【パラスパレス】アパレルブランドとして伝えたいコト

(株)カイタックインターナショナル　パームスカンパニ
シーズン毎の季刊誌、2025年春号の配布が始まりました

パラスパレスは、日本のものづくりを中心に据えた服を企画するブランド。春夏秋冬のテーマに沿った商品のリリースに併せて刊行しているシーズンブックは、2025年春号で87号目になりました。全国のパラスパレス店舗で無料配布、およびオンラインストアでのご注文に同梱しての発送もしています。

各シーズンの商品イメージを伝える一方、作り手のこだわりを発信するツールとして、「テシゴトのコト」というコラムを掲載しています。商品を気に入って購入していただくブランドの顧客はもちろん、初めてパラスパレスに触れる人にも、服づくりがいかにおもしろく、地道で、苦労と喜びに溢れているか、洋服ができるまでのストーリーを知っていただきたいというのが狙いです。ものづくりの舞台裏を知ることで、洋服への愛着が深まればいいなと考えています。

20年以上に渡り刊行しているシーズンブック

いつもはそのシーズンのなかで特にこだわりの強かったアイテムの裏話を取り上げています。翻って今号では、服づくりそのものに焦点を当て、服の大元である原料についても触れました。地球温暖化や環境問題への取り組みを強く意識する時代だからこそ、畑で咲く綿花や農場で飼育される羊が、農業に携わる方々の努力で大切に育てられていることに、改めて目を向けていきたいと考えたからです。

コラムでは、工場の職人、デザイナー、パタンナーなど、毎号スポットを変えて取り上げている

近年は売られているほとんどの食料品価格が高騰し、その状況が天候不順や生産現場での経費が増大していることによるものだと、多くの人が理解してきています。洋服の現場でも価格高騰が続いていますが、それはやはり食料品と同様のことが原因です。洋服が元をたどれば農畜産物であるとは、普段の生活の中でなかなか気付かないものです。

農畜産物から洋服になるまで、多くの人の手を渡ってきた長い道のりに思いを馳せ、「洋服を大切に着よう」と思う人がひとりでも多くなるよう、パラスパレスでは今後も発信を続けていきます。シーズンブックは１、４、７、１０月の初旬頃から配布がはじまります。ぜひ手に取ってご覧ください。

＜シーズンブック配布店舗＞
PAL’LAS PALACE　全国45店舗

オンラインストア（ご注文時、商品と同梱にて配送）　

パラスパレスは1998年にスタートした日本のブランド。「人の手が作り出す繊細で柔らかな味わいを大切に、心と体をやさしくつつむモノづくり」をコンセプトに、ファッションを通じて日本の美を大切にすることを目指しています。糸や生地からデザインし、日本製をメインに、着心地、シルエットにこだわった商品を、オリジナルの風呂敷に包んでお渡ししています。