秋田・横手の地に誕生!地元ホップを盛り上げるクラフトビール醸造所プロジェクト!

2025.02.03 21:06
秋田県横手市初のクラフトビール醸造所が誕生!地元ホップを使ったビールで地域の魅力を発信し、ホップ産業を未来へとつなぎます。一杯のビールに横手の自然、文化、そして農家の思いを込めて全国へ届ける挑戦です。横手から始まる新しい物語に、ぜひご支援をお願いいたします!初めまして「sunao brewery」津川です!横手のクラフトビール文化を盛り上げます!
「sunao brewery」代表 津川渚奈於
こんにちは!「sunao brewery」代表の津川渚奈於(つかわ・すなお)です。秋田県横手市初のクラフトビール醸造所として「地元のホップを使った地域密着型ビール」を通じて、新しい地域活性化の形を作りたいと考えています。2024年12月、ようやく、やっっっっっと!、ついに念願の発泡酒免許を取得しました。これを機に、横手市をクラフトビール文化の新たな拠点として育て、地元ホップ農家の未来を守る活動をスタートさせます。
自分は横手市で育ち、県外の大学へ進学後、東京で会社員生活を経験し、醸造所勤務を経て地元へ戻ってきました。醸造所開設に先立ち、2024年2月に「sunao brewery」のタップルームをオープンさせ、さまざまなビールを提供しながら、地元のお客様にクラフトビールの魅力を発信してきました。地元の人はもちろん、全国のビールファンの方々と横手のクラフトビール文化を盛り上たいと思っています。この想い多くの方に認知していただき、成就させるため、クラウドファンディングに挑戦します。ご支援よろしくお願いします。
横手市のホップを守る:地域の未来を醸す挑戦
横手市大雄地区は、かつて日本一のホップ産地として輝かしい歴史を持つ地域です。1971年にホップ栽培が始まり、最盛期には133戸の農家が62ヘクタールで栽培を行っていました。その品質の高さから、「日本のビールを支える基盤」とも呼ばれていたほどです。しかし、時代の変化とともに農家の高齢化や後継者不足が進み、現在では20戸、16ヘクタールと、かつての面影は薄れつつあります。それでも、大雄のホップは変わらず高い品質を誇り、全国のビールメーカーからも評価を受けています。この貴重なホップを未来に残すこと、それが「sunao brewery」の使命です。このプロジェクトで、支援者さまとともに、その第一歩を踏み出させたらうれしいです。
地元ホップを守り、活かす意義
大雄産ホップの最大の特徴は、そのフレッシュで香り高い風味です。寒暖差のある気候と肥沃な大地が生み出す独自の個性は、他のどの地域にもない魅力です。一つひとつ丁寧に育てられたホップには、農家の知恵、技術、そして地域への誇りが込められています。しかし、このホップの価値は、ただ「地元だけのもの」に留まっていては輝きを失ってしまいます。私たちは、この横手のホップをクラフトビールという形にして全国に届けたいと考えています。それは、ただの飲み物ではありません。「地域の物語を語る一杯」として、横手市の自然、歴史、文化、そして人々の想いを伝えるものです。
■輸入ホップが主流の中での挑戦
現在、日本国内の多くのクラフトビールが輸入ホップに頼っているのが現状です。その中で、国産ホップ、特に大雄産ホップを使ったビールづくりは、地元農家を支えるだけでなく、日本全体のホップ産業に新たな希望をもたらす第一歩になると信じています。地元のホップを使うことは、単なる原料選びではありません。「地元農家の思いをつなぎ、地域の未来を創る」という強い使命感に基づいた行動です。一杯のビールに込められたホップの物語は、飲む人々に地域の魅力を伝える力を持っています。
sunao breweryとは?
「sunao brewery」という名前には、私たちのビールづくりに対する強い想いが込められています。一つは、私自身の名前「渚奈於(すなお)」に由来するもの。そしてもう一つは、「人としてすなおに生きる」という価値観を、ビールを通じて皆さまと共有したいという願いです。
店内
「すなお」とは、無理をしない、自分らしくあること。必要なものを必要な分だけ丁寧に楽しむこと。そんな、すなおな生き方を体現する場所、それが「sunao brewery」です。大量生産大量消費から離れた、すなおな消費の提案したいと考えています。便利さを追い求める一方で、私たちは本当に大切なものを見失っているのかもしれません。
委託醸造ビール(左)と店内(右)
「sunao brewery」は、この大量生産・大量消費の現代の流れから少し離れ、「自分にとって本当に必要なものを見つける喜び」を提供したいと考えています。私たちのビールは、美味しいビールであることを目指しますが、大量生産品のように「安定した同じ味」を追求するのではなく、地元産ホップの個性や季節の移ろいを感じられる一杯にしたいと思っています。
提供ビールとフード例
現在の準備状況
設備の導入が完了しました。12月19日に待ちに待った醸造免許を取得できました。12月24日には、初めての仕込みをしました。醸造設備の発注・輸入作業を自分で行なったため、業界の常識が分からず、やり取りにも苦労しました。特に輸入申請や醸造免許申請作業の書類は細かなところを何度も何度も指摘を受け、修正に修正を重ねました。設備の搬入も、それはもう大変でした。さらに搬入後も設備同士の配管が連結できないため、重量物の設備の微調整を何度も行いました。
配管が合わない様子
クラフトビールらしい味わいを楽しめる一方で、食事と一緒に楽しめるビールを仕込んでいます。1stバッチのビールは個人的に好きなビアスタイルの「サワーエール」です。クラフトビールファンからは「1stバッチにソレ来たか!」と、クラフトビールに馴染みのない方には「こんなのもビールなんだ!」といい意味で裏切る事が出来たらと思い、サワーエールに決めました。
委託醸造ビールクラフトビールを飲んだことのない人、クラフトビール好きな人、いろんな人たちに飲んでほしい、そして、 クラフトビールの世界の広さを知っていただくきっかけになってもらえたら嬉しいです。「サワーエール」は、一般的に酸味のあるビールスタイルで、独自の発酵プロセスによって独特な風味が生まれます。通常のビールがホップやモルトの香ばしさを基にした味わいを持つのに対し、サワービールは乳酸菌や野生酵母を使用して醸造されるため、爽やかでフルーティーな酸味が強調されます。
ホップはビールの苦味、香り、保存性を担っています。品種も300種類以上存在すると言われており、苦味や香りは品種により様々です。さらに使用する量やタイミングによってビールに乗る苦味や香りは変化します。よくグレープフルーツが入ってないビールでも、グレープフルーツの香りがするというのはホップによるものです。多くは海外産のホップを使用しており、ペレット状のものが流通しています。ホップは、ビールの「味の土台」と「個性」を作るスパイスのような存在です。苦味や香り、保存性を与えることで、ビールを単なる麦汁から、あの美味しい飲み物に変える魔法の材料です。
設置された発酵タンク横手市大雄のホップの産地の現状
横手市大雄(旧大雄村)で1971年に転作作物として始まったホップ栽培。最盛期の1987年には133戸が62ヘクタールで作付けしていましたが、農家の高齢化や後継者不足により縮小が進み、現在は20戸、16ヘクタールまで減っています。2007~2010年度は4年連続、2017年度もホップ生産量日本一となるなど、ホップは市を代表する農作物です。ただ生産されたホップは大手ビールメーカーに納められることから、地元でもあまり目にすることはありません。
横手のホップ
現在では日本各地にクラフトビール醸造所があり、美味しいクラフトビールを醸造しています。しかし、日本国内で生産されているクラフトビールの多くが、輸入された麦とホップを使用しています。
「何げなく飲んでいたビールの原料、知らなかった」
「ホップは輸入のイメージが強い」などの声も聞きました。
横手のホップ畑横手市とは
秋田県南に位置する横手市は、自然に囲まれ、山々や美しい風景が広がっています。横手は日本一広い『横手盆地』として知られています。肥沃な大地が広がり、四季がハッキリしていることから寒暖差があります。これらのおかげで、おいしい米の栽培は当然のことながらリンゴやブドウなど、さまざまなフルーツの産地として知られています。
横手の街並み
全国的に有名な小正月行事「かまくら」。日没とともにかまくら内部に明かりがともり、雪国情緒たっぷりの幻想的な雰囲気に包まれます。かまくらは、元来、正月に使用した門松やしめ縄などを積み、雪室の中で燃やした別の名前の行事でした。横手のかまくらは、江戸末期以降に子供だけの遊びとして継承され、水神様をまつっていることが特色で、全国から観光客が訪れます。
かまくら
河川敷に広がるミニかまくら応援メッセージ
横手市ホップ農家・美頭皓之さん(右)
横手市ホップ農家・美頭皓之さん
ホップの産地に待望のブルワリーが出来た!ホップ農家としてこんなにハッピーなことはない。
sunaobreweryには、ホップの産地だから出来るものこと、横手で育った醸造家だから見えるヴィジョンを大切に、チャレンジなビールを醸造してもらいたい。
ビールの醸造レシピも彼の哲学が詰まった、ファニーなものになるだろう。私も彼のホップへのリクエストにアジャストできるよう、ホップ栽培を盛り上げたい。クラフトビールの文化をみんなで共有しませんか?みんなで乾杯しよう!
合同会社Anique 斉藤美奈子さん
合同会社Anique 斉藤美奈子さん
『秋田のワクワクする未来を一緒に創る同志』。私は「sunao brewery」の大ファンの一人です。
すなおさんの穏やかな印象とは反対に、ビールづくりへの情熱と、ビールづくりを通して横手を盛り上げていきたいという地元への想いを持ち、着実に前に突き進んでいく様子にとても刺激を受けてきました。思うように進まないことも多々ある中でも弱音を吐かずに「自分が今やるべきこと、できることに集中」し、念願の酒造免許も無事に取得できました。(おめでとうございます!!)
ずっとずっと楽しみにしていたすなおさんのファーストバッジの完成が目前です。
そして、ビールづくりだけなく、ビールに最高に合う旬の料理もsunao breweryの楽しみの一つです!!秋田で共にチャレンジする仲間として、このクラファンを全力で応援します!!
皆さん、ぜひsunao breweryで一緒にKANPAIしましょうー!!リターンについて
【お礼のメッセージ】
感謝の気持ちを込めて、お礼のメッセージをお送りします。
【ロゴ入りグラウラー】
タイガー魔法瓶株式会社の冷温炭酸OKな水筒にsunao breweryのロゴを入れました。ビールの持ち帰りはもちろん、職場にコーヒーを持って行くなどの日常使いも出来ます!

【缶ビール 6本SET】
オリジナルビール3液種を各2本の6本セット。遠方の方でなかなか店舗に足を運べないけど気になっていました〜!の方、お待たせしました!美味しいビールをお届けします。ビールが届いたら美味しいうちにお楽しみいただけたらと思います。

【白岩焼きビアマグ】
秋田県に江戸時代から伝わる白岩焼の窯元、白岩焼和兵衛窯さん(
)のマグカップ。窯元の渡邊葵さん(
)と打ち合わせを重ね、サイズ、色等を決定しました。サイズ感やフォルムが可愛らしくビールはもちろんコーヒーやワインを入れてもよし!
【白岩焼きお皿】
ビアマグと同じく、白岩焼和兵衛窯さんのオシャレなお皿をご用意しました。三日月を思わせるデザインと深い青色が特徴的なお皿。お気に入りのおつまみを盛り付けるだけで、普段のビールを囲む食卓が少し華やぎます!
【お家で満喫セット】
グラウラー、ビアマグ、お皿のセット!
グラウラーでビールを汲んで帰宅し、お気に入りのおつまみをお皿に、ビアマグにビールを注ぐ。忙しい毎日でもお家でもsunao breweryを大満喫できちゃいます!
【オリジナルスウェット】
クラファン限定でナンバリングを入れるオリジナルスウェット!
sunao breweryのロゴワッペンを左袖にさりげなくあしらいました。右後ろ裾にはsunao breweryのロゴ文字をホップをイメージする緑色で刺繍を施します。
主張が強くなく普段使いもできちゃうデザインです。
【飲食店割引券】
お店に来られる方必見!店舗で飲食された時に使用できるチケットを発券します。

【オリジナルビール醸造】
記念品としてやお店、会社のオリジナルビールを300L作ります。
一緒にオリジナルビールを醸造しましょう!レシピ作成から一緒に伴走し、作り上げてゆきます。
納品方法は缶(350ml)、樽(15L)です。詳細はご相談の上決定いたします。
さまざまな組み合わせでリターンを考えました。気に入ったものがありましたら、ご支援よろしくお願いします。

資金の使い道について
この資金は以下のように活用します。
・横手産ホップをはじめとする醸造原料の購入
・缶の購入や工場の作業環境整備の備品購入
・販促活動
・クラウドファンディング手数料
スケジュール
2024年12月 酒造免許及び酒販免許の取得、 醸造開始
2025年2月 クラウドファンディングスタート
2025年3月 クラウドファンディング終了
2025年4月 リターン発送 ※リターン発送が遅れる場合にはご連絡差し上げます。
最後に
今や日本全国に約800以上ものブルワリーが群雄割拠しています。そんな中で現在海外産のホップが多く使用されているのが現状です。それらブルワリーが、一部でも国産ホップを使うようになったら、横手のホップだけでなく、国内のホップ業界、クラフトビール業界に少し明るい未来があるんじゃないかと考えています。「sunao brewery」の活動が盛り上がることにより、横手市はもちろん、ホップ業界が少しでも元気になってほしいと願っています。この願いに共感してくださった方は、ご支援よろしくお願いします。
横手の田んぼと広い空酒類販売管理者標識
1.販売場の名称及び所在地
 秋田県横手市田中町4-25 sunao brewery
2.酒類販売管理者の氏名
 津川渚奈於
3.酒類販売管理研修受講年月日
 令和5年9月14日
4.次回研修の受講期限
 令和8年9月14日
5.研修実施団体名
 全国酒販協同組合連合会

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