京友禅の”柄”を現代へ再解釈する「KYOTO KENRAN - 京都絢爛」、舞扇堂とコラボした京扇子を発表。

2025.01.30 11:00
株式会社伊地智写真型製作所
2025年2月12日-2月14日開催「東京インターナショナルギフトショー」で初お披露目。ドバイ「JAPAN TRADE EXHIBITION in DUBAI 2025」にも出品
株式会社伊地智写真型製作所(本社:京都市左京区 / 代表取締役:伊地智勲)が展開する、伝統的な京友禅の図柄を現代に再昇華し、未来へ紡いでいくアートブランド「KYOTO KENRAN - 京都絢爛」は、この度、京扇子の老舗、株式会社舞扇堂(本社:京都市伏見区 / 代表取締役:水上隆仁)とコラボレーションし、新たな”京都絢爛扇子”を発表いたします。
また、2025年2月12日から14日に開催される東京インターナショナルギフトショーにて初お披露目を行い、その後ドバイで開催されるJAPAN TRADE EXHIBITION in DUBAI 2025にも出品いたします。
「KYOTO KENRAN - 京都絢爛」とは
「KYOTO KENRAN - 京都絢爛」は、京友禅の伝統的な図柄を現代の視点で再解釈し、新たな表現を生み出すアートブランドです。受け継がれてきた美意識を尊重しながらも、固定概念にとらわれず、多様なプロダクトやクリエイションへと昇華させることを目的としています。
京都に蓄積された歴史的なデザイン資産を現代の感性と融合させ、新たな形で発信することで、日本の文化が持つ可能性を広げることを目指しています。今回の京扇子とのコラボレーションをはじめ、今後もさまざまな分野の企業やクリエイターとの協業を通じて、伝統と革新の融合を探求していきます。
コンセプト
『絢爛』という感性をいまに活かす
古都・京都の栄華を象徴する京友禅は、絢爛豪華。
そのデザイン性は、ずっと日本人のハレの日を支えてきました。
しかし日本人のアイデンティティが薄れるにつれてその感性も、文化と共に失われつつあります。
日常的で身近なものに覆われていく日本。
その日本に、いま必要なのは心を満たしてくれる豊かさだと思うのです。
それは、いつかの京都にあった絢爛豪華な姿なのではないでしょうか?
「KYOTO KENRAN - 京都絢爛」は、
これまで京友禅のデザインとして描かれてきた絢爛豪華な作品を、
いまあるものに掛け合わせて、
現代にその文化的価値を受け継いでいくことを目指したプロジェクトです。
日本が紡いできた華やかで美しい感性が、日本の豊かさを再生する。
それを「KYOTO KENRAN - 京都絢爛」で成し遂げていきたいと思います。


京都絢爛扇子について
コラボレーションに至った背景
「KYOTO KENRAN - 京都絢爛」と舞扇堂は、京都の伝統工芸を未来へ受け継ぐという共通の想いのもと、新たな京扇子の制作に取り組みました。長い歴史を持つ京友禅の柄を現代へ再解釈して制作したアートブランド「KYOTO KENRAN - 京都絢爛」に、舞扇堂の卓越した職人技を掛け合わせることで、京都が育んできた美意識を体現するプロダクトが誕生しました。

京都絢爛扇子の特徴
「KYOTO KENRAN - 京都絢爛」と舞扇堂のコラボレーションにより、日本古来の美意識と現代性を融合させたアートと、代々受け継がれてきた京都の職人技が光る特別な京扇子を展開します。
実用性に優れた「通常扇子」とインテリアやギフトに最適な「飾り扇子」の2種類のプロダクトは、いずれの製品も、伝統的な京友禅の美しさにモダンな感覚を取り入れたデザインが特徴です。華やかな色彩や繊細な模様があしらわれた「京都絢爛扇子」は、京都の伝統工芸と現代デザインが織りなす唯一無二のプロダクトです。

採用した図柄について
京都絢爛扇子では「京都絢爛」の図柄から、以下の8種類を採用しています。
- 束ね熨斗鷹文(タバネノシタカモン)
- 流水に鯉鷹文(リュウスイニコイタカモン)
- 松に鷹文(マツニタカモン)
- 菊露芝文(キクツユシバモン)
- 花尽くし水引文(ハナツクシミズヒキモン)
- 雅久寿玉文(ミヤビクスダマモン)
- 松に二居鷹文(マツニフタモトタカモン)
- 椿牡丹文(ツバキボタンモン)
商品概要
飾り扇子
京都絢爛の独自の色彩と表現が際立つ、アートピースとしての飾り扇子。伝統の枠を超えた新しいデザインが、空間に鮮やかな個性と洗練された美しさをもたらします。
束ね熨斗鷹文
流水に鯉鷹文
KYOTO KENRAN ARTと飾り扇子(束ね熨斗鷹文)
KYOTO KENRAN ARTと飾り扇子(流水に鯉鷹文)


 閉じた長さ:約23.5cm
 開いた状態:約46.5cm
 素材:紙・竹
 重さ:50g
 国内参考上代:¥15,000-
通常扇子
新たな視点から京都と日本の美を捉えた、日常に取り入れやすい扇子。軽やかな作りながらも、印象的な色彩とモチーフが使う人の感性を刺激します。現代のライフスタイルにもなじむ、洗練されたデザインのアイテムです。
椿牡丹文
松に二居鷹文
花尽くし水引文
菊露芝文
松に鷹文
雅久寿玉文


 閉じた長さ:約22cm
 開いた状態:約36cm
 素材:紙・竹
 重さ:25g
 国内参考上代:¥8,000-
今後の展開について
京都絢爛の新たなプロジェクト「京都絢爛扇子」は、国内外の展示会でお披露目いたします。

- 第99回 東京インターナショナル・ギフト・ショー春2025
開催期間:2025年2月12日(水)~14日(金)
会場:東京ビッグサイト、「京都知恵産業フェア」エリアにて出展

- JAPAN TRADE EXHIBITION in DUBAI 2025
開催期間:2025年2月10日(月)~12日(水)
会場:ドバイワールドトレードセンター、Absolute Design株式会社様ブースにて出品



会社概要
株式会社舞扇堂

所在地: 京都市伏見区桃山羽柴長吉東町56
代表者: 水上隆仁
事業内容: 扇子製造
ウェブサイト:
株式会社伊地智写真型製作所
創業90年、三代にわたりシルクスクリーンの製版に携わり、京友禅のデザインを紡いできました。
その感性や芸術的価値はこれまで職人の手元で散在し、十分にアーカイブされてきませんでした。
京友禅は、柄の一つ一つに深い意味と秘められた力を宿す、日本の伝統文化の象徴です。
「京都絢爛」を通じて、美的価値の高いデザインのみならず、日本人が持つ類まれな精神文化を次世代に受け継ぎたいと考えています。

会社名:株式会社伊地智写真型製作所
所在地:京都市左京区田中飛鳥井町30
設立:1935年
資本金:1,000万円
代表者取締役:伊地智 勲
京都芸術大学付属 京都芸術デザイン専門学校インターンシップ提携企業
京都絢爛URL:

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