かした新しい経営・マネジメント論について探究している。
主な著書に『問いのデザイン:創造的対話のファシリテーション』(共著・学芸出版社)、『問いかけの作法:チームの魅力と才能を引き出す技術』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)『パラドックス思考』(共著・ダイヤモンド社)など。


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■日本能率協会マネジメントセンター<JMAM>
一般社団法人日本能率協会(JMA)から1991年に分社化し、設立。
学びのデザイン事業(人材育成支援・出版)、時間<とき>デザイン事業(NOLTY等の手帳)を柱としています。JMAMは「成長に、寄り添う。」をパーパスとして掲げ、一人ひとりの成長に寄り添い、ありたい姿へと導くパートナーとして伴走します。

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