一般財団法人日本規格協会
一般財団法人日本規格協会（本部：東京都港区、理事長：朝日弘）は、2025年1月に以下の規格の邦訳（英・日対訳版）4点を発行いたしました。
-ISO 14630:2024「非能動外科用インプラント-一般要求事項」
-CISPR 11 Ed. 7.0 CMV:2024「工業，科学及び医療用機器-無線周波妨害特性-限度値及び測定方法」
-ISO 23117-1:2023「農林業用機械-無人航空機散布システム-第1部：環境要求事項」
-IEC/TS 61508-3-2 Ed. 1.0:2024 (en)「電気・電子・プログラマブル電子安全関連系の機能安全-第3-2 部：ソフトウェアとそのドキュメントの正確な特性を確立するための数学的及び論理的技法の使用に関する要求事項と手引」
▼規格情報
ISO 14630:2024
非能動外科用インプラント-一般要求事項
Non-active surgical implants -- General requirements
《英語》 税込価格：25,410円 A4判 21頁
《邦訳（英・日対訳版）》 税込価格：45,738円 A4判 56頁
本規格は、非能動外科用インプラントの一般要求事項を規定します。具体的には材料、製造、滅菌、包装および製造業者が提供する情報に関する要求事項、並びにこれらの要求事項への適合を実証する試験等について規定します。
ただし、歯科インプラント、歯科修復材料、経歯根管インプラントおよび経歯根インプラント、眼内レンズ、および生育可能な動物組織またはヒト組織を使用するインプラントには本規格は適用しません。
CISPR 11 Ed. 7.0 CMV:2024
工業，科学及び医療用機器-無線周波妨害特性-限度値及び測定方法
Industrial, scientific and medical equipment - Radio-frequency disturbance characteristics - Limits and methods of measurement
《英語》 税込価格：144,375円 A4判 313頁
《邦訳（英・日対訳版）》 税込価格：205,832円 A4判 318頁
本規格は、工業、科学および医療用機器の電気的適用が意図された機器からのラジオ波／高周波(RF)妨害の制御に関する一般要求事項の他、国際電気通信連合(ITU)の定義におけるISM RF用途によって引き起こされるRF妨害の制御に関する特定要求事項を規定します。
Commented version(CMV版)とは？
最新版とその改訂前の版との違いがカラーで示され、改訂箇所が一目でわかる商品です。さらに、本文中に改訂箇所に関するエキスパートのコメントが収録されており、ポップアップで表示することが可能です。全てのコメントは、原文CMV版巻末のコメントリストのページにて一覧となっています。
※邦訳CMV版の構成は、一部例外を除き、前半に原文CMV版（コメントリストのみ対訳）、後半にCMV版ではない正式規格の対訳版、という構成になっておりますので、ご注意ください。エキスパートコメントの邦訳は、原文CMV版巻末に掲載するコメントリストでご確認いただけます。
ISO 23117-1:2023
農林業用機械-無人航空機散布システム-第1部：環境要求事項
Agricultural and forestry machinery -- Unmanned aerial spraying systems -- Part 1: Environmental requirements
《英語》 税込価格：12,512円 A4判 12頁
《邦訳（英・日対訳版）》 税込価格：22,517円 A4判 38頁
近年、農業目的における無人航空機システム(UAS)の有用性が向上しています。しかし、UASに搭載される無人航空機散布システム(UASS)からの植物保護資材(PPPs)の散布は、作業ミスや作業中の事故など様々な形で周辺に影響を与える恐れがあるため、植物保護の観点から、生物学的および生態学的に配慮することが重要となっています。
本規格は、ISO 16119-1（農業及び林業機械-スプレイヤに対する環境要求事項-第1部：一般）と併用することで、UASSからのPPPs散布において環境汚染の潜在的危険性を最小化するための最低限の要求事項を規定します。
IEC/TS 61508-3-2 Ed. 1.0:2024 (en)
電気・電子・プログラマブル電子安全関連系の機能安全-第3-2 部：ソフトウェアとそのドキュメントの正確な特性を確立するための数学的及び論理的技法の使用に関する要求事項と手引
Functional safety of electrical/electronic/programmable electronic safety-related systems - Part 3-2: Requirements and guidance in the use of mathematical and logical techniques for establishing exact properties of software and its documentation
《英語》 税込価格：36,575円 A4判 27頁
《邦訳（英・日対訳版）》 税込価格：65,835円 A4判 60頁
本技術仕様書は、IEC 61508-3に従って開発される安全関連ソフトウェアの保証を対象としています。本書で指定された保証ポイントの一部または全てを使用することで、特定の安全関連ソフトウェアが実装する安全機能の安全度水準(SIL)の要件を満たしているという信頼性が高まり、ソフトウェアの系統的な能力が向上することが期待できます。
※為替相場の急激な変動があった場合は、価格を変更する場合がございます。ご了承ください。
日本規格協会では、お客様からのご要望や社会的ニーズにお応えし、一部の国際規格・海外規格について、邦訳版を作成しています。ぜひご活用ください。
（担当部門：出版情報事業本部 販売サービスチーム E-MAIL：csd@jsa.or.jp）
●日本規格協会（JSA）グループについて
1945年12月に、標準化及び管理技術の開発、普及、啓発などを目的に設立された、一般財団法人日本規格協会を中核とするグループです。
我が国の総合的標準化機関として、当グループでは、JIS、国際規格（ISO・IEC規格）、JSA規格の開発、JIS規格票の発行と販売、国際規格・海外規格の頒布、多彩なセミナーの提供、ISO 9001やISO 14001をはじめとする各種マネジメントシステムの審査登録、各種サービスに関する認証、マネジメントシステム審査員などの資格登録、品質管理検定（QC検定）といった多様な事業に取り組んでおります。
