本日発売! 宮本輝さん初の大河歴史小説『潮音(ちょうおん)』  4カ月連続で刊行!

2025.01.20 10:00
株式会社文藝春秋
幕末から明治初期の激動の時代を、越中富山の薬売りの目から描いた壮大なストーリー。

株式会社文藝春秋(本社:東京都千代田区 社長:飯窪成幸)は、宮本輝さん初の大河歴史小説『潮音(ちょうおん)』(全4巻)を、1月20日(月)より4カ月連続で刊行します。

富山を舞台に描かれる、現代日本人の「羅針盤」となる大長編の誕生です。
『潮音 第一巻』宮本輝


■『潮音』の紹介
幕末から明治初期の激動の時代を、越中富山の薬売りの目から描いた壮大な歴史小説。

幕末の富山藩に生まれた川上弥一は、藩を挙げての産業・売薬業に身を投じる。
やがて薩摩藩を担当する行商人となった弥一は、じょじょに薩摩藩の内情に通じてゆく。
そこには薩摩藩が幕府に対抗するだけの力を蓄えた秘密が隠されていた――。

黒船来航から始まる幕府の危機、明治維新、そして日本の近代化の幕開けと、司馬遼太郎さんの作品群を彷彿とさせるような歴史ロマンが展開します。
さらに、人間の生きる意味への深い問いかけがたくさん詰まっているのも、宮本文学ならでは。
第二の開国(グローバリゼーションや通貨変動)にさらされる現代日本人にとって、「羅針盤」となる大長編です。


■宮本輝さんからのメッセージ
「十年がかりで書き上げました。薬売りたちと幕末・明治の長い旅をどうかお楽しみください」


                      ■ ■


■初回配本限定特典「讀む藥」を全4巻に
実際に江戸時代に使われていた「薬袋」を模した特典冊子「讀む藥」を全巻に差し込みます(初回配本限定)。
著者宮本さんが読者にあてた、全4巻それぞれ違う、直筆の「ことば」が入っています。
ファンにとっては、まさに垂涎の特典となるでしょう。




■宮本さんトークイベントin富山、開催決定!
『潮音』の刊行を記念し、物語の舞台となった富山で著者自ら執筆を振り返り、創作の苦労を語るトークイベントが開かれます。
※会場参加の募集は締め切りましたが、オンライン聴講が可能です。
また当日会場では『潮音 第一巻』のサイン本販売も予定しています。
■内容:宮本輝新著を語る 「潮音」トークライブ
■日時:2025年1月25日(土)午後2時~
■場所:北日本新聞ホール(富山市安住町2-14)
■定員:オンライン先着300人 ※会場参加の募集は締め切りました
■主催:北日本新聞社
■特別協力:文藝春秋

参加申込は、こちらから。
■著者プロフィール
宮本 輝さん近影

宮本 輝(Teru Miyamoto)
1947年、兵庫県神戸市生れ。追手門学院大学文学部卒業。広告代理店勤務等を経て、1977年「泥の河」で太宰治賞を、翌年「螢川」で芥川賞を受賞。その後、結核のため3年ほどの療養生活を送るが、回復後、旺盛な執筆活動をすすめる。『道頓堀川』『錦繍』『青が散る』『流転の海』(全9部。毎日芸術賞)『春の夢』『優駿』(吉川英治文学賞)『約束の冬』(芸術選奨文部科学大臣賞)『骸骨ビルの庭』(司馬遼太郎賞)『田園発 港行き自転車』『よき時を思う』等著書多数。

■書誌情報
『潮音 第一巻』宮本輝
書 名:『潮音 第一巻』
著 者:宮本輝
定 価:2,420円(税込)
出版社:文藝春秋
発売日:2025年1月20日
ISBN: 978-4-16-391936-2
書誌URL:

あわせて読みたい

じつは、徳川慶喜は1868年に「大失策」を犯していた…明治人が見た「幕末・維新」の意外な実態
現代ビジネス
幕末日本の対立構図は「尊王攘夷vs.公武合体」ではなかった…イメージをくつがえす「専門家の見方」
現代ビジネス
いつもの朝食プラス「Y1000」でウェルネスライフ。管理栄養士が奨める新習慣!
antenna
創業100周年企画【富山の老舗コラボ 日の出屋製菓×藤岡園】秋冬人気商品「チョコっとあられ」が藤岡園とコラボ!富山棒茶を使用した「チョコっとあられ 富山棒茶」
PR TIMES
[プリンスリーグ北信越1部]5発快勝の日本文理が暫定2位浮上…新潟U-18vs星稜はドロー決着:第17節
ゲキサカ
期間限定「みかん香る 濃厚しょこら大福」を販売
PR TIMES Topics
テリー伊藤が大絶賛!「船でしか行けない」「古き良き映画の主人公にさせてくれる」特別な温泉宿4選
東京カレンダー
マニアックな錦絵が勢ぞろい。国立歴史民俗博物館で企画展示「時代を映す錦絵ー浮世絵師が描いた幕末・明治ー」が開催へ
美術手帖
【生クリーム専門店ミルク】バレンタイン限定の濃厚ショコラチーズケーキ
PR TIMES Topics
「6年連続で日本一幸福な県は?」「そろばん教室が人口あたり日本一」その意外な都道府県の正体
現代ビジネス
「新生明治国家の旗印」初代神武天皇の謎にせまる
Wedge[国内+ライフ]
バレンタイン限定スイーツ、フィレンツェ生まれの伝統菓子「ZUCCOTTO」
PR TIMES Topics
一番最初に日本に来たアメリカ人は?→「ペリーに決まってるじゃん」と即答する人が知らない史実
ダイヤモンド・オンライン
【漢字穴埋めクイズ】□に入る漢字は何?
citrus
「旧車って、人間味があるんです」’80年代のトヨタ「コロナバン」に注ぐ並々ならぬ愛情
OCEANS
事実上の人身売買「吉原遊女」たちの悲喜こもごも
東洋経済オンライン
「日本の初代天皇」とされる「神武天皇」のお墓がどこにあるか知っていますか
現代ビジネス
「遊女」は平安時代から存在した…「遊廓」が幕府公認になるまでの「忘れられた歴史」
現代ビジネス