Grandiosoシリーズ初のネットワーク・オーディオ・トランスポート「Grandioso N1T」を新発売

ティアック株式会社
音楽再生のスタンダードとなった高音質ストリーミングを最高のクオリティーで楽しむため、Grandioso初となる最高峰ストリーミング用トランスポート「Grandioso N1T」がシリーズに加わりました

ESOTERIC（エソテリック）は、Grandioso D1X SE、K1X SEと組み合わせるGrandiosoシリーズ初のネットワーク・オーディオ・トランスポート「Grandioso N1T」を発売いたします。日本国内は2月10日より出荷開始いたします。

グランディオーソ（Grandioso）： 壮大な・堂々とした

ESOTERICは日本発のハイエンド・オーディオ・ブランドとして、1987年のブランド創設以来、絶え間なく高音質再生の限界に挑戦し続けることで、イノベーションの先頭を歩んできました。
ESOTERICの名声とプレステージを支えてきた卓越の音響エンジニアリング、 コストにとらわれない膨大な物量投入、「ミュージアム・クオリティー」の クラフツマンシップ、そして音楽を再生するにふさわしい美しいデザイン。このようなブランドが定める高いクオリティーレベルを最高まで極めた各プロダクトカテゴリーのトップモデルが「Grandioso」です。

カンタービレ（歌うように）、レガート（滑らかに）など、クラシック音楽において、その楽曲をどのようなイメージで演奏するかを示す言葉を発想標語といいます。ESOTERICはフラグシップに相応しい威厳と風格を求め、その想いをグランディオーソ(（壮大な、堂々と、威厳のある）という言葉に込めました。

Grandiosoは、伝説的なスーパーオーディオCDトランスポート・メカニズム「VRDS-ATLAS」、独自のディスクリート回路で構成された「Master Sound Discrete DAC」や「Master Sound Discrete Clock」、「ESOTERIC MagneDrive System」、「MC Balanced Current Input System」、「ES-LINK/ES-LINK Analog」など、独自性の高い数々の技術革新を生み出し、2013年のシリーズ登場以来、ハイエンドオーディオにおけるイノベーション・アイコンとしてのステータスを確立しました。

ストリーミング再生でGrandiosoは新たなステージへ
いまや音楽再生のスタンダードとなった高音質ストリーミングを最高のクオリティーで楽しむため、Grandioso初となる最高峰ストリーミング用トランスポートがシリーズに加わりました。

Grandioso N1Tは、SFPポートに対応した第4世代のネットワーク・エンジン「ESOTERIC Network Engine G4」を搭載し、フラグシップに相応しいパワフルな処理能力と高音質を誇ります。ネットワーク・エンジンとオーディオ回路は、相互のアイソレーションを徹底することで信号の純度を高めています。それぞれに独立した強力なリニア電源を搭載することで、アナログ再生のように滑らかで実在感のあるサウンドを生み出します。
ハイエンドオーディオの現在、そして未来を担うESOTERICの技術と英知を結集したストリーミング・トランスポートがここに完成しました。

N1TをGrandioso P1X SE / D1X SE / G1Xと組み合わせることで、ESOTERIC最高峰の6シャーシ構成セパレートデジタルプレーヤーシステムが完成。スーパーオーディオCDからネットワーク再生までほぼあらゆるデジタルソースに対応します。
その他、モノーラル構成のフラグシップDAC Grandioso D1X SEとの組み合わせによる3筐体のフラグシップ・ストリーマーとして。または内蔵DACにデジタル入力できるGrandioso K1X SEやお気に入りのDACと組み合わせて。卓越のネットワーク・エンジンとピュアなデジタル出力に特化したN1Tは、様々なシステムにフレキシブルに組み合わせることができます。
リスニングシートから、世界のあらゆる音楽にアクセス。まさに夢のように快適な音楽生活を、最高の音質でお楽しみください。

3シャーシのフラグシップネットワークプレーヤー

上段：N1T中段：D1X SE（L-ch）下段：D1X SE（R-ch）
Grandioso N1TとモノーラルDAC D1X SE 2台との組み合わせにより、ESOTERIC最高峰の3シャーシ・ネットワーク・プレーヤーが完成します。2本のHDMIケーブルを使ったES-LINK5接続、D/A回路のL/R完全分離により、優れた解像度とチャンネルセパレーション、ノイズレスでピュアな再生クオリティーを得ることができます。システム合計で７つの独立電源仕様となり、立体的で躍動感にあふれたアナログ再生的なサウンドを至高のクオリティーレベルで体験できるシステムです。

Grandioso K1X SEのポテンシャルを極限まで引き出すネットワークソリューション

上段：K1X SE下段：N1T
N1TをK1X SEに接続することにより、K1X SEが内蔵する「Master Sound Discrete DAC」の卓越したサウンドクオリティーでスーパーオーディオCD、ネットワークソースの両方を存分にお楽しみいただくことができます。N1TのUSB出力は特別なオーディオ専用出力端子で、ES-LINK5と同様ネットワーク・エンジンから完全アイソレートされ、オーディオ専用電源でピュアに信号を送り出すことができ、USB端子を装備した様々なハイエンドDACを接続することができます。

主な特長
●外部DACと接続するストリーミング/音楽ファイル再生用ネットワーク・トランスポート
●モノーラルDAC Grandioso D1X SEと組み合わせて、3筐体の旗艦ネットワークプレーヤーが完成
●Grandioso K1X SEと組み合わせて最高峰のスーパーオーディオCD＋ネットワーク再生環境を構築
●DSD22.5MHz、SFPポートに対応した第4世代「ESOTERIC Network Engine G4」を搭載
●ネットワークからのアイソレートを徹底したオーディオ回路
●ネットワーク/オーディオ回路/コントロール用に独立したリニア電源搭載
●瑞々しい表現力と開放感を生む「ローフィードバック・DCパワーレギュレーター」
●ES-LINK5（独自の超広帯域デジタル伝送。HDMIケーブル）にてESOTERIC製DACと高音質接続が可能
●様々なデジタル機器と接続可能（ES-LINK ×1[L/R]、USB ×1、XLR ×1、COAXIAL ×1）
●ミュージックサーバー機能（大容量USBストレージ2台を接続可能）
●「Master Sound Discrete Clock for Digital Player」搭載
●Grandioso G1Xとのクロックシンク機能
●様々なファイルフォーマットに対応（DSF、DSDIFF、FLAC、Apple Lossless、WAV、AIFF、MQA、MP3、AAC）
●ESOTERIC Sound Streamによるハイレベルな操作性（スマートフォン/タブレット用アプリ）
●様々な音楽配信サービスに対応（Tidal、Qobuz、Roon、Spotify）
●あらゆる振動を最適にコントロールするマルチレイヤー構成シャーシコンストラクション
●セミフローティング・トップパネル
●独自の高音質ピンポイント・アイソレーション・フット

主な仕様
ネットワーク部
●対応ファイルフォーマット：FLAC、Apple Lossless、WAV、AIFF、MQA、DSF、DSDIFF、DoP、　　　MP3、AAC（m4aコンテナ）
●ETHERNET端子：× 1
●SFP端子：× 1
●USBドライブ端子（USB2.0以上推奨）
TYPE-A：× 1
TYPE-C：× 1
（FAT32またはNTFSシングルパーティション、最大供給電流各0.5A）
●対応サンプリング周波数
PCM：44.1k～768kHz、16/24/32bit（32bit整数型フォーマット、32bitフロート・フォーマット）
DSD：2.8MHz、5.6MHz、11.2MHz、22.5MHz
デジタル出力
●ES-LINK端子：× 1（L/R）
●USB端子（USB2.0準拠）：TYPE-A × 1（最大供給電流:0.5A）
●XLR端子（110Ω）× 1
●RCA端子（75Ω）× 1
XLR/RCA出力フォーマット：PCM 44.1k～192kHz、16/24bit、DSD 2.8MHz
クロック入力
●BNC端子：× 1
●入力インピーダンス：50Ω
●入力可能周波数：10MHz（±10ppm）
●入力レベル：0.5～1.0Vrms（サイン波）、TTLレベル相当（矩形波）
外部コントロール入力
●トリガー端子（TRIGGER IN）： × 1（3.5mmモノラルミニジャック）
●入力レベル：12V、1mA
総合
●電源：100V AC 50/60Hz
●消費電力：32W
●スタンバイ時消費電力：0.3W
●外形寸法（W×H×D、突起部含む）：445 × 132 × 448mm
●質量：23.1kg
●付属品：電源コード × 1、HDMIケーブル × 2、取扱説明書、ご愛用者カード
※ 仕様および外観は改善のため予告無く変更することがあります。